義母が「カギ」をかけ忘れないための衝撃の行動2023

海外送金「GOレミット」の手数料? 娘のフランス愛ふんとう記1/2

「海外送金」って何?
知らぬは、一生の恥?・・

フランスを行き来する娘が、新生銀行の「GOレミット(ゴーレミット)」を使って初めての「海外送金」をしました。

不慣れな作業をしながらも何とか送金できましたが、自分のお金をフランスに送るだけで、こんなに手間取るとは思いませんでした。

知らないこととは言え、もどかしくも腹立たしくも思いました。
聞くは一時の恥・・ならぬ「知るは一時の恥、知らぬは一生の恥」の思いで、今回の件を通じて、金融関連の言葉とその仕組みを理解しようと思いました。
申し込みから送金までの流れを順序だてて紐解き何が問題だったのか?
娘の奮闘を横目に「海外送金」の仕組みと費用についてまとめました。

そもそも、新生銀行って?・・

かつて長銀(ちょうぎん)と呼ばれていた日本長期信用銀行のことでした。
バブル崩壊後に経営破綻し、新生銀行に改称した銀行でした。

インターネットバンキングで、振込手数料が月1~10回無料、条件を満たせばATM手数料が無料、利用に応じてTポイントが貯まるサービス、円建てと外貨建ての預金がワンセットになった預金通帳を発行しない総合口座「PowerFlex」、米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドルがチャージでき日本でも世界でも使えるプリペイドカード「GAICA」などなど、個人や中小企業を対象とした業務を得意とする銀行でした。

新生銀行の海外送金2つの方法!

❶開設済の新生総合口座パワーフレックスから送金する方法。

❷新生銀行の指定銀行口座から送金する方法。

何れも、新生銀行海外送金アプリGOレミットに申し込み、送金先を登録し送金指示を行います。 事前に登録した❶新生総合口座パワーフレックスから引き落し送金する方法と、新生銀行が指定する❷銀行口座へ振り込み、送金する2つの方法です。

新生総合口座「パワーフレックス」の海外送金?

店頭窓口で「パワーフレックス口座」を開設、インターネットによる手続きは出来ません。

店頭窓口で送金先を前もって登録(登録は1軒のみ)しなければなりません。

日本国内居住者の個人限定で海外転出の場合は口座解約が必要になり海外送金はできません。

●円預金や外貨預金を一つの口座で管理できる総合口座でメガバンク等より為替手数料が低い。

●同一通貨建てで外国為替取引を行うときの手数料「リフティングチャージ」がかからない。

●取引や残高に応じて「新生ステップアッププログラム」により優遇サービスがある。

●為替手数料について、ユーロの場合を例にすると、新生スタンダード1ユーロに付き40銭、新生ゴールド1ユーロに付き32銭、新生プラチナ1ユーロに付き20銭がかかります。

ちなみに、米ドルの場合の為替手数料は、新生スタンダード1ドルに付き15銭、新生ゴールド1ドルに付き9銭、新生プラチナ1ドルに付き7銭です。

送金手数料は4,000円です。

新生銀行の海外送金サービス「GOレミット」のメリット?

新生銀行が行う海外送金アプリのことを「GOレミット」と言います。

●現在利用の口座から新生銀行の口座に振り込むだけで送金ができ口座開設が不要です。

店頭で海外送金を行うサービスでは無く、スマートフォンを使いインターネットで行います。

●海外留学など日本からいつでも簡単に送金できる方法ですが、渡航後に送金する場合は家族など、日本から実際に送金する人が申込む必要があります。

●事前に本人名義の「新生総合口座パワーフレックス」事前に登録する必要があります。

●取り扱いできる通貨は12通貨。

➀USD米ドル

②CHFスイスフラン

③GBP英ポンド

④HKD香港ドル

⑤CADカナダドル

⑥SGDシンガポールドル

⑦AUDオーストラリアドル

⑧SEKスウェーデンクローネ

⑨NZDニュージーランドドル

⑩INRインドルピー

⑪EURユーロ

⑫YEN円です。

●通常、送金してから1~3営業日後に受取人宛に入金されます。

●申し込みには「マイナンバーカード」番号と裏表の写真撮影が必要です。

●申込から7~10営業日「新規登録完了通知」が本人限定郵便で届きます。

登録完了通知受領後再度ログイン「お客様番号」を登録するとアプリ全機能が使えます。

●必要に応じて指紋/顔の認証情報登録が出来ます。

●送金先情報を申請します(送金先の登録は一度のみ)。

●所定の審査を経て1~3営業日登録完了します。

●送金通貨や金額を入力し送金指示をします。

●円預金口座・外貨預金口座から送金するには、事前に本アプリの「各種手続き」から新生総合口座パワーフレックスの登録手続きが必要です。

●送金手数料は1件につき2,000円ですが、円建送金の場合は送金額の0.1%(最低1,500円)の円為替手数料が必要です

日本から送金した(円)とフランスで受領した(ユーロ)にかかる費用

〇送金元 :日本(日本からの送金する通貨は円)

〇送金先 :フランス(フランスで受取る通貨はユーロ)

〇送信手段:GOレミット(新生銀行の海外送金サービス)

〇送金金額:950,000円

〇送金手数料:2,000円(新生銀行が受け取る金額)

〇送金できる金額:948,000円

〇為替レート:129円

〇中継銀行:約11,000円(129円の内1円50銭を手数料として三井住友銀行が受領)

〇フランスの銀行手数料:約900円(LCL銀行が7ユーロ受け取る)

〇フランスで受領した最終金額:936,100円

〇手数料(費用)合計は約13,900円(1.5%)

この手数料が高いのか安いのかは分かりませんが、こういう仕組みあること自体初めて知りました。もっと、低コストで送金できる銀行なり会社があるかも知れません。
時間をかけて勉強していきます。次回は、具体的な入力の順序を綴っていきます。

義母が「カギ」をかけ忘れないために衝撃の行動2023

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