義母が「カギ」をかけ忘れないための衝撃の行動2023

40代の自分へ!胃がん予防のためのピロリ菌除菌の費用と効果 私の体験記

40代の自分へ!

人間ドックの最後の医師の診察で、「ピロリ菌検査を受けたことがありますか?」と聞かれ、「いいえ」と答えると、女医さんから「2,000円ですから、やってみませんか?」と笑顔で勧められました。

「胃がんの予防になりますよ!」とか「胃がんのリスクが減りますよ!」と言われていたら断っていたと思いますが、親しみやすい態度に押され、検査を受けた結果、ヘリコバクターピロリ菌の基準値は2.9以下でしたが、59.1U/mlあり、基準値を大幅に超えていることが判明しました。

これまでの健康診断でも「胃の要検査」は無視してきましたが、今回「これも何かの縁」と思い、勇気を出して検査を受けました。最も大きなハードルは胃カメラでした。今までは胃透視検査しか経験がなく、発泡剤を飲んでのバリウム検査も苦痛でしたが、今回は胃カメラが必須でした。

胃カメラ検査を受けると、医療保険が適用される条件がいくつかあります。私の場合は内視鏡検査で胃炎と診断されたため、保険適用対象となりました。ピロリ菌が胃がんの原因であることはWHOが認めており、除菌治療により胃がんリスクが減少することが報告されています。

実際の治療過程では、初診料や検査費用、薬代などの費用がかかりましたが、保険適用により自己負担は30%で済みました。治療期間は約3か月で、最終的な総費用は10,520円でした。治療中は禁酒し、副作用として軟便や軽い下痢がありましたが、重篤なものはありませんでした。

1回目:2018年9月21日:決死の覚悟で鼻腔から胃カメラを挿入

(1)初診料730円

(2)医学管理料100円

(3)検査費用14、570円➀ガスコンドロップ(胃の中をきれいに)②キシロカインビスカス、キシロカインスプレー(局所麻酔)11,470円③内視鏡下生検法(病気診断のため組織検査)3,100円

(4)薬代1、380円(ボノサップパック400):2018年9月22日から28日まで1週間服用

➀ボノプラザン20mg②アモキシシリン750mg③クラリスロマイシン200mg1日2回7日間690円④調剤料90円、処方料420円、特手疾患管理加算180円

(5)病理診断10,100円(組織切片、病理判断料)

(6)合計金額26,880円

(7)窓口支払8,060円(本人負担は合計金額の30%)

2回目:18年10月5日:内視鏡下生検検査の結果で受診(電話対応は不可)

(1)再診料1,250円(良性の潰瘍で一先ず安心!!

(2)窓口支払380円(本人負担は合計金額の30%)

3回目:18年11月30日:(尿素呼気試験)

(1)再診料1,250円

(2)尿素呼気試験700円

(3)その他3,720円

(4)窓口支払1,700円(本人負担は合計金額の30%)

4回目:2018年12月7日尿素呼気試験結果を聞くために受診(電話での対応は不可)

(1)再診料1,250円

(2)窓口支払380円(本人負担は合計金額の30%)

尿素呼気試験結果は除菌完了(基準値2.5未満に対して検査値は0.2)

支払った総額は、10,520円。治療期間は約3か月、人間ドック開始から半年でした。

ピロリ菌除菌により、逆流性食道炎や食道腺がんのリスクもあると言われていますが、胃がん予防効果の方が重要です。胃がんの原因となるピロリ菌を除菌することで、将来的な健康リスクを減らすことができます。

ピロリ菌除菌治療の経験から、早期発見・早期治療の重要性を実感しました。人間ドックは病気の早期発見・早期治療が目的であり、重症化する前に対処できれば、体にも経済的にも大きなリターンがあります。自覚症状がない段階でも、異常を早期に発見できれば、健康維持と出費の削減につながります。健康への投資としてのピロリ菌除菌治療は、長期的な視点で見ても非常に価値があるものです。

治療が終わり、禁酒期間を過ぎてからお酒を再開しましたが、以前よりも酔い方がゆっくりになり、翌朝の不快感も減ったように感じます。これは個人的な感想ですが、ピロリ菌除菌治療がもたらす健康効果の一例として興味深いものです。 ネット上には様々な情報が溢れていますが、信頼できる情報源やエビデンスを見極めるリテラシーが今後ますます重要になります。ピロリ菌除菌治療を受けることで、自分や家族の健康を守る一歩を踏み出すことができました。

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