人生100年とか老後破産とか言われると、何だか焦ってしまうのは私だけでしょうか。
時代の変化に左右されず、夫婦で心に余裕を持った生き方をしたいものですね。
そのためにこそ、退職前の折り返し地点に、「積み立てNISA」が役に立ちますよ。
人生最後まで夢を叶えることができる最良の手段の一つだと思います。
目次
やっぱり、投資は不安ですよね
株価は3万円を境にアップダウンを繰り返しています。
1980年代や2000年のITバブルのときと違い、
今の株価は異常ではないとする専門家が多いようです。
人生100年時代だからこそ、流れに便乗したい気持ちがありつつも、
大事な虎の子を、投資に回す気持ちには中々なれないのは当然です。
人生100年、お金は自分で貯えろ
少し前に老後のお金が2000万円足りないって話で盛り上がったことがありました。
振り返ると「老後のお金は自分で貯えろ」とする国のメッセージだったようですね。
公的年金だけで生活している自分達に、「そんな金はない」「今かららは無理」と
思わず叫ばれた人も多いと思いますが、一方で、老後の生活を破綻させないため、
投資について猛勉強した人が多いのも事実のようです。
損をする理屈を解明することが先決です
今の株価の水準は、景気の動向や企業の業績などからみても、
大きく乖離していないことが株高の要因のようです。
安全に、より確実に、資産を増やす手段があれば、やってみたいと思うのが人情です。
結局、エイヤーと思い切って行動する勇気や勢いではなく、
なぜ、損をするのか? なぜ儲からないのか?
理屈を解明することが先決だと気づきました。
人生100年これからが本番です
60歳の夫は給与半減、老後を年金だけで暮らす不安をかかえつつ、
家のローンもあり、子どもの教育費もあり途方に暮れてしまいます。
ボーナスも教育費で無くなり、不満だらけになってしまいますが、
家族があり仕事がある、それだけで十分だからこそ、
「投資」を始める時期なのです。
「投資」は先ず何が危険かを理解することです
一つ目は、儲かることがあれば、損することもある不確実性が高いということです。
二つ目は、株を買った企業が倒産することもあれば、上場を廃止することもあることです。
三つ目は、株式市場は常に変動し予測不能で、素人が希望価格で売買できないことです。
「投資」は、どういう理由で損をするかを知ることです
一つ目は、個別の企業に大金を一気につぎ込むことです。
二つ目は、損が出ても株を持ち続け、株を売らずに損失を確定しないことです。
三つ目は、売り買いを1日で完結させる短期勝負の投資をすることです。
四つ目は、いくつもの投資方法を手あたり次第やることです。
五つ目は、他人の情報を100%信じて売り買いすることです。
結果的に、長期・積み立て・分散が人生100年に最適な投資方法になりますよね。
2018年から始めた「積み立てNISA」の利益です
62歳で始めた積み立てNISA18年2月~20年11月の運用実績を公開しますね。
買い付けした金額は、1,122,000円(毎月33,000円×34か月分)。
現在の価格で評価した金額は、1,230,355円。
運用損益は、108,355円で、運用利益率は、約8.8%でした。
利益が無くなり、投資元本が減らない保証はありませんが、
銀行の普通預金の金利とは比べ物になりませんよね。
預貯金に頼るだけでなく、金融資産として分散する方が不安は少なくなりますよね。
積み立てNISAは長期・積立・分散投資の非課税制度です
1年間最高40万円最長20年間で最大800万円の投資に税金がかからない制度です。
株を売って得た利益に、20.315%(所得税15.315%、住民税5%)が徴取されますが、
それが免除される制度です。
100万円の利益に対して約20万円が税金で持って行かれるわけです。
その、税金がかからないと言うのは、大変凄いことですよね。
資産づくりは貯蓄のお金と投資のお金を分けることから
8割の世帯で家計を把握しいると言っていますが、
家計簿で管理しているのはせいぜい3割しかないようです。
いつでも自由に生活資金として引き出せるお金が「貯蓄」であり、
教育や住宅、老後資金など将来のために準備するお金を「投資」として、
どんぶりで無く家計簿で分けることが資産づくりのスタートになります。
「積み立てNISA」で老後破産を回避しましょう
積み立てNISAは、貴方の老後資金をゆっくり大きく育ててくれます。
62歳から始めた経験からも、リスク分散の長期積み立て投資が好結果を出しています。
老後破産を回避するには、大切な生活費の中から少しずつ毎月投資することが、
人生100年時代に最も相応しいお金の使い方の一つだと思います。
お金のメリハリは人生100年時代に求められる資質です
教育、住宅、老後、お金は生活環境によってその優先順位を変えていきます。
お金をかけるところ、節約するところ、そのメリハリを付け替えるタイミングこそが最も大きな試練なのです。
住宅ローンや教育費の見直しも無理と決めつけず、あらゆる支出を柔軟にコントロールすることが、人生100年時代に求められる資質でもあります。
人生100年時代を生きる貴女へ、まだ十分リカバリーできますよ!
個人年金に入っておけば良かった。老後、仕事も収入もなくなると心配する貴女へ。
夫が亡くなり一人で生活、もし自分が病気になったらどうしようと心配する貴女へ。
ひとり身で仕事を辞め本当に1人になったらどうやって生きて行こうか悩む貴女へ。
人生100年の折り返し地点にいる貴女、十分にリカバリーが利く年代ですよ。
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