費用は全て自前、だからこそ、北陸の温泉旅行を考えている方に
安心安全「格安なのに満足な宿」を選りすぐってご紹介します!
目次
標高2410mの大自然のリゾートで悩み消去!
TDLやUSJ、大型のショッピングモールは、
日常生活の延長上のリゾート(resort:何度も通いたい場所)です。
ほんの少しの時間と、ほんの少しの行動で
つかの間の安らぎと活力を得、生活に復帰できる場所です。
しかしながら、それでも、ついついくよくよと、繰り返し
思い悩んでしまい、健康を害してしまうことがあります。
今回は、繰り返し繰り返し「くよくよ思い悩んでしまう人」に、
心の底から晴れ晴れできる、雲上の温泉宿をご紹介します。
大自然の移ろいに世界観が広がり、悩みが消去できる場所です!
格安なのに満足な宿、富山「みくりが池温泉」!
今回ご紹介するのは立山黒部アルペンルート日本最高所にある、室堂ターミナルから歩いて15分の温泉宿「みくりが池温泉」です。
みくりが池温泉は、立山高原バスの終点、室堂ターミナルからのトレッキングルートにあり、立山(弥陀ヶ原)火山の火口湖である、みくりが池の直ぐそばにあります。
窓の景色最高!チェックアウト後も無料で入浴!
みくりが池温泉は、地獄谷から湧出するお湯を使った源泉かけ流し、加水加温なしの白濁した硫黄泉です。
男女別の内湯が一つあるだけで、露天風呂はありませんが、窓の景色最高!
みくりが池温泉に宿泊する人は、立山登山がメインで、
温泉目的に泊まる人は少ないようです。
2年続けアルペンルート開通直後に宿泊しましたが、
風呂が混雑したのは夕食前一時間だけでした。
山小屋は就寝も早く、また、酸素量も平地より25%も少ないことから、私のように5回も6回も入浴する人はいないようです。
温泉好きにはラッキーです!
日帰り入浴は9時~16時。料金は大人700円子供500円タオル300円。
みくりが池温泉に車で行くには(マイカー乗り入れ規制)
❶富山から:
富山地方鉄道立山線立山駅の6カ所約900台の無料駐車場に停めます。
- カーナビ設定は、立山駅076-482-1705(富山県中新川郡立山町千寿ケ原)
- 立山ケーブルカー立山駅から美女平駅(7分)➡立山高原バスに乗車室堂ターミナル下車(50分)徒歩15分。
- 片道運賃(大人2,430円、子供1,220円)。
❷長野から:
扇沢駐車場無料駐車場230台有料駐車場350台(第1・2P12時間1,000円、第3・4P24時間1,000円)
- カーナビ設定は、扇沢駐車場0261-22-2526(長野県大町市)
- 関電トンネルトロリーバス扇沢から黒部ダム(16分)➡徒歩15分黒部湖➡黒部ケーブルカー黒部平(5分)➡立山ロープウェイ大観峰(7分)➡立山トンネルトロリーバス室堂下車(10分)徒歩15分。
- 片道運賃(大人5,860円、子供2,930円)。
みくりが池温泉に公共交通機関で行くには?
❸富山から:
JR富山駅➡富山地方鉄道立山線電鉄富山駅➡立山駅下車(片道運賃大人1,200円子供600円)➡同上。
❹長野から:
北陸新幹線長野駅➡アルピコ交通高速バスで扇沢駅下車(片道運賃大人2,600円子供1,300円)➡同上。
❺松本から:
JR松本駅➡JR大糸線信濃大町駅下車(片道運賃大人670円)➡アルピコ交通バスで扇沢駅下車(片道運賃大人1,360円)
営業期間は2108年4月15日〜同年11月24日まで
6畳和室の個室。テレビ・トイレ・バス・タオル、浴衣、歯ブラシ無し。
1泊2食付き2名利用の宿泊料金は、1人12,800円から14,200円。
最大4人利用で男女共用の1段ベッド1枠利用の相部屋。各ベッドにコンセント・カーテン・電灯が個別設置。
1泊2食付宿泊料金は、1人10,000円から12,200円。
最大8人利用で2段ベッド1枠利用の相部屋。
各ベッドにコンセント・カーテンが個別設置。
1泊2食付宿泊料金は、1人9,300円。
最大8人利用で1人1畳スペース利用の相部屋。
各スペースに個別コンセント、カーテン、電灯設置。
1泊2食付宿泊料金は、1人9,300円。
きときとの富山の料理に感激!ゲンゲ最高!
追加注文したゲンゲ最高!
干物を揚げたものです。
揚げ物も美味しいですが、干物を軽く炙って口に放り込むと、カレイの香ばしい味がして日本酒にピッタリです!
新鮮なゲンゲは、地元漁師町では、吸い物として手早く料理します。ダシがよくでる魚なので、本来、酒もみりんも必要ありません。
煮立ったら唐辛子をチョットふって熱い内に食べます。
時間を置いたり、煮直すと生臭みがでるので要注意です。
厳しい大自然にいるからこそ感動する瞬間がある!
3000m級の山々では、風が急に吹いたり、急に気温が下がったり、また、突然の濃霧で自分の足元が見えなくなるほど天気が急変します。
標高100mで0.6度下がり、1000mで6度気温が下がります。
登山家は、「止まない雨はない、晴れないガスはない。ジタバタしないで、ジッと待つことがわが身を助ける」と言ってます。
時には、厳しい大自然のなかで、時の移ろいや、山々の移ろいを、
ただ、じっと眺めてみるのも大切なことだと思います。
みくりが池温泉には、居ながらにして、宇宙に存在する一切の現象を体感できる魅力があります。
繰り返し繰り返し、くよくよしたら、
みくりが池温泉に行きましょう!
きっと、きっと心が晴れ晴れしますよ!
あとがき
「格安なのに満足な宿」は、東日本大震災当時を思い起こし書き始めました。
1000年に一度の大地震、最も大きな被害をもたらしたのは「津波」でした。
仙台市内の住居は、家財が全て壊れました。電気が止まり、ガスが止まり、水も出ない生活は初めての経験でした。
復興支援で、東北各地の温泉に被災者を受け入れる制度ができました。お陰で方々の温泉を巡り、源泉かけ流しの、加水加温なしの素晴らしさを知ることになりました。
温泉は、豪華な建物に、豪華な食事、大浴場に大露天風呂がそれまでのイメージでした。源泉かけ流しの加水加温無しだからこそ、24時間いつでも入浴できることに驚きました。
朝食付きのホテル料金で、素朴で人情味溢れる1泊2食付きのもてなしは、リッツカールトンにも勝るとも劣らない宿ばかりでした。
その中で、期待を裏切らない「格安なのに満足な宿」を記事にしようと思いました。いつか、機会があればぜひ一度行って欲しいと思いました。
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