貴方は入社してから12年後の1990年に家を建てました。
妻の母と暮らすことを覚悟したときでしたね。
なぜならば、家を建てる土地は義母の土地だったからです。
生まれ育った富山には、父親が買ってくれた土地もありました。
また、自分で買った土地もありました。
退職後、富山ではなく京都で暮らすことを選んだ瞬間でした。
貴方は、会社に入った昭和53年22歳の新入社員のころ、
「お前は次男だから、土地を買った方がいい」と上司から言われ、
あれやこれやと言う間に、土地を買うはめになりました。
次男は財産が無いからとの思いから、
将来のため準備した方がいいとの、上司の親心だったと思います😅
親に相談すると、すでに家を建てる土地はあるとのことでしたが、
「若い頃の苦労は買ってでも」と言いつつ、頭金を出してくれましたね😂
入社すぐの新入社員は、100坪の土地オーナーになりました。
富山の田舎でも、800万円ほどのお金が必要でした。
そのため、入社早々、ローンの返済に追われることになりました。
4月に入社し、11月に結婚したときには、すでに返済が始まっていました。
12年後に家を建てるまで、ローンの返済は大きな負担でした。
そのためローンの返済から逃れるため、家を建てる決心をしました。
一般的な理屈ではありませんが、これが現実の解決策でした。
土地は買ったときより、倍以上の価格で売ることが出来ました。
ローンの残金を清算し、売却益を住宅資金に充てることができました。
小堀住建の宮尾さんが、京都の不動産屋を手配し富山の土地を売却してくれました。
住宅購入資金を人頼みに準備できたのは、営業マンの腕の勝るところでした。
これも何かの縁ですね😊
結果、方々からの支援も含め無借金で家を建てることができましたが、
何よりも毎月の返済が無くなったことが、一番うれしかったですね😂
そもそも、富山より何倍も高い京都で土地を買うのは考えられませんでした。
そのため、義母の土地に家を建てるのは結婚当初から必然だったように思います。
すべての土地は、様々な縁で名義を変え存在し続けていくもので、
せいぜい100年の生涯、豊かな生活を得るためとは言いながら、
高額な借金の返済に追われ、生活を縮めるのは本末転倒です。
まさに、義母が所有する土地はその縁の繋がりだった思います。
その考えに、間違い無いと思いますが、
辞める前に、義母の土地を買い取る金銭的余裕はありました。
北側に面する土地を買う気持ちがありました。
そうであるならば、順序として先ず義母の土地を買い取るべきです。
義母から土地を買って、お金を渡すことが必要でした。
何れ起こる姉妹二人の相続手続き回避するばかりでなく、
一緒に生活する一つの所帯と考えれば、何れ戻ってくるお金です。
無駄な手続費用は発生しますが、将来的にはその方が功を奏します・
いろんな選択肢がありますが、これも一つの案です。
じっくり考えて結論を出してください。
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