義母が「カギ」をかけ忘れないための衝撃の行動2023

わがままな毒親に疲れ果てた苦しみを超えるには

40代の自分へ!

50代女性の70代半ばの母親についての投稿でした。「つねづね自分の意に沿わないと、回りの人をトゲのある言葉で誹謗中傷。周囲の助言も聞かず家族からも疎ましい存在になっています。誘ってくれる友もいないことから、事あるごとに娘を頼り、思い通りに操ろうとします。テレビをみては悪口をいい、仲睦まじい夫婦をみては悪態をつき、お金や物に執着が強く、我が親ながら嫌な性格です。日頃から優しくしたいと思っても流石に限界を感じている」との相談でした。

親子だからといって、心が通い合うとは限りません。とくに高齢の母親が、暴言や悪態、過剰な依存を繰り返す場合、その言動に傷つきながらも「親だから」と我慢を重ねてきた方も多いことでしょう。

あなたはもう十分、頑張ってこられました。母親に優しくしようと努力し、嫌な言葉にも耐え、時に涙をのみ、長い年月を費やしてきたことと思います。その努力が報われなかったと感じるとき、無力感や絶望感が襲ってくるのは当然のことです。

しかし、母親を変えようとする前に、一つだけ問いかけてください。

「母はいつからこうなったのか?」と・・・。

母親の生い立ちを知ることが大事です。

幼少期を知る親戚や知人に、子供の頃の話を聞き、性格や考え方が今とどう違うかを検証してみることです。また、母親が育った家庭環境はどうだったのかも理解する必要があります。出来るだけ多くの人から話を聞き、これまでに至った母親の信条と心の変化を思いやることが大事です。

良き人間だったころの思い出を探り、人間不信に陥った過去にさかのぼり、自分の考えを改める機会を作ってあげましょう。人は年齢を重ねるごとに、体力・気力が衰え、不安感が強くなっていきます。

人はまた過去の経験を隠すため、攻撃的に相手を責めたりして、時には身近な家族に依存し、自分の存在を肯定するため、自分勝手なわがままな行動にでます。
自分で蒔いた種は、自分で刈り取るしかないのです。
自らの過去は、自らの思いでしか振り返ることが出来ず、自らの思いでしか反省が出来ず、自らの思いでしか立ち直ることが出来ないのです。

また、高齢者の性格の変化には、認知症や精神的疾患の可能性も含まれます。理不尽な言動が続く場合、医師の診断を受け客観的に判断すべきです。母親の「トラウマの問題」ではなく、「病のサイン」であることも多くあります。

あなた自身も限界を感じているなら、心のケアが必要です。「親を嫌うなんて…」という罪悪感に苦しむ必要はありません。感情は自然な反応です。素直に自分を見つめ、精神科やカウンセラーに相談し、自分を責める思考を、解き放す努力をしてください。

そして覚えておいてください。「距離を置く」ことは「見捨てる」ということではありません。あなたの心を守るとと同時に、母親の自立のために、必要な手段であることを理解して下さい。無理に向き合うのではなく、「できること」と「できないこと」を線引きし、母親を手の上にのせ、上から見下ろす気分で、静かに見守ってあげて下さい。

母親に変わってほしいなら、本人に気づかせるしかありません。過去の自分を思い出させ変わるきっかけをつくるしかないのです。そのためには、時に冷静に突き放す勇気が問われます。

「親だから」という血縁という呪縛に縛られないで下さい。
親もまた自分の人生を一生懸命生きてきました。もし、そこに問題があるのであれば、その時は親自身が、自らのエネルギーで解決するしかないのです。あなたの人生は、母のためにあるのではないのです。あなた自身が、これから、どういき方を望むかが、一番問われているのです。

義母が「カギ」をかけ忘れないために衝撃の行動2023

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