義母が「カギ」をかけ忘れないための衝撃の行動2023

北海道・東北12日間酸ケ湯温泉と須川高原温泉から塩原と箱根仙石原

 

12日間2600kmの最終行程、青森の酸ケ湯温泉から栗駒山の須川高原温泉、塩原温泉、箱根と最後の4日間

 

目次

青森県 酸ケ湯温泉(8日目)

 

7月19日8日目は、待望の酸ケ湯温泉に宿泊しました。青森港から酸ケ湯温泉まで40km 1時間の道のりです。青森港から国道103号線を走り、街中から一気に900m駆け上がった山あいの一軒宿です。
青森市内が数十センチの積雪でも、酸ケ湯温泉は毎年4mを超える豪雪地帯です。

酸ケ湯温泉は、混浴の「ヒバ千人風呂」が有名です。午前8時~9時、午後8時~9時が女性専用ですが、混浴の時間帯でも女性専用の入口から衝立越しにかがんで入れば、人目にさらされることはないようですが、売店で湯あみ着を1,000円で買いました。

風呂からあがったずぶ濡れの湯あみ着を部屋まで持って帰るのは大変でした。女性専用出入口の洗面場で絞るにも、男性専用出入口との衝立にすき間が多く、目隠しになっていないようでした。脱衣場に脱水機があればいいですよね。

男女別の「玉の湯」は、それぞれ源泉は違いますが、白濁した酸性の硫黄泉もすごくいい温泉でした。夕食は部屋食で朝はバイキングでしたが、朝夕ともに種類も豊富で味付けも上品で大変美味しかったです。

 

宿泊料金 2人 25,788円(1泊2食税込、飲み物別)

わがまま・気まま評価
酸ケ湯温泉
5段階評価🌸🌸🌸
🌸

❶前向きなもてなし(従業員の向上心) 🌸🌸🌸🌸
❷食事の美味しさ(料理の勢い)    🌸🌸🌸🌸
❸風呂 (湯の鮮度と旅情感の演出)     🌸🌸🌸🌸
❹くつろぎと安心感(五感の居心地)       🌸🌸🌸
❺宿泊料金(精算後の費用対効果)      🌸🌸🌸🌸
❻旅立ち(心に響く最後のお見送り)         🌸🌸🌸
❼リピート(また、ぜひ行きたい!)         🌸🌸🌸

 

 

岩手県 須川高原温泉(9日目)

酸ケ湯温泉から国道103号線を十和田湖畔を走り岩手県と秋田県の県境にある須川高原温泉を目指します。

通り道に、期間営業の元湯猿倉温泉(もとゆさるくらおんせん)の一軒宿があります。5つの源泉の内 2つを旅館で使い、残りを焼山温泉郷へ送湯しています。
源泉かけ流しの白濁した硫黄泉なかなかいいですよ!

その先には、大正時代の建物を守り続ける一軒宿の蔦温泉(つたおんせん)があります。浴槽床に敷いてある枕木の下から自噴する熱い温泉は、生気をみなぎらせ、身体に活力を与えてくれる感じがします。

蔦温泉のお湯は、硫黄泉ではないので、辺り一帯飛び交う蛍が、森の中の精霊を思わせます。施設は決して近代的ではありませんが、蔦温泉のお湯は、ヒートショックプロテインを最も強く感じた温泉です。

それから14km続く奥入瀬渓流を、所どころ停車しながら、東北自動車道十和田ICから一関ICを経て、栗駒山の北方に位置する須川高原温泉を目指しました。酸ケ湯温泉からの総距離は約300km 4時間の道のりです。

 

須川高原温泉は、岩手・宮城・秋田3県にまたぐ、栗駒山1624mの麓標高1100mに毎分6000Lを自噴する源泉かけ流し加水加温無しの温泉旅館です。

温泉は青みがかった硫黄泉でph2.1の強酸性です。露天風呂は男女ともゆったりと大きく湯船から見える景色も最高です。また、本館1階の大浴場も、これぞかけ流し!と言わんばかりにお湯が溢れています。


