窓ガラスを変えると、電気代4分の1って本当?
家の中と外を遮断する窓を高機能ガラスに変えることで、省エネと快適性がどこまで向上するかを検証するために、先ず、見積りを取ってみました。
夏場、エアコンで冷やされた空気が窓から放出され、冬場、温められた空気が窓から逃げ出す無駄が解消できれば、窓ガラスの断熱効果が、家計の4分の1と言われる電気代を減らすことが出来るそうです!本当にそうでしょうか?
ガラス交換の見積りです!
➀スペーシア(2階西側):2枚 110,400円
②クリアFit(2階洋室):2枚 40,200円
③クリアFit(2階和室):2枚 59,600円
④クリアFit(1階洋室):2枚2組 135,000円(摺と透明)
⑤クリアFit(1階和室):2枚 59,400円
⑥ペアマルチ(玄関):2枚9,400円
⑦ペアマルチ(1階廊下):2枚15,200円
⑧ペアマルチ(1階洗面):2枚9,400円
⑨ペアマルチ(2階廊下):2枚10,200円
⑩ペアマルチ(2階洗面):2枚9,400円
⑪ペアマルチ(2階トイレ):2枚9,400円
⑫ペアマルチ(2階台所):2枚15,000円
●施工費 77,200円
●配送費 18,600円
●残材処分費 14,300円
●諸経費 59,200円
●合計 651,900円
●消費税 52,152円
●見積総額 704,052円
*築30年の建物だからでしょうか? 以前、網戸を交換したときもかなり時間をかけて窓を測っていましたが、今回も13カ所の窓の寸法を1時間以上もかけて測っていました。同じような窓でも1.2センチの違いがあるようで、その差が100円200円の金額の違いになっていました。
ガラスの種類を日本板硝子のホームページから学びました!
➀真空ガラス:2枚のガラスの間に0.2mmの真空層が伝導と対流を防ぎ高断熱特殊金属膜で放射を抑えるガラス。
②複層ガラス:2枚のガラスの間に乾燥空気を入れスペーサーと呼ばれる金属部材で中空層を持たせたガラス。
③防犯ガラス:2枚のガラスの間に強靭で厚いポリカーボネード板を挟んだガラス。
④防火ガラス:金属の網を入れたガラスと特殊な加工と超強化処理を加えた耐熱ガラスの2種類のガラス。
⑤防災ガラス:2枚の板ガラスの間に中間膜を挟んでガラスが割れても飛散・脱落の防止をするガラス。
⑥防音ガラス:2枚以上のガラスに特殊中間膜を挟み騒音の振動を熱に置き換え音の波を消滅させるガラス。
⑦合わせガラス:2枚以上のガラスを樹脂膜で接着し一体化して割れてもガラスの破片が飛び散らないガラス。
⑧強化ガラス:通常のガラスより強度があり割れた場合にはガラス全面が粒状になるガラス。
⑨高透過ガラス:通常のガラスより透明度が高いガラス。
⑩板ガラス:。板状のガラスの総称で鏡にもつくられるガラス。
⑪熱線吸収・熱線反射ガラス:主にビル用で日射熱を吸収・反射し差し込む日射の量を抑え暑さを軽減するガラス。
⑫鏡・カラーガラス:平滑で透明まっすぐに光を通す板ガラスを利用した鏡や特殊塗料を焼き付けたカラフルな内装材。
⑩装飾ガラス:。ガラスの間の中間膜で模様を作ることやガラス表面に凹凸特殊なパターンをつける装飾ガラス。
真空ガラス「スペーシア」とは?
●真空ガラス:2枚のガラスの間の真空層は、魔法瓶と同じ原理を使い、熱の「伝導」と「対流」を真空層によって防ぎ、さらに「放射」を特殊な金属膜(Low-E膜)で抑え高い断熱性能を発揮し、複層ガラスの約2倍の断熱性能があります。
●断熱効果:普通の一枚ガラスの約4倍で、夏は室内の涼しさを、冬は暖かさを逃がさず部屋の温度差を緩和します。
●結露効果:室内の温度が20℃、湿度が60%の場合、一枚ガラスは外の温度が8℃になると結露が発生しますが、スペーシアはマイナス23℃になるまで結露の発生を抑えます。
●日射取得:太陽光を一枚ガラスは88%、スペーシアでは66%を取り入れ、窓の冷え感を防ぎ室内の暖かさを逃がしません。
●節約効果:冷暖房費を約40%カット(1kwh27円、灯油1L81.6円各税込みで換算)。
●取替簡単:スペーシアの厚さはわずか6.2ミリのため現在のサッシがそのまま使えます(Low-Eガラス3ミリ+ 真空層0.2ミリ+フロート板ガラス3ミリ)。
●透過した場合1枚ガラスに比べてグレー系の色調が強くでることや反射が強くブルー系の色調になります。
薄型断熱ガラス「クリアFit」とは?
●フロート板ガラス3mの間に0.2ミリの真空層があり、一般複層ガラスの約1.3倍、一枚ガラスの2倍以上の断熱性能があります。6.2ミリの厚さで、遮音性能にも優れ、一般的な一枚ガラス用サッシにもそのまま取替えができます。
●一般的な複層ガラスは6ミリの空気層がり厚さ12ミリとなります。既存の一枚ガラス用サッシに取り付けるにはアタッチメントが必要で、ガラス部分が小さくなり採光面積が狭くなります視界も狭まります。 また、サッシによってはアタッチメントとの色調の違いや網戸が当たることもあります。
複層ガラスとは?
●スペーサーと呼ばれる金属部材で2枚のガラスの間に中空層に乾燥空気を封入したガラスです。
さいごに:
密集した住宅地にあるわが家は、西方向の窓にか視線が広がりません。
30年経っても未だ胸がくるしくなることがあります。
そんなわが家にも、視線が無限に広がる窓があります。
それが天窓です。
自然光は健康にもよく、読解力、計算力を向上させる効果もあるようです。
さらに、天窓から入る光の量は、壁面の窓に比べ3倍の光の量だそうです。
天窓は部屋全体を均等に照らし、部屋の隅々まで光が行き届きますが、北側の設置がベストですが、残念ながら、わが家は西と東にあります。
おかげで冬は暖房はいりませんが、締め切った夏は40度越えです。
そんな生活空間にある壁面の窓をリフォームすることで、
今まで以上に快適性が増すのか!
節電につながるの?
をこれから数年かけて実証していきたいと思います。
YKKapホームぺージから引用
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