車に乗って出かける
92歳の義母は、手押し車を押して一人で外出する元気な高齢者です。
義母が1人で動ける内は、体力維持のため車で出かけるようにしています。
義母が乗る車は、車高が低く2ドアのスポーツタイプの車です。
前席は、背もたれに手を添えるだけで、乗り降り出来ますが、
義母が乗る後席は、背もたれを倒した30センチのすき間から、
身体を侵入させなければなりません。
身体を屈め、片手で背もたれを持ち、次に、片足を車の中に入れます。
その踏ん張った片足に、全体重をかけ中に乗り込みますが、
乗り込むと同時に身体を反転させ、腰を下ろさなければなりません。
乗るのも降りるのも、義母には大変です。
毎日階段を上り下りしている義母は、今は難なくこなせる動作ですが、
家の中とは違う体勢を見ることで、衰えを確認できると考えています。
車に乗る目的は食事に行くことなので、頑張って貰いたいですね😁
フードコートで食事する
食事に行くショッピングモールは、4階の駐車場に車を停めると、
フードコートが3階にあり、移動距離が最短です。
義母にとっては、車を降りるだけでも一苦労なのに、
車を降り、ようやく、杖をついて歩き始めると、
車のすき間をぬって、歩かなければなりません。
ようやく、エスカレーターで3階まで降り、
ショッピングカートを押して、フードコートまであともう少しです。
「歩かないと足が衰える」と言っている義母も流石に疲れが見えます。
フードコートは、入口近くのテーブルに席を取ります。
食べ終わったら、すぐに帰ることが出来る絶好の場所です。
食べ終わったら、より道をせず一直線に帰ることが大事です。
家だと食べたら直ぐに横になる義母にとってより道はもってのほかです。
義母の習慣を極端に変えると、次に誘っても来なくなります。
食事に連れ出すのが、運動になっていると期待したいですね😅
高級な店でも食事する
イオンモールのフードコートは、雨に濡れることが無く、
暑くても、日差しを避けることができるので最適な場所ですが、
食事をするところまで多少歩くので若干の警戒心が伺えるため、
ドアマンが出迎える場所にも行くようにしています。
歩かなくても、食事に行くことを印象づけ車に乗って貰っています。
着替えて行く店では、非日常のおもてなしを受けることができます。
心地よさと緊張感が、老化の抑制につながることを期待しています。
干渉されたくない義母も、他人の接待は居心地がいいようです。
寝たきり防止策は、身体の違和感を早くキャッチし、
早く治療を受けることが大事だと考えています。
一旦、寝たきりになってしまうと、できることは限られます。
できるだけ長く健康で生活できるよう、
車で連れ出すことでサポートしたいと思っています🤗
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