退職後に備える！資格を活かすために必要なこと

40代のとき自分の営業スキルを試したいという思いから、医業経営コンサルタント協会の資格試験に挑戦し、見事合格。優秀論文賞も受賞しました。

さらに、もう一つの動機がありました。「物事全てに、絶対は無い！」という理念でした。
たとえ会社が倒産しても、自分が急死しても、残された家族をどう守るかが最も大事なことでした。
生きてさえいれば、会社が無くなっても、身体が不自由になっても資格を生かし次のステップに向かうエビデンスになると思いました。

何があっても家族を守り、次のステップへ進む準備が必要だと強く感じました。退職後は年金だけでなく、別の収入源を確保することで、より豊かな生活を築けるでしょう。資格取得自体は正しい選択でしたが、実務経験が不足していたため、再現性のあるデータや説得力が不足していました。

資格を得たことで会社では優遇されましたが、環境に流されてしまい、資格を十分に活用できなかったことは残念でした。その一方で、サラリーマンとして安定した生活を送れたのも事実です。
しかし、やはり重要なのは、現役時代から複数のスキルや経験を積み重ねることです。
資格を取っただけではなく、それを活かし、副業やネットワークを通じてスキルアップすることで、引退後にも多くの選択肢が広がります。

今では多くの企業が副業を認めており、何か一つに偏らず、複数のことに挑戦することが人生を豊かにします。夢を追い求めるためには、専門性を磨くことも大切ですが、多様な経験やネットワークを通じてスキルを向上させることが重要です。

資格を得たならば、現役生活の中で実績を積みながら、老後の選択肢を広げましょう。あらゆる経験をデータに基づいて整理することで、無限の可能性が生まれます。今こそ、2足の草鞋を履いて、多角的なキャリアを築きましょう。