貴方は、38年間勤めた会社を60歳で定年退職します。
貴方の厚生年金は、退職してから2年後の62歳、
基礎年金の支給は、それから3年後の65歳ですが、
妻の年金はそれより1年早く支給されます。
問題は、そのタイミングで財布が2つに分かれてしまうことです。
現役時代、お金は、貴方がコントロールしていましたが、
義母との共同生活から、2方向からお金が動くようになり、
さらには、妻の年金支給を機に、
財布は完全に2つ分かれることになりました。
現役時代、妻には毎月一定額を、生活費として渡していました。
給料が増えても、ボーナスが増えても、手渡す金額はほぼ同じでした。
一方、家賃、電気・ガス・水道、通信費、保険、税金は、
給与口座から自動的に引き落とされ、
外食費、衣服費、旅費・娯楽費などは、変動費として捉え、
貴方が支出コントロールしていました。
今思えば、その考えは十分正しかったと思います。
万が一、会社がつぶれても、変幻自在に生活を縮小できるからです。
広げた生活を縮めるのは、むずかしいと分かっていました。
親の教えだったのでしょうか( ^ω^)・・・
しかしながら、後に、そのことに苦しむことになります。
そうならない為、別の機会でメッセージを送ります。
退職後2年間は、収入が一切無いので、株を売ったお金と、
義母からのお金を、生活費として賄っていました。
退職後の義母と妻である娘との共同生活は、今までと大きく違っていました。
お金の流れも、お金の優先順位も大きく変わったことで、
家計の収支が読めなくなってしまいました。
貴方は、その変化に気付きながらも改善はしませんでした。
その結果、妻の「つみたてNISA」の申し込みが3年間遅れました。
貴方が、決済しなかったことが原因です。
さらに、妻に振り込まれた年金を個人収入と捉えたことも原因の一つです。
年金を妻への慰労金として、捉えたのがそもそもの間違いです。
財布は一つ、決裁権も一つをつらぬくべきです。
因みに、貴方の「つみたてNISA」は2018年2月から開始、
2023年6月現在、運用益518,803円、利益率19.7%ですが、
2021年7月から開始した妻の「つみたてNISA」は、
運用益73,657円、利益率9.3%で大きな差があります。
収入が限られる中で、100歳までの長い人生には、
出来る範囲で、長期・つみたて・分散の投資が必要だと思います。
年金生活における現状の収支とこれから何十年先の収支を、
何度も何度も、妻に説明し理解を求めることが必要でした。
お金の管理は、結婚してからず~と貴方が行っていました。
その方法は間違っていませんでした。
これからも、そのルールを変えないでやって下さい。
とどまらず、躊躇せず一歩一歩前を向いて進んで下さい。
何があっても大丈夫です。
必ず上手くいきます😁!!
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