読売新聞[人生案内]に、度々お金をせびる母に悩む40代娘の投稿をみました。夫と子供2人の4人暮らし。母親は兄と同居で2人暮らし。2人とも働きながら2人とも浪費家。母親から「給湯器を買うお金を出して欲しい」と依頼され、断ると「お前のために散々使ってきたのだから、それぐらいしてくれてもいいやろ」と嘆かれる。結局、肩代わりして支払いするものの、クレジットカードの支払いまでも要求され、咎めると「じゃあ死ねってことやな?」と脅迫してくる。兄は連絡しようと思っても一方的に無視。なぜ、毎回お金をせびられるのか理解できず、情けなさと腹正しさで夫には恥ずかしく言えず仕舞いで一人で悩んでいる。
先ずもって、夫に隠していることが、泥沼に陥っている原因の一つです。自分達も働きながら、娘家族にせびってくる母親は、明らかに常軌を逸した行為です。従って、母親を情けなく思うのは当然の結果です。今後、母親から金の無心があった場合に、連絡を絶つ方法もありますが、電話を着信拒否しても、メールを削除しても、家に乗り込んでくる恐怖と妄想が膨らみ何の解決にもなりません。逃げれば逃げるほど、邪悪な想念は襲いかかってきて不信感は増すだけです。
先ず、直ぐにしなければならないことは一部始終を夫に話すことです。夫は貴女を常識ある女性として結婚しています。「恥ずかしい」という気持ちは、十分理解できるものの、夫には真実を包み隠さず話し自分の考えを俯瞰してみましょう。家族仲4人信頼の元に仲良く精一杯生きているのですから、夫を信頼し打ち明けるべきです。苦しみの脱却はその一歩からです。
給湯器の肩代わりや、クレジットカードの肩代わりを拒否した途端、「じゃあ死ねってことやな?」と脅迫され、兄も連絡を拒否し無視するなどは言語道断です。貴女が母親の立場になって、自分だったら我が子にそんなことを言うだろうか考えて見て下さい。「お前のために散々使ってきたのだから」という言葉は普通中々言えるものではありません。1人で矢面に立っていますが、夫と一緒に対処法を考え行動することこそが、正しい道へと自ずと導かれると思います。
世間には、「どこで生まれたか」、「どこで育ったか」といった会話がありますが、全ての人間が例外なく、それを踏まえ、それを乗越え今があることを理解して下さい。大なり小なり、ハードルを乗り越え今を生きているのです。母親も兄も生まれたときから踏みとどまっているようです。
生きるということは、人を生かすことですが、今はそれとは真逆です。母親も兄も自分勝手に生きているようです。万が一、母親が常識を逸脱した場合でも、その時こそが大切なことに気付くチャンスだと理解して下さい。「あぁ―自分は間違っていた」。「申し訳なかった」と気付くタイミングは人それぞれなのです。悩むことは何もありません。今の生活を大切にして下さい。

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