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もしも?今!、地震が起きたら?
ニュースを見るたびに、何か、しなければ!ーと、
思いながらも、何もしない日々・・・
大層に考えるより、家族がそれぞれの居場所で、震災にあったとき「どう対応すべきか!」を話し合うことが、今直ぐできることです!
危機的状況にあったとき、どういう行動が最も望ましいか!
それぞれの場面で、自分だったら、こう行動するだろう!という
事例をまとめてみました。
地下街で、地震に遭遇したとき
・割れたガラスと照明が一気に落下、傘をさすか、
頭をバックで覆い店舗の中に一時避難。
・震源地が遠いか近いかを確認、緊急性を判断してから行動開始。
・水害を意識し、地上階段の場所を目で追い、
立ち上がることができたら、すぐに地上に移動。
・震度の大きさに応じて、仕事を続けるか、家に帰るか、
ホテルを予約し宿泊するかを判断。
・津波警報の場合、一刻も早く高層ビルに移動。
地下駐車場にある車の、高台への移動は諦める。
駅構内で、地震に遭遇したとき
・震源地を確認し、避難行動の緊急性を判断してから行動開始。
・帰宅ルートの、電車の運行状況を確認。
・津波警報の場合、一刻も早く高層ビルに移動。
・天井の落下、掲示板の落下及びガラス破片の落下を想定し、
最新のビル又は高層ビルに移動。
・被害状況により仕事を続けるか、家に帰るか、
ホテルを予約し宿泊するかを判断。
・食料や飲料水を購入し避難準備をする。
駅のホームや電車内で、地震に遭遇したとき
・車内のアナウンスに従い、駅員の指示通りに行動。
勝手な行動は厳禁。
・掲示版の落下に注意し、震源地・地震の規模・津波情報の
確認ができるまで駅構内で待機。
駅の踏切や交差点で、地震に遭遇したとき
・電車の脱線や予期せぬ暴走から、逃げることができる、
空間を認識してその場で待機。
・道路の隆起や陥没など、予期せぬ車やバイクの暴走から
逃げことができる空間を認識しその場で待機。
エレベーターやエスカレーターで、地震に遭遇したとき
・エレベーターは、揺れたらすぐ行先階のボタンを全部押し、
止まった階で降り避難する。
・エスカレーターは、緊急停止により将棋倒しが想定され、
空間を認識しながら身構える。
繁華街で、地震に遭遇したとき
・看板の落下や窓ガラスの破裂を想定し、新築のビルや
高層ビル及び広場や平地の駐車場に移動。
・公共放送などの客観的情報を入手し、被害規模を判断し行動開始。
・群衆の動きに惑わされず、帰宅ルートの交通情報を入手。
・サンダルや草履の場合、革靴や登山靴を購入。
足元の安全が帰路への安全を担保。
(震災現場は危険!革靴や登山靴は生命の安全を確保!)
・ガラスの破片や瓦礫、雑踏で手を負傷しないよう皮の手袋を購入。(緊急時は手探りで行動します!絶対、必要です!!)
・交通情報を確認したら、直ぐにホテルを予約し避難を決断。
・食料や飲料水を購入し避難準備をする。
オフィス街で、地震に遭遇したとき
・建築中ビルが近くにないか確認、足場の倒壊を想定し、
新築ビルや高層ビル及び広場に移動。
・看板の落下、ガラスの落下を想定し、道の中ほどを歩き
安全な場所に移動。
・帰宅ルートの交通情報の入手、会社で避難するか、
ホテルを予約するか判断。
住宅密集地で、地震に遭遇したとき
・屋根瓦の落下、ブロック塀や外壁の倒壊で、下敷きにならないよう広い場所に移動。
・屋根や壁に設置してあるエアコンの室外機の落下を想定し、
頭上に注意しながら安全地帯に移動。
・植木鉢の飛散、花の鉢植えの落下、自転車やバイクの横転を想定し安全地帯に移動。
・電信柱の倒壊による電線に注意し安全地帯に移動。
デパートや大型スーパーで、地震に遭遇したとき
・通路に商品が散乱し、足元が滑って転倒の危険を想定し
安全地帯に移動。
・震源地や地震の規模が把握できるまで、館内で避難し
館内から外には出ない。
・津波の危険がある場合は、上層階に移動。
・館内アナウンスに従いながらも、ニュース速報で
客観的情報を得て行動を開始。
・震源地が近く被害規模が大きい場合、
館内で食料や飲料水を購入してから行動。
高層ビルや劇場で、地震に遭遇したとき
・非常口に駆け寄らず、座席に座ったままで地震情報を確認、
震源地までの距離と地震の規模を確認。
・観客の情報に惑わされず、館内放送や係員の指示に従い行動。
・交通情報を入手し、被害規模が大きい場合はホテルを予約し避難。
オフィスで、地震に遭遇したとき
・頑丈なビルで最新のビルであれば、オフィスで待機し避難継続。
・大型コピー機や可動式の棚に注意しその場にとどまる。
・通路や机の上の書類やハサミ等の文具が凶器と化すことを想定。
・ビル内のコンビニで食料や飲料水を購入し長期避難の準備をする。
マンションや戸建ての室内で、地震に遭遇したとき
・震源地や地震の規模が把握できるまで、屋内で避難し外に出ない。
・ガラスの飛散で手足を切る危険を回避するため、革の手袋と革靴を装着。
・建物の倒壊、水害や地滑りの危険がない場合、マンションや戸建ての家の中で待機。
・外に逃げる場合、ダウンコートや皮のコートが重宝。
・可能であれば、車のガソリンを満タンにする。
・家具転倒の下敷きを想定、低層家具に買い替えが望まれる。
・突っ張り棒、天井が頑丈でないと効果なし。
・玄関、廊下に物を置かないこと。
・片付ける習慣と躾(しつけ)が家族の生命を守る。
・懐中電灯、ランタン、ヘッドライトを生活動線に固定する。
高速道路やサービスエリアで、地震に遭遇したとき
・走行中道路が波打っていても、サービスエリアまで走りきる。
・大型トラックの横転を想定し、走行軌道を見ながら追越しする。
・サービスエリアでは、情報如何ではその場で待機し避難する。
・サービスエリアでは、直ぐにガソリンを満タンにする。
・食料や飲料水を購入し、長時間の避難を想定する。
最後に!
防災対策は、自分や家族のための事前準備ですが、
なぜか、時が経つと忘れてしまいます!
その理由は一体何なのでしょうか?
私は、妻と一緒に、仙台で巨大地震にあいました。
東日本大震災の最も大きな被害は津波でした。
明るい未来は、安全に投資をした結果だと思います。
未来は、すぐ足元にあります!
できることから、直ぐに始めたいものです!
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