さらに
2階客室にある中浴湯は、空気に触れていないせいか青みが薄く大変高温ですが、一度入ると身体がリセットされ再起動される思いです。

須川高原温泉は4月から11月初めまでの期間営業ですが、栗駒山の登山基地でもあり多くのトレッカーがいます。建物の外観は古びた印象がありますが、部屋は清潔感がありロビーや食堂も山小屋風の味わいがあり不自由なことは何一つありません。
紅葉の時期、国道398号線栗駒山周辺はどこでも絶景を見ることが出来る最高のエリアです。

宿泊料金 2人 27,002円
(1泊2食 税込、
飲み物込み)

わがまま・気まま評価
須川高原温泉
5段階評価🌸🌸🌸🌸🌸

 

❶前向きなもてなし(従業員の向上心)     🌸🌸🌸
❷食事の美味しさ(料理の勢い)             🌸🌸🌸
❸風呂 (湯の鮮度と旅情感の演出)🌸🌸🌸🌸🌸
❹くつろぎと安心感(五感の居心地)      🌸🌸🌸
❺宿泊料金(精算後の費用対効果)    🌸🌸🌸🌸🌸
❻旅立ち(心に響く最後のお見送り)      🌸🌸🌸
❼リピート(また、ぜひ行きたい!) 🌸🌸🌸🌸🌸

今まで温泉と言えば、大きくて豪華なホテルや旅館をイメージしていましたが、須川高原温泉に泊まってからホテル・旅館選びが一新しました。
お湯が新鮮なほど宿泊料が安く、手頃な宿泊料の旅館ほど、地元食材の巧みな料理に感動します。建物が大きいとか小さいとか、部屋が広いとか狭いとか、そんなことは、もうどうでもよくなりました。
お湯が新鮮な旅館ほど、旅情感が強く!人も料理もやさしく満足度が高い!と思うようになりました。

 

奥塩原・新湯温泉渓雲閣(10日目)

岩手県の須川高原温泉をチェックアウトして、栃木県の那須塩原奥塩原・新湯温泉を目指します。今日の走行距離は約350km 5時間の行程です。

途中2か所寄り道して目的地に向かいます。須川高原温泉は岩手県と秋田県の県境ですが、秋田県側に 30分程走ると小安峡温泉(おやすきょうおんせん)があります。

 

干ししいたけ(寄り道)

最初の寄り道は、「干ししいたけ」を買うことです。
珈琲・雑貨舎重右衛門(コーヒー ザッカシャ ジュウエモン)0183-47-5320というカフェで売っている「干ししいたけ」を買うことが目的です。
大分のどんこには及びませんが、肉厚で品質が良く良心的な値段です。また、毎回、感動するのがコーヒーです。不思議までに美味いんです!
失礼な話し こんな田舎でなぜ?
と思うくらい
味も香りも最高です!
この地区を小安峡温泉を「コヤスキョウ」と言う人がいますが、それは間違いです!「オヤスキョウ」が正解です。間違ったのは私ですが・・・(^^;

近くに奥小安峡大湯温泉があります。大湯温泉の阿部旅館外観は、一見すると普通の民家にしか見えませんが、建物奥から川沿いにつながる回廊は、敷地の至る所から噴出する蒸気が、旅館全体を包み秘湯感満載の宿です。

また、一帯が硫黄の匂いで包まれる泥湯温泉は日本三大霊場の一つ川原毛地獄の麓にあります。現在、奥山旅館は日帰り入浴しか出来ませんが、宿泊の再開が待ち遠しい旅館です。温泉も食事も大満足でした。

最後に、小安渓谷にある大噴湯(だいふんとう)は、川沿いの岩肌から、ジェット機のように噴き出す蒸気が視界を遮ってしまうほど神秘的で幻想的な場所です。足が丈夫な間に一度は行ってみて下さい!
行く価値、十分にあります!!

