新生銀行の海外送金、郵送で「GOレミット」手続き
●郵送で手続き:STEP-1 (申込書作成)
Goレミットの登録には、「Goレミット新生海外送金サービス申込書(個人用)」を自ら印刷し必要書類とともに新生銀行に郵送します。
7~10営業日で登録が完了し、登録完了通知が「本人限定郵便・転送不要」で郵送されます。
郵送用封筒がダウンロードできるので、それを利用すると切手は必要ありません。
注意!!送金主と送金相手が同じ場合でも、送金主の居住が「日本」、送金相手の居住を「海外」で申請すると、「海外居住者GOレミット申請不可」となり却下されます。あくまで日本在住が大原則であり、送金主も送金受領者も日本在住になります!
郵送で手続き:STEP-2 (送金実行)
当日の為替レートや手数料などを確認し、新生銀行指定の口座へ国内振込みをします。手数料を差し引いた後に、当日のGoレミット専用TTSレート(銀行が客に外貨を売るレート)で外貨に交換し、海外送金が実行されます。送金完了後に「送金結果通知」が郵送されます。
新生銀行の海外送金、スマホで「GOレミット」手続き
スマホ手続き STEP-1 (メールアドレス登録)
❶「新規のお申し込み」をクリック。
❷メールアドレスを入力。
登録完了後、新生銀行より届く登録メールアドレスに仮パスワード送信。
❸登録したメールアドレスと仮パスワードでログイン。
❹新しいパスワードを設定し再度ログイン。
スマホ手続き STEP-2(申込情報の入力)
❶ステップ1でログイン後、申込情報を入力。
❷必要な本人確認書類を撮影しサインを登録。
❸7~10営業日で新規登録完了通知が「本人限定郵便」で配送。
スマホ手続き STEP-3(お客さま番号の登録)
❶登録完了通知を受領後、再度ログイン。
❷お客さま番号が登録できると、アプリ全機能が使用可能。
❸必要に応じて指紋/顔の認証情報登録。ホーム画面左上のメニューマークをクリック。
❹「設定」から指紋/顔の認証情報を登録。
スマホ手続き STEP-4(送金先の作成):
❶「送金指示」画面の右上「新規作成」をクリック。
❷送金先情報を入力、送金先の新規作成を申請。
❸受付後1~3営業日で登録完了、新生銀行より本アプリのメッセージおよびメールに案内。
スマホ手続き STEP-5(送金指示の作成)
❶送金先一覧から送金したい先を選択し、右上の「送金」をクリック。
❷送金方法を指定。私の場合は「円預金口座から送金」を選択。
*「円預金口座から送金」、「外貨預金口座から送金」のご利用には、事前に本アプリの「各種手続き」から新生総合口座パワーフレックスの登録手続が必要!
「指定口座に振り込み」を希望の場合は、本アプリからの送金指示不要。
「レート計算」画面から振り込む金額を計算し、案内画面に記載している当行指定口座へ国内振込みをする。手数料等を差引後、当日のGoレミット専用TTSレートで外貨に交換し、送金手続きを開始。
新生銀行の海外送金「新生総合口座パワーフレックス」で手続き
●店頭窓口で必要なもの
❶本人名義の新生総合口座パワーフレックスのキャッシュカード
❷届出の印鑑またはサイン
❸外国送金依頼書への記入に必要な情報
(受取人の口座名義・国名・口座番号・銀行名と支店名・銀行の住所・銀行コード)
❹送金原資となる収入や保有金資産の状況を確認できる書類(給与明細書など)
❺送金目的の妥当性を確認する書類(商品購入の場合:インボイス・請求書など)
❻個人番号(マイナンバー)
●パワーフレックス口座から「振込・振替」
❶パワーフレックス口座のサイトからログイン後、メインメニューから「振込・振替」をクリックし、サブメニューからも「振込・振替」を選択します。
次のページで出金口座情報、振込先情報画面になります。
❷お手持ちの新生銀行の口座が表示されているので確認します。
❸1日の振込金額を確認します。限度額は最初に設定した範囲内ならサイトから簡単に変更ができますが、それ以上の場合は新生銀行に電話する必要があります。
❹「ご依頼人情報」は任意なので省略しても構いません。
❺銀行情報の入力があります。「新生銀行」を選択します。
❻新生銀行の情報を入力:新生銀本店の方はカタカナで「ホン」と打ち込み、検索をクリックすると本店用の設定ができます。新生銀行支店の方は支店名をカタカナで入力し、検索をクリックしご自身の支店を選択します。
❼今まで入力したものに間違いがないか確認する画面が出ます。
❽受取人口座情報の入力をします。この場合は新生銀行から指定の中継銀行による三井住友銀行です。
GOレミット完了通知書を見ながら入力をします。
1.「振込・振替先貯金種目」には「フ」を選択します。
2.三井住友銀行の口座番号を記入します。
3.「お受取人名」には完了通知書に記載されている「口座名義:カ)シンセイギンコウ」をカタカナで記入します。
❾海外送金したい金額を記入します。ここでは為替レートを確認することができないので別で確認します。
❿最終確認画面が表示されるので確認をして「実行」ボタンを押します。
木曜日に中継銀行に送金した場合、翌日金曜日には海外の銀行に入金されていました。
そして、パワーフレックス口座があると国内送金が(上限があります)無料です。
申請するためにサイトからアプリをダウンロードした後、アプリからまず新生銀行の口座登録をする必要があります。
まず、ホームの左上をタッチし、「各種手続き」を選択します。
次に「PF口座登録」を選択すると新生銀行の口座を入力する欄があるのでカードの通り登録します。PF口座とはパワーフレックス口座の略でした!
おわりに:海外送金を行う場合、6つの手数料の合計がコスト
海外送金を行った場合に、以下のようなさまざまな手数料が発生していることを初めて知りました。
❶送金手数料(送金を実行する銀行や会社に支払う手数料)
❷為替手数料(円をドルやユーロ等に交換する時に為替レートに上乗せし徴収する手数料)
❸リフティングチャージ(送金資金を送金する外貨と同じ外貨で支払う場合の手数料)
❹円為替取扱い手数料(円建てで送金する場合に支払う手数料)
❺コルレス手数料(外国に送金する場合、中継となる銀行に支払う手数料)
❻受取手数料(受取人側の受取銀行に支払う手数料)
それにしても中継銀行の存在はややこしいですね。日本国内では日銀が手助けしているようで手数料もせいぜい数百円から1千円程度で済みますが、海外送金ではSWIFT(国際銀行間通信協会)のシステムに接続している銀行でなければ実行できないようです。
そのため世界各国の銀行で口座を開設し提携することで、関係する銀行が増え手数料が割高になっていくシステムが確立しているようです。
新生銀行からの送金では、GOレミットとパワーフレックスの送金方法がありましたが、分からないことは新生銀行に直接電話した方が確実です!繋がるまで覚悟が必要ですが・・しかしながら一旦実行できると、大変便利なツールだと分りました。
メガバンクに比べると送金手数料が安いようですが、中継銀行の手数料、受け取り銀行の手数料など、表面的な手数料以外に隠れコストと言われる為替手数料が総金額を目減りさせます。送金にかかる費用を減らすためにも、より確実に安全に送金できる方法をさらに検証したいと思います。
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