目次
退職後に「ウィークリーマンション」を予約しようと・・・
退職したらウィークリーマンションを借りたいと思っていました。
敷金や礼金などの心配がなく、身分証明書があれば契約できる手軽さ、
家具家電も一通りそろっている便利さ、がいいと・・・
ゴミ出しを自分でするとか、ティッシュや洗剤・シャンプーなど、
自分で補充する手間があっても、それもまた、愛嬌だと思っていましたが、
退職後にやりだした家事、旅先でも続けると思うと、無理だと、
駐車場の有無、部屋・台所・トイレや寝具の清潔感、管理人不在など、
考えると次から次へ問合せすることが多過ぎてギブアップしました。
長期滞在にはレストランの数とメニューの多さが・・・
退職後、万座温泉にあこがれの1週間の湯治に行きました。
標高1800mにある万座温泉は、スキーシーズンが終わり暇な時期だと思っていましたが、
乳白色の硫黄泉には、思いのほか多くのお客さんが訪れていました。
バイキング2食付きプランは、コストパフォーマンスが高く旅行会社にも人気のようです。
シーズンを通し、中高年層を迎え入れる体制が整っている施設はまさに大歓迎です。
一方、万座温泉のお湯は申し分ないですが、1週間の滞在には向いていなかったようです。
初日の、夜の食事メニューも多く、味もしっかりしていることに満足しましたが、
2日目もメニューが変わらないことに、冗談かと思いながらも頑張って食べましたが、
まさかの3日目も同じメニュー、流石に、喉が通りませんでした。
結局、帰る日まで、違うホテルのレストランに通いました。
1泊2泊が平均的宿泊数の中で、コストパフォーマンスが高い施設では至極当然なのです。
だからこそ、これからコスト重視の客層とホスピタリティ優先の客にニーズが分かれると実感しました。
コネクティングルームは快適な距離感が演出できる
90歳の義母と妻と私と娘家族3人でディズニーランドに行きました。
車いすで園内を2日間駆け巡り、押す方も押される方も流石に疲れましたが、
トリプルルーム1室とコネクティングルーム(twin2部屋続き)を予約したお陰で、
ゆったりとくつろげることができ、2部屋続きの予約は大正解でした。
コネクティングルームは、義母も私達も不要な気遣いを避け、
コスト以上に十分に満足感が得られたように思います。
コネクティングルームは、子供が小さいときにも利用しましたが、
高齢家族が利用する場合にも、快適に利用できることが分かりました。
またある日、ツインベッドルームと和室に露天風呂がある和洋室タイプのホテル泊まったとき、
部屋ごとにある3台のテレビの音や照度の具合が気になり寝ることが出来ませんでした。
ふすまや障子で仕切られた和洋室より、コネクティングルームがホスピタリティが高いようでした。
ホテルの「サービスアパートメント」を旅の拠点に・・・
サービスアパートメントは、家具・家電・キッチン・洗濯機等を備えた賃貸施設です。
入居には入居審査・契約手続きがあり1ヵ月以上の入居が必要で、
ホテルのサービスアパートメントは、入居審査も契約もなく1週間から30日プランが一般的のようです。
ホテルが運用するサービスアパートメントは、高齢者の夫婦にとって、
時間に追われず、ゆったりとゆっくりと観光できる拠点になるでしょう。
その日の体調の変化や、天候の具合によって、出かけたくない時は部屋でくつろげる。
時には、ホテルのプールやジムでリフレッシュすることもできる。
何と言っても、ホテに荷物を置いたまま気軽に出かけられるのはいいですね。
時間とスケジュールに追われる旅行会社のツアーより、
旅先の天候やその日の体調に合わせてスケジュールを立てる旅行スタイルが良いです。
観光地を時間から時間、駆け巡る団体旅行は高齢者夫婦にはしんどいですね。
行くだけの目的の旅行から、ホスピタリティ100%の滞在型旅行に変える時かも知れません。
ホテルが行っている「サービスアパートメント」
帝国ホテルは、30泊36万円(税サ込)等々のプラン販売しましたが即日完売しました。
京王プラザホテルでも、30泊16万円(税サ込)プラン等々を販売。
湯本富士屋ホテルは、30泊30万円プラン等々を販売。
ザロイヤルパークキャンバス神戸三宮は、30泊10.5万円(税サ込)プラン等々を販売。
東急ホテルズにおいては、2022年3月31日まで30連泊のプランを販売しています。
都内のホテルの場合は、首都圏在住の人がセカンドハウスとして予約したケースが多いようですが、コロナ禍が過ぎ去っても、関心が高いプランが次々出てくることを期待したいです。
ホテルの「サービスアパートメント」を拠点にしたいこと
現地に行って、人に聞いて行動する。
グルメブックに載らない料理人の料理を食す。
ライブ演奏でやさしい音色、力強い音色に活力を貰う。
いつもと違う服を試着し、鏡に映る自分を再発見する。
美術館や博物館で喜びや悲しみ、驚きと尊敬に共感する。
神社仏閣で、僧侶の法話に共感する。
公園を散歩し、無邪気な子供達の声に懐かしさを感じる。
料理に合う陶磁器や漆器を探す。
足元に咲く高山植物に顔を近づける。
源泉かけ流し加水加温なしの秘湯に温泉三昧。
新しい商業施設の斬新な内装やディスプレイを見入る。
テーマパークで夢の世界を実現する。
ねぶた祭りではハネトの衣装を着てハネル。
ゆったりとゆっくりと旅を楽しむには、ホテルのサービスアパートメントが必要。
提供されたスケジュールで動くのではなく、自分にあった旅が必要になってきました。
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