義母が「カギ」をかけ忘れないための衝撃の行動2023

義母の「カギ忘れ対策」にスマートコントロールキー2023

義母とのつき合い方

義母が、家のカギを持って出るのを忘れ近所に助けを求めた。

ケアマネージャーが発見し、家に連れ帰ることが出来たが、

カギを持って出るのを忘れたのは、これで2回目だった。

 

妻も私も認知症かと思ったが、ただカギを忘れただけだったようだ。

とは言え、いつも幸いにことが進むとは限らない。

結果、最悪を想定し顔認証で家に入る手段を選択することにした。

しかしながら、顔認証登録は義母には過酷な試練になりました😅。

初めに、顔のデータを認証システムに登録しなければなりません。

ドアの前に立ち、上下左右と顔の向きを変えカメラに認証させます。

ドアユニットの音声から、最初の難関が流れます。

「登録を開始します」

「顔認証ユニットの約50㎝のところでセンサーの方を真っすぐ向いて下さい」と流れますが、

義母は、真っすぐに立って居るつもりでも、そうはなっていない。

妻が、「お母さん、真っすぐ立ってー!」と声を掛けるが、本人には届かない。

妻がまた、「お母さん、まだ真っすぐ立って無いょー!」と言っても、

思い通りに動けず、妻が無理やり身体を固定する。

結局、なんやかんやと時間オーバーになり、最初からやり直し。

もみ合っている間に、いつの間にか認識できドアユニットから、

「ピッ! 右を向いて下さい!」

「ピッ! 左を向いて下さい!」

「ピッ! 下を向いて下さい!」

「ピッ! 上を向いて下さい!」

と一定間隔でクールに指示が流れてくる。

義母は、反応のタイミングが遅れるので、妻が両手で顔の向きを変える。

また、時間オーバーで、

「ピッ! ピッ!登録ができませんでした。もう一度遣り直して下さい」とやり直し。

何回目かでようやく登録完了できたが、全員、すでに疲労こんぱい。

他人からみたら虐待とも見える光景が2つ目の難関でした。


最後の難関は、登録情報の動作テストです。

結果、義母だけが何回トライしても反応しませんでした。

義母の忍耐力もそろそろ限界に近付き、顔認証を諦めることにしました。

一方、顔認証だけで出入りできるシステムであっても、

非常用にスマートコントロールキーを携行する必要があります

義母は顔認証だけで用が足せば、カギは要らないと考える気質です。

だからこそ、カギを忘れるリスクが高まる可能性があると思いました。

顔認証システムは、カギを紛失しても解錠できますが、

あらゆる利便性を、義母にレクチャーをすると、返って混乱を招くと思い、

カギを持っているだけで、ハンドルタッチで解錠できる方法に替えました

結局、カギを忘れると、家に入れない現実は前と同じでした。

そして、その対策が「カギをかけて家をでる習慣」をつけることでした。

「お母さん!カギをかけて出て行って下さいねぇー!」と、何度も声をかけました。

一番大事なことを一つだけ、実践して貰うことにしました。

義母が「カギ」をかけ忘れないために衝撃の行動2023

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