義母が「カギ」をかけ忘れないための衝撃の行動2023

食べ物をこぼす義母テーブルに押し込むとヒザ痛ッ!2023

義母とのつき合い方

妻は、「もっと近づいてー!」と、椅子に座ろうとする義母に声をかける。

92歳の義母は、どッかと座ってしまうと一人で動くことは出来ない。

妻は、義母が座ったままの状態で、椅子の背もたれを持って、

テーブルに押し込もうとする。

義母は、突然「ヒザ、痛ッ!」と、悲鳴を発する。

妻は、その叫びにひるむことなく、じわじわとテーブルに押し込んでいく。

 



高齢者は前かがみになることが多い。

背筋が弱ってきているせいで、テーブルと距離を置くのかも知れない。

義母もまた、身体とテーブルとのすき間が大きい。

そのため、食べ物をテーブルにこぼし、床にも落とす

従って、妻はそれを阻止するため、身体をテーブルに近付けようとする

妻は、「痛ッ!」という悲鳴にもたじろがず、整然と着実に目的を達する。

もしも、知らない人が見たら、虐待と思うかも知れないが・・・

義母の「ヒザ、痛ッ!」は、

面倒なことや、厄介なことへの拒絶であり「取り繕い」だと思いながらも、

階段を上がってくるスピードを、毎回指を折って数えることで、

ヒアルロン酸の関節注射を止めて何年にもなるが、

場合によっては、医者に行くサインかも知れないとも思っている。

義母が、階段の5段目に近付くと、人感センサーが動体をキャッチし、

2階のリビングのチャイムが鳴り、義母の接近を知らせる。

それで、残り8段を、幾つで上がってくるか?数えている。

チャイムは、小さくすると聞こえず、大きくするとうるさい。

誰が通っても鳴るのが厄介だが、大変便利で久々のヒット商品だ。

義母は、ターゲットを設定すると、脇目も降らず行動する。

そのため気付くと、「す~~っ」と、そばに立っていることがある。

1階の自分の部屋に居るはずが、突然2階にいる。

その都度、妻も私も「ドキッ!」と何度も心臓が止まった

そもそも、義母は誰にも干渉されず、気ままに生きる気質と知りつつも、

人感センサーのお陰で、夫婦とも心臓が止まることは無くなった。

そんな自衛策が指を折って数える、義母の身体測定にも繋がった。

階段は、ふだん11秒前後で上がってくる。

数え終わると、「今日も、大丈夫!」と業務は終了する。

また、二言目に「ひざが痛い」という診断にも役立っている。

それでも、「痛い」が、取り繕いであっても、心中穏やかでは無い。

今では、階段を上がってくるスピードは、

健康寿命のバロメーターだと解釈しているが、義母に限らず、

日々の行動を何か一つ数値化見続ける」ことはいいことだと思った。

一方「ヒザ、痛ッ!」は、夫婦と義母の適度な距離感が大事だとも思った。

とは言え、適度な距離感ほど難しいものは無い!というのも現実のようだ😁


義母が「カギ」をかけ忘れないために衝撃の行動2023

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