義母が「カギ」をかけ忘れないための衝撃の行動2023

低料金なのに、「価格以上の満足な宿100選」 福島「相模屋旅館」

 

費用は全て自前、だからこそ、「価格以上の満足な宿」だけを選りすぐってご紹介します。

寒さが厳しくなり、風邪をひいて体調を崩している人がいるかも知れません。

風邪やインフルエンザの予防は何といっても手洗いとうがいですが、睡眠中に唾液の量が減ることで風邪をひいてしまうこともあります。

寝室に加湿器を置いたり、マスクをして寝るのも効果的のようです。

しかし何と言っても、しっかり睡眠をとることが、免疫力アップを促し、風邪の予防に最も効果的とも言われています。

 

 

今回の「価格以上の満足な宿」は、相模屋旅館さがみや りょかんです。

福島県の土湯温泉郷にある新野地温泉 相模屋旅館は、乳白色の源泉掛け流しで、野趣あふれる露天風呂が極上の「日本秘湯を守る会」の宿です。

福島市内や郡山市内から一時間足らずで、乳白色のお湯と景観が、心地よい疲れを誘い、質の良い睡眠をもたらしてくれること請け合いの宿です。

 

相模屋旅館へ車で行くには、「東北道福島西ICより国道115号線を経由して、県道30号線を約32km、磐梯吾妻スカイライン方面へ45分のルート」また、「磐越道猪苗代磐梯高原ICから国道115号線、県道70号線、県道30号線を32km約45分のルート」があります。

また、公共交通機関で行くには、「JR東北本線福島駅西口出口、バス浄土平行きに乗車、約58分新野地下車徒歩約1分」と、「高速バス福島でバス浄土平行きに乗車、約58分新野地下車徒歩約1分」があります。

 

  

「新野路温泉 相模屋旅館」は、磐梯吾妻国立公園内の標高1200mに位置する温泉旅館です。

外観は普通の建物ですが、内湯の檜風呂や露天風呂は創業当時のままで、噴気孔から吹き上がる湯煙も、乳白色のお湯も、これぞ「秘湯」という言葉がぴったりの宿です。

  

 

先日泊まったとき、秘湯の会のワインを注文したとき、食材を運んできたおじいさんに、主人が「ちょっと待って!」と呼び止め、暖かい飲み物を差し出し「気をつけて帰って!」との一方的なやり取りを眼にしました。

その後、フロントに戻った主人が、カウンターでワインのコルクを半分だけ抜いて、「部屋で抜けるようにしておきました」と言って手渡してくれました。「サインしなくていいですか?」と言いましたが、主人は「大丈夫ですよ」と一言。

翌日、車に乗り込んでから「何だか、お金違うかな?」と思って、清算書を見たら21,900円。案の定、ワインの請求がありませんでした。
もっと早く気づくべきでしたが、精算のとき「クレジットカード使えますか」との質問に、「カードの読み取り機を置いてないんです」との説明。一瞬、間をおいて「分かりました」と現金を支払ったときから請求書の中身が飛んでいました。
直ぐに旅館に戻り、支払しましたが、大層感謝されるわけでもなく、淡々と精算を終え車に乗り込みました。

低料金の宿は、どんなに建物が古くても、掃除が綺麗にできていて、お腹がいっぱいになれば、それで十分だと思っていましたが、むしろ、殆どの宿では地元の食材をふんだんに使い、品数もボリュームも思考を凝らした料理人の技に感動することが多くありました。

日帰り湯など、ともすれば従業員との朴とつな会話の違和感に、評価を下すこともあるかも知れませんが、トータルでみると平均点の高い宿が多くあります。

部屋に残り香がなくても、料理を一皿ずつ出されなくても、源泉かけ流しの新鮮な湯はそれだけでも十分な三ツ星になります。

 

 

相模屋旅館は、純和風の客室でWi-Fiは部屋にもロビーにもありませんが、「相模屋旅館」には、部屋のカギが2つあります。地味で目立たないこのサービスは大変貴重で大変ありがたいことです。

なかなか予約が取れない、リピート客が多い「相模屋旅館」ですが、宿屋と宿子のきずなの強さがその証しだと思いますが、今のままで末永くこの宿を守っていって欲しいと願う宿の一つです。

 

 

古代ギリシアの医者ヒポクラテスは「薬で治らなければ、手術で治すことができる。手術で治すことができなければ、熱によって治すことができる。もし熱によって治すことができなければ、それは不治の病だろう」と言ったそうです。

生体機能を高める効果をもたらす「ヒートショックプロテイン」は、身体をじっくり温めることで、細胞のストレス防御力を上げるタンパク質です。

ヒートショックプロテインが増えると、壊れた細胞を修復し、正常に戻し、病気やけがなどを治り易くする働きが期待されています。

細胞は43℃以上に加熱されると死滅して機能を失ってしまいます。そのため、がん治療などに用いる温熱療法では43℃以上に加熱して治療を行うようです。

温泉に浸かったり、家で入浴することは、ヒートショックプロテインの健康法を体感できる最も身近な方法だと言われており、「40℃で20分間」の入浴で2日後にヒートショックプロテインが増加するようです。

温泉めぐりは、健康と長寿への自己防衛のための実践となります。

 

 

■あとがき:

「低料金なのに価格以上の満足な宿」を書こうと思った動機です。私は、東日本大震災が起きた時、仙台で勤務していました。

1000年に一度の大地震、最も大きな被害をもたらしたのは「津波」でした。幸い、仙台市内では、家財が壊れただけで家族共に無事でした。ただ、電気が止まり、ガスが止まり、水が出ない生活は初めての経験でした。
時間が経つにつれ、お湯に浸かりたいと思いました。そんな折、東北各地の旅館で、被災者を受け入れると宿泊料を補助するという復興支援制度ができました。

お陰で、方々の温泉宿を毎週のごとく巡り、源泉かけ流しの加水加温なしのパワーを知ることになりました。

それまで、温泉は豪華な建物に、豪華な食事、着物を着た仲居さんから走り回る娯楽リゾート地でした。

源泉かけ流しの加水加温無しだからこそ、24時間いつでも入浴でき、低料金なのにリッツカールトンのクレドにも勝る宿があることに驚きました。

当時、金曜日の晩から泊まって月曜日の朝、温泉宿から出勤することもありました。温泉の素晴らしさもさることながら、こんなにも「お金と時間」を効果的に使えることに感謝でした。

一人でも多くの人に、効果的な「お金と時間」を経験して貰いたいと思いこの記事を書くことにしました。

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