 

あ・ら・伊達な道の駅

2つ目のより道は、国道398号線を通った古川インターチェンジ手前の道の駅「あ・ら・伊達な道の駅」です。

① ずんだ餅を食べること
② そばを食べること
③ 釜神(かまがみ)を買うこと

➀と②は叶いましたが最後は断念しました。釜神は、宮城県から岩手県南部に伝わる火難よけ、魔よけでまつります。昔は、家を造った材料の一部を使って、大工や左官が造ったものです。
いつか、日本三景松島にある「工房釜神」に寄りたいと思います。「あ・ら・伊達な道の駅」は、鳴子温泉の近くにあり、宮城県大崎市は北海道と姉妹都市でロイズ直営店もあります。

 

さて、今日は栃木県の奥塩原温泉渓雲閣に泊まりました。標高1000mの硫黄泉の源泉かけ流しの宿です。乳白色で酸性度は高くないので刺激の少ない温泉です。道路沿いの昭和風の建物です。大浴場も貸切露天風呂も24時間無料でいつでも入れます。

宿泊料金:
2人 27,300円 (1泊2食 税込)でした。

わがまま・気まま評価
慶雲閣
5段階評価🌸🌸
🌸

❶前向きなもてなし(従業員の向上心) 🌸🌸🌸
❷食事の美味しさ(料理の勢い)    🌸🌸🌸
❸風呂 (湯の鮮度と旅情感の演出)     🌸🌸🌸
❹くつろぎと安心感(五感の居心地)     🌸🌸🌸
❺宿泊料金(精算後の費用対効果)      🌸🌸🌸
❻旅立ち(心に響く最後のお見送り)       🌸🌸
❼リピート(また、ぜひ行きたい!)       🌸🌸

箱根フォンテーヌブロー仙石亭(11日目)

栃木県の奥塩原温泉を 10時に出発、300km先の箱根を目指しました。東北自動車道から外環を走り東名高速に出ました。箱根スカイラインはガスが深く視界不良でしたが、箱根湖畔は快晴で多くの外国人観光客で賑わっていました。
北海道・東北旅行最後の宿は、箱根フォンテーヌブロー仙石亭です。今回は土日祝祭日以外の最もリーズナブルなプランに泊まりました (^^;

当ホテルはオーベルジュで全室露天風呂付です。溶岩石を使った浴槽などは秘湯の宿そのものです。まさに非日常を満喫させる完成度の高いホテルです。夕食も評判通り美味しく朝食も大変満足でした。子供連れの外国人客と夕食時間をずらす等スタッフの気遣いが至る所で伺えました。献身的なスタッフ一に感謝しつつも最高のおもてなしを演出したオーナーに会えなかったのは残念でしたが、心残りのまま東名高速御殿場インターチェンジから 380km先の帰路につきました。

 宿泊料金:
2人 57,540円 (1泊2食 飲物込の税込)

わがまま・気まま評価
箱根フォンテーヌブロー仙石亭
5段階評価🌸🌸🌸🌸

❶前向きなもてなし(従業員の向上心) 🌸🌸🌸🌸
❷食事の美味しさ(料理の勢い)       🌸🌸🌸🌸
❸風呂 (湯の鮮度と旅情感の演出)     🌸🌸🌸🌸
❹くつろぎと安心感(五感の居心地)     🌸🌸🌸🌸
❺宿泊料金(精算後の費用対効果)      🌸🌸🌸🌸
❻旅立ち(心に響く最後のお見送り)         🌸🌸
❼リピート(また、ぜひ行きたい!)         🌸🌸

 

北海道・東北12日間の旅費合計

旅費合計は 56万円でした。
★走行距離は 2,628km。
★宿泊代は 33万円(総額の 60%)。
交通費は 17万円(総額の 30%)。
ガソリン 3万、有料道路3.5万、フェリー 10.6万
昼食代お土産等は 6万円(総額の10%)
★1日当たりの交通費 1.4万(1人 0.7万)
★1日当たりの宿泊代 3万   (1人 1.5万)
★1日当たりの総費用 4.6万(1人 2.3万)

義母が「カギ」をかけ忘れないために衝撃の行動2023

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