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湯沢市に車で行くにはこのルートが一番!!
菅義偉首相の出身地である湯沢市は、山形県と宮城県に隣接する秋田県の最南東部にあります。湯沢に行くには、宮城県仙台市から東北自動車道古川ICで降り一般道を走る130km約3時間のドライブルートが一番のお勧めです。
10月中旬から11月初旬にかけて走る国道398号線は、栗駒山系の紅葉を一望できる圧巻と感動のドライブルートです。毎年、秋の虫の声が聞こえてくると1000km先の光景に気がそぞろになります。
「ゆざわに泊まろうキャンペーン」1人5,000円の補助!!
湯沢市内の宿泊施設35軒に泊まると、1人1泊最大5,000円の助成があります。
期間中何度でも利用できる湯沢市独自のキャンペーンです。秋田県プレミアム宿泊券や、GoToトラベル キャンペーンと併用できる施設もあり大変お得なプランです。
事前申込が不要で、チェックイン時に申込書に必要事項を記入すると、チェックアウト時に助成金を差し引いた金額が請求されます。
キャンペーン期間は、令和2年7月1日~3年2月28日までです。補助を受けることができる人は、湯沢市内の宿泊施設に宿泊する全国の人が対象です。
補助される条件は、連泊でも1泊分のみ。1人1泊につき上限5,000円の助成を受けることができます。また、旅行サイト等において宿泊前に精算済みの人は補助を受けることが出来ません。
問合せは、湯沢市観光物産協会 電話:0183-73-0415 詳しくは以下のホームぺージを確認して下さい。http://akitayuzawa.jp/event/20200630.html
対象の宿泊先35軒:
1.湯沢ロイヤルホテル2.湯沢グランドホテル3.ゆざわ温泉4.湯の原温泉5.佐東旅館6.民宿かわばた食堂7.美山荘8.草木ももとせ9.小椋旅館10.奥山旅館11.ほほえみの郷観音湯12.小森旅館13.お宿山の抄14.多郎兵衛旅館15.松葉館16.元湯くらぶ17.鶴峯館18.鳳19.こまくさ20.上の湯21.秋仙22.やどや三平23.とうふや旅館24.とことん山キャンプ場25.阿部旅館26、小安山荘民宿よし川27.旅館小町荘28.菊地旅館29.湯ノ沢温泉日勝館30.鷹の湯温泉31.新五郎湯32.おなじみ荘33.保養センター太郎兵衛34.スパ&リゾートホテル秋の宮山荘35.宝寿温泉、全部で35軒。私が泊った3軒の旅館は今直ぐにでも1,000km走っても行きたい温泉です。
湯沢は温泉と大噴湯に稲庭うどん
「小野小町」が生まれたところで、湯沢市小野が生誕地です。また、青森県の恐山、富山県の立山と並ぶ日本三大霊地の一つ川原毛地獄があり、川原毛大湯滝は、滝そのものが温泉で20mの高さから流れ落ち滝つぼ、渓流すべてが天然の露天風呂になっており、水着の着用が必要です。
更に、岩肌のすき間から蒸気が噴出する大噴湯(だいふんとう)は、世界でも稀な光景でまさに圧巻です。湯沢は、小安峡(おやすきょう)温泉、泥湯温泉、秋の宮温泉など多くの温泉場があり湯沢の地名の如く湯の宝庫です。最後に一子相伝の稲庭うどんは、現地でぜひ食べて欲しいです。生き造りの如く動きそうです。
宵越しの金は持たない気質は自然の恵みと日本三大鉱山
秋田は、昔から洪水、土砂崩れ、豪雪、冷害などの自然災害が少なく、天保の飢饉、享保の飢饉でも平年作に近い収穫があり、一般の人でも白い米を食べることができていたと言われています。着道楽で喰い道楽、宵越しの金は持たない県民性は自然の豊かさから培われたようです。
また、北秋田市にあった阿仁鉱山は、江戸時代の約4割が阿仁の銅で占められていたといい、享保元年(1716年)には、産銅量日本一になり日本三大銅山になりました。
さらに、秋田県の北東部には、文久元年(1861年)小坂鉱山が発見され、明治2年(1869年)には明治政府直轄となり隆盛を極めました。小坂鉱山も明治35年(1902年)に、足尾・別子とともに日本三大銅山になり、秋田はリトル東京と言われくらい大いに賑わったと言われています。
明治43年(1910年)に日本最古級の芝居小屋として、現在国の重要文化財である康楽館(こうらくかん)が鉱山関係者の娯楽施設として造られました。
秋田には昔から「小坂の嫁は貰うな」という言い伝えがあります。地域住民全てが、何一つ不自由のない生活をおくっていたことに由来するようです。当時の小坂は、栄華を極め東京を凌いでいたとも言われます。
管総理出身の秋田は「クルマ」と「ケータイ」が家計を圧迫
平成10年以前の秋田県は、一世帯当たりの収入は全国7位でした。個人所得は低くても世帯全員が働くことで十分な収入がありました。
昨今は人口減少により世帯人員が減少し、また、非正規職員が増えたことなどから、世帯収入は大きく減少に転じました。さらに、秋田市は世帯主の収入が低く、配偶者や他の世帯員の収入の方が高く、実収入から非消費支出(税金、社会保険料など)を差し引いた金額である可処分所得(実際に使えるお金)が増える見込みがないことが、大きな社会問題になっています。
秋田に限らず、面積が大きい地方都市などには車は不可欠であり、車の維持費や携帯料金などの生活を維持するための固定費の割合が高いことが大きな問題です。
このクルマとケイタイの支出割合を下げることが重要課題です。
秋田から地方再生の狼煙があがる!!
GoToトラベルや携帯料金の引き下げは、実際に使えるお金が増える仕組みとして、生活に直結した施策だと思います。東北の人が食べる料理は味が濃いという人がいますが、しょっつる鍋やキリタンポ鍋を食べて味が濃いと思ったことは一度もありません。温泉がいい、酒もいい、何より人がいい秋田に全国から人が集まることをお祈りします。
私も、近い内に行ってみたいと思います。
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