1.部屋の段差は高くするか無くすかどっちかにしたい
2.トイレの手すりは、便器に固定してあるものにしたい
3.トイレで手を延ばさなくてもいいよう蓋を自動化したい
4.玄関や浴室の手すりは、その人に合った位置に付けたい
5.トイレ、脱衣室、浴室など家の中の温度差を無くしたい
6.台所はIHクッキングヒーター家の中では直火を使わない
7.絨毯やカーペーットは敷かない
8.片手歩行器と四輪歩行器は体力に合わせて選びたい
9.四点つえを家の中にも設置したい
10.家の中は極力必要な場所に限って点灯を自動化したい
11.手の届く範囲に可動ワゴンを置き小物をまとめたい
12.部屋の隅ずみまで、きれいに整理整頓したい
13.電気コードやアンテナ線を床に這わせない
14.簡易的な踏み台や椅子を撤去しリフォームで解決したい
15.ベッドは低床で手すり付きのものにしたい
16.玄関ドアに立っての施錠・解錠の労力を減らしたい
令和2年の消費者庁の発表によると、
転倒事故の発生場所は、自宅48%、道路23%、介護施設11%で80%を占めています。
自宅での転倒場所としては、「浴室・脱衣所、庭・駐車場、ベッド・布団、
玄関・勝手口、階段」と続き、転倒したときの身体の状態は、
「滑る、つまずく、ぐらつく、ベッド等から移動時に、引っ掛かる」でした。
わが家の場合は、92歳の義母が1日数回上り下りする「階段」が、
転落した場合に、骨折の危険が一番高いです。
「高齢者に階段を上り下りさせるなんて虐待だー」と言う人がいましたが、
確かにそうです。
だからこそ、階段を上がってくるたび体の状態を注意深く見ています。
持って生まれた生命力や生きる意欲は、人それぞれで千差万別です。
義母の身体が動く間は、這ってでも上がって来て欲しいと願っています。
毎回、食事を届けることは可能ですが、一人で食事をすることこそ虐待です。
家族がすべきことは、義母の言動や行動に違和感がないか、
見守る姿勢が大事だと思っています。
軽度認知症を見分ける義母の前兆���でもお話した通り、
変化に対してすぐ対処できる心の距離感が大事だと思います。
また、糖質、脂質、たんぱく質のバランスが重要だと考えています。
特に、動物性たんぱく質と野菜が多い食事は、
老化の遅延に重要な要素だと確信しています。
私は言うだけですが、妻の献身的な毎日が、
結果として、私の体重が5㎏落ち、血清脂質も正常なり、
身体も心も、軽やかになったのは、まさしく妻のお陰でした。
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