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家を相続したらすぐにやること!
子供が家を相続したときに、家を放置し空き家にしてごみの捨て場にしないために、
相続した家を「売る」・「貸す」・「住む」・「解体」の4つがあることを知って欲しい。
人が住まなくなった家は、傷みが早く老朽化が早い。
荒れ果てて朽ちる前に、ゴミ捨て場にもしないよう相続したら早く決断して欲しい。
家を放置すると税金面は優遇されても、塀が倒れたり、外壁が剥がれたり、
瓦が落下したり、様々なトラブルを引き起こし、地域住民に迷惑をかけてしまう。
最悪の場合、人が亡くなったり、怪我したりして、賠償責任が発生することもある。
❶倒壊の危険
❷アスベストの飛散やごみの異臭
❸景観不全
❹生活環境悪化などが確認されると、
「特定空き家」に認定され50万円以下の罰則が適用されることもある。
相続したら「空き家」にしないで速やかに対処できるよう具体例を伝えたい。
家を相続し「住む」と決める前にやること!
❶相続が発生したら先ず「遺言書」があるかどうかを一般的には確認する。
少なくとも私も妻も遺言書を書くほどの財産はないので、
「子供たちよ!心配することは無いょー!」
❷相続財産にはプラスとマイナスの両方があり、何があるかを確認すること。
プラスの財産は、預貯金、不動産、株式や公債などの有価証券など。
結論からいくと、相続税を払うだけの資産がないので税金の心配は要らない。
マイナス財産は、住宅ローンや借金、医療費、光熱費、税金の未払金など。
わが家にはローンも借金は無いが、固定資産税年6万円(4月1回払い)、
火災保険月5千円、WOWOW月3520円、光回線と電話スマホ代月1万円、
電気水道代合わせて月2万円、クレジットの買い物の未払い金数万円がある。
一過性に20万円ほどの支払いが発生するのでマイナス財産かも知れないねぇ(^▽^)/。
❸親兄弟で相続するか放棄するかを判断する。
マイナス財産が多い場合に遺産を放棄した方が良い場合もある。
マイナス財産を清算するため、プラス財産を売却し現金化する場合もある。
プラスの財産が多い場合、相続税額の試算など遺産を評価しなければならない。
相続放棄は、相続開始日から3ヵ月以内に家庭裁判所に申し立てが必要。
財産放棄は、遺産権利放棄も相続開始日から3ヵ月。
プラス財産の範囲内でマイナス財産を引き継ぐ「限定承認」も家庭裁判所で3ヵ月以内の手続きが必要。
この点についても放棄するだけのマイナスの財産がないので心配要らないねぇ(^▽^)/。
相続した家に「住む」前にやること!
❶土地の評価を確認する。
道路に面した宅地の1平方メートル当たりの価格が千円単位で表示している。
国税庁の「財産評価基準書路線価図・評価倍率表」
で見ることが出来る。
❷家屋の評価を確認する。
毎年、役所から送られてくる固定資産税の納税通知書にある、
「課税明細書」に「固定資産税評価額」として記載されている。
ちゃんと家に用意してあるから大丈夫!
❸相続金額― (3000万円 + 600万円 × 相続人数)= 課税総額
相続税は不動産、預貯金や有価証券など財産全体から債務、葬式費用を
差し引いた遺産額に課税され、ここから基礎控除額3000万円を引いて、
0円以下になれば、相続税の申告は必要なし。
子供たちよ!この計算式に従うと、相続税の心配は全く要らない。
余計な心配は要らないってことだね!
相続した家に「住む」ことで、かかる税金は!
固定資産税 = 固定資産税標準額×税率(標準税率1.4%)
都市計画税 = 都市計画税標準額×税率(制限税率0.3%)
固定資産税は毎年4月に役所から送ってくるが、
土地と家屋合わせてざっくり年間6万円もあれば十分だね。
相続した不動産の登記(登録)手続きで発生する国税として、
登録免許税=固定資産税評価額×税率(0.4%)が必要になるね。
ただし相続登記に必要な書類が幾つもあるので注意が必要。
なお、わが家の相続手続きには複雑なものが無いので自分でできるよ!
1.被相続人の戸籍謄本450円
2.被相続人の住民票の除票350円
3.相続人全員の戸籍謄本450円×2(わが家の場合)
4.相続人の住民票350円×2(わが家の場合)
5.固定資産評価証明書(家にある「固定資産税納税通知書」でOK!)
6.相続人全員の印鑑証明書350円×2(わが家の場合)
7.登記事項証明書(登記簿謄本)600円
手間だけど個人でやれば数千円で出来るけど、司法書士に依頼すると
3万円から10万円まではかからないと思うけど、まぁー頑張って!
但し、兄弟同士での共有名義の相続は絶対してはいけない!
相続した家に「住む」ことでかかる費用は!
中古住宅は、外壁や屋根など高額な修繕費用がかかるが、
オール電化住宅なので給湯器やIHヒーターを定期的に交換する必要があるね。
わが家は、新築したときのハウスメーカーから同じ会社でリフォームを
行っているので、リフォーム履歴から経時変化も正確に判断できるので、
1構造部分のリフォームは慎重に適切に判断してくれるので安心だよ。
当然ながら家にもリフォームの記録は全部残っているけどねー。
同じ業者に依頼するということは、建物の構造を傷つけないよう、
建物の構造の強度を守りながらリフォームするのでその点を一番評価している。
街中の業者は、大手メーカーより安い金額で見積もりを出してくるが、
施工後の不具合などのメンテナンスの精度や費用が街中の工務店では厳しいね。
家の中の部材や資材はハウスメーカーが専門メーカーから仕入れている。
大手の企業ほど社会的信頼を大事にし、社名を維持しるため細心の注意を払っている。
仕事が丁寧で安心安全の意識が高いから、住み続けるなら同じ業者の方がいいよ。
終の棲家を相続した子供が、空き家にして放置しないための対策2022
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