はじめに
玄関はそこに住む人が出入りする場所だけでなく人を招き入れる最初の場所です。
何気に、家の外観や門構え・玄関からその家に住む人の気質や生活感を直感します。運気と幸運を招き入れる玄関の、寒さ対策を目的にリフォームを検討しました。
リフォームの平面図
現在の内開き玄関ドアを撤去し、玄関の土間(3.8㎡=1.15坪)に引き戸を増設する計画です。
新築当時のアルミ製の防火扉が重く冷たく断熱性が低いため交換しようと思います。しかしながら、建材メーカーでは、現在内開き用ドアの製造がないことや、
外壁沿いの玄関ポーチ側に外付けも可能でしたが、郵便受けや門灯などの移設が必要になり、玄関内の土間に増設する方が容易との判断から平面図を作成しました。
引っ込んだ玄関の「家相」は良いのか悪いのか?
少し引っ込んでいる玄関をよく見かけますが、施工費の関係でしょうか?
どうも素人目にも違和感を覚え、家相的にも良くないような気がします。
今回、家の中へセットバックし、土間に玄関ドアをつくることは、
玄関の入り口が引っ込んでしまうことは「欠け」に当たるようです。
そのため、引っ込んだ部分をサンルール等で囲んでしまえば、
問題解決につながるような考えもあるようです。
家相とは、
「屋根」と「床」と「壁」に囲まれていて、外気と遮断されている部分が家相の対象です。
家相はまた、それぞれの生まれ年の星とも関係し、そこに住む人に合った検証が必要のようです。
家相は1階平面図の間取りより、張り・欠け(出っ張りや引っ込み)を重視します。
張りとは、一辺の長さの1/3以内が出っ張った部分を張りとします。
欠けとは、一辺の長さの2/3以上の出っ張りが合った場合残った部分を欠けとします。
張り欠けのない図面は、構造的に安定で耐震性も高く雨漏りに対しても強いです。
わが家の玄関は、
玄関は広くて、明るくて、南東が一番良いようですが、わが家の玄関は、北西にあり北東の鬼門や南西の裏鬼門を避けており問題はないようです。
また、トイレ・浴室・洗面、洗濯機などの水回りも、鬼門の北東を避けた方がいいようです。
面積とバランスのとれたエントランスホールは、大きすぎても小さすぎても良い相の玄関とはなりません。
玄関は道路と敷地の状況によって、その住宅の規模、面積によって、個々それぞれに合った設計が必要のようです。
九星気学(きゅうせいきがく)とは、
九星(きゅうせい)である、
一白水星(いっぱくすいせい)
二黒土星(じこくどせい)
三碧木星(さんぺきもくせい)
四緑木星(しろくもくせい)
五黄土星(ごおうどせい)
六白金星(ろっぱくきんせい)
七赤金星(しちせききんせい)
八白土星(はっぱくどせい)
九紫火星(きゅうしかせい)
と、
干支(えと:十干(じっかん)である、
甲(きのえ)
乙(きのと)
丙(ひのえ)
丁(ひのと)
戊(つちのえ)
己(つちのと)
庚(かのえ)
辛(かのと)
壬(みずのえ)
癸(みずのと)
と、
十二支(じゅうにし)である、
子(ね)
丑(うし)
寅(とら)
卯(う)
辰(たつ)
巳(み)
午(うま)
未(ひつじ)
申(さる)
酉(とり)
戌(いぬ)
亥(い)
と、
五行(ごぎょう)である、
火(ひ)
水(みず)
木(き)
金(きん)
土(つち)
を組合わせ、一定の法則に従って生年月日によって定まる九星と十二支との関係で各方位の吉凶を占うもののようです。
家族の本命星(ほんみょうしょう:生まれたときの星、中央に位置する星)
本命星とは、すべての人を生まれた年ごとに九つの星に分類したものです。
但し、元旦から2月3日(節分)までに生まれた人は前年の生まれた年になります。
わが家の家族は、母が七赤金星、本人が九紫火星、妻が一白水星です。
鬼門(北東)は「丑寅(うしとら)」裏鬼門(南西)は「申未(ひつじさる)」
現代の単位で表すと、鬼門は15度~75度、裏鬼門は195度~255度です。
また、すべての方角を均等に分ける方法が風水などでは多く見られ、その場合には鬼門は22.5度~67.5度、裏鬼門は195度~255度となります。
玄関は、家相上家族の運勢を決める大切なポイントとして常に清潔に保つことが重要だと言われています。
そのため、下駄箱の収納スペースを多くとりいつもきれいに清潔に保てる環境を作るこが大事とされています。
また、清潔感を演出するためトップライトや窓からの採光にも気を配り、さわやかな配色で明るい玄関が望まれます。
家相上の方位では、玄関は、家の中心から東方位、東南方位、南方位、北西方位が吉相になります。
家相上、凶相の玄関は、北東の表鬼門、南西の裏鬼門と家族の十二支方位にある玄関です。
また、玄関扉が正中線や四隅線上にないことや、玄関部分を凹ませないで吉相の「張り」をつける方が良いようです。
「翔氣塾は東洋易学学会・日本表札相学協会関東地区本部 及び東京支部ホームぺージから引用」
家は安全性と快適性を確保した上で、安らぎと活力を復活させる場所です。
最後に
バランスを欠いた家は、運気の低迷よりも、防犯上においても安全性を欠くように思いました。間違って住み続ければ、思わぬ出来事が身に降りかかるかも知れません。住んで居る住人が、泰然自若であれば悪難をも跳ね返すことが出来るかも知れませんが、あえてチャレンジする必要もないので、現状維持を貫きたいと思いました。
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