義母が「カギ」をかけ忘れないための衝撃の行動2023

名物にうまいもの無し「まずい」と言う母の本音

70歳からの始まり

読売新聞の「人生案内」に、「母からのお土産ハラスメント」という50代女性の投稿がありました。旅行のたびに実家へ土産を持参するものの、母親は「おいしくない」「これは好みじゃない」と言って必ず難色を示す。旅行前には連絡し、帰ってきたら必ず土産を持参することが億劫になってきたという。相談者は苦痛を感じつつも母親に相談すると、「そんなことをやめたら、つながりがなくなってしまう」と言われ、どうしたらいいか悩んでいます。

この相談は見方を変えると、どこか微笑ましい親子の会話に映ります。そもそも悩みの解決は、実に単純に「土産をやめる」だけのことです。本来お土産は、無事に帰ってきた報告と、留守宅の見守りの感謝の気持ちとして持参するものですが、度重なる土産は、持って行く方も貰う方も、双方心が置き去りになって、善意が負担に変わってしまっているようです。

また、日本には「名物にうまいものなし」という言葉があります。これは、観光地の名産品が必ずしも味が優れているとは限らないという有名観光地を揶揄した表現です。観光客向けに作られた商品は、観光地の地名と魅力を象徴させ手頃な価格帯が求められ、必ずしも絶品でなくても十分に目的は達せられるのです。テーマパークで食べるポップコーンが美味しいのはその場にいた人だけが味わえる感覚であり、その感動を旅の思い出として持参するのは善意であっても、受け取る方は、ありがた迷惑である場合がよくあります。

さらに別の見方をすれば、母親の言葉には羨ましさが透かしてみえるようです。相談者は夫婦二人身軽にいつでも旅行へ出かけられる身分です。旅行に行ってない人にとっては、テレビの旅番組に、「行っても、疲れるだけよ」と言ってしまうようなもので、「いいわねー」と素直に言えない葛藤があります。母親の「まずい」という言葉は、まさにその憧れと嫉妬の表れだと思います。

母親の「まずい」という習慣を変えたいのであれば、「土産を持って帰る」ではなく、「一緒に出かける」だけです。土産はリアルな旅行の現実に隠れたささやかな象徴にすぎません。しかしながら旅そのものを共有することが出来れば、象徴は不要になり、一緒に映る写真を見ることが出来れば何倍も楽しいはずです。土産を巡る小さな衝突は、むしろ関係が近いからこそ起き得る出来事です。大きな断絶を抱える親子関係が多い中、この話はむしろ温かい家族の証しとも感じられます。思い切って一緒に旅にでることができれば、この悩みはあっさり解決してしまうでしょう。

義母が「カギ」をかけ忘れないために衝撃の行動2023

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