義母が「カギ」をかけ忘れないための衝撃の行動2023

誰かを救う前に、先ず自分を救う

70歳からの始まり

40代の会社員女性の相談を読売新聞[人生案内]で見ました。結婚当初から母と義母4人で生活、出産を機に義母は家を出、現在夫と10代の娘2人と母の5人の生活。次女は不登校で母との関係が悪く同居が限界とのこと。同居の解消を周囲は「高齢の母を追い出すのか」と責め、自身も逃避ギリギリの状態です。職を転々とする夫は、母との関係が悪く解決の糸口が見いだせないでいます。

この相談は、一見すると「高齢の母」「不登校の娘」「不安定な夫」という三重苦の問題に見えます。しかし、最も弱く、今にも倒れそうなのは、そのすべてを一人で背負ってきた相談者本人です。

例えるなら、相談者は沈みかけた船の中で、家族全員を救命ボートに乗せようと必死に動き続けている船員です。ところが誰も舵を取らず、誰も代わろうとしない。その結果、最初に力尽きるのは、最も責任感の強いその船員です。

母との同居、不登校の娘、職を転々とする夫。どれも一人で解決できる問題ではありません。それでも相談者は「自分が何とかしなければ」と耐え続け、限界を超えてきました。周囲から「高齢の母を追い出すのか」と責められるたび、自分の苦しさを封じ込めてきたのです。

しかし、酸素マスクのたとえが示すように、非常時にはまず自分が生き延びなければ他者を助けられません。今必要なのは、誰かを救う行動ではなく、「自分がこれ以上は背負えない」と事実を示す行動です。

その第一歩として有効なのが、家族一人ひとりに手紙を書くことです。感情をぶつけるのではなく、静かに、淡々とこう伝えるのです。

「私は長い間、家族を支えてきたが、心身ともに限界です。これ以上同じ形では生活できません。距離を置き、一人で立て直す時間が必要です。」

これは家族を見捨てる宣言ではありません。依存の構造を壊し、それぞれが自分の足で立つための合図です。母がどうするか、夫がどう動くか、娘がどう変わるか。それは相談者が背負うべき責任ではありません。

一度、船から降りてください。沈みゆく船に残り続けることが「家族のため」ではないと、自分に許可を出すこと。それこそが、結果的に家族全体を立て直す、最も現実的で効果的な行動なのです。

義母が「カギ」をかけ忘れないために衝撃の行動2023

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