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関西電力の「はぴeタイム」プランとは
関西電力が提供している関西電力オール電化住宅向けの電気料金プランです。
2019年4月1日以降新規加入を停止しているプランですが、
電気を使用する季節や時間帯によって、電力料金単価が違っており、
夜間に電気を消費することで、電気料金を抑制できる特徴があります。
わが家は2009年オール電化にした段階で「はぴeタイム」プランを契約しました。
「はぴeタイム」プランは、3つの時間帯に分かれ、
時間帯ごとに1kwhの電気代が変わるプランで、
夜間電力が日中の電力より、かなり格安なのが特徴です。
❶ デイタイム 10:00➡17:00
❷ リビングタイム 7:00➡10:00、17:00➡23:00
❸ ナイトタイム 23:00➡7:00
◆2022年時点の3つの時間帯ごとの旧単価の1kwhの電気代です。
❶ デイタイム 1kwh夏季34.95円、1kwh夏季以外31.77円
❷ リビングタイム 1kwh23.47円
❸ ナイトタイム 1kwh10.70円
◆2023年現在の3つの時間帯ごとの新単価の1kwhの電気代(増減率)です。
❶ デイタイム 1kwh夏季28.96円(82.9%),1kwh夏季以外26.33円(82.9%)
❷ リビングタイム 1kwh22.89円(97.5%)
❸ ナイトタイム 1kwh15.20円(142%)
日中の電気代単価は下がりましたが、夜間の電気代単価は大幅な値上げになり、
オール電化住宅にとっては、電気代の負担が家計を圧迫する状況になってきました。
エコキュートは、ナイトタイム時間帯でお湯を沸かし24時間お湯を使うシステムです。
電気蓄熱暖房機「暖吉くん」も、ナイトタイム時間帯の電力で熱を蓄熱し、
24時間放熱し暖房するシステムですが、2つともナイトタイムの大幅な値上げによって、
驚愕の電気料金になってしまいました。

12月の電気代を2021年と2022年を比較
(1)2021年の12月は、夜間電力はエコキュートだけでしたので、
1ヶ月間の電気使用量は、453kwh、電気代は11,029円でした。
灯油は18ℓ3缶5,814円でしたので、
12月の光熱費総額は16,843円になりました。
【参考】2021年12月の電気代明細11.18~12.16(29日間)
デイタイム1kwh冬31.77円,リビングタイム1kwh23.47円,ナイトタイム1kwh10.70円
❶ 基本料金 2,200円
❷ デイタイム 48kwh 1,525円
❸ リビングタイム188kwh 4,412円
❹ ナイトタイム 217kwh 2,322円
❺ 燃料費調整+再エネ 2,770円
❻ 請求金額 11,029円
(2)2022年の12月は、夜間電力をエコキュートと蓄熱暖房機を使用した結果、
1ヶ月間の電気使用量は1045kwhで、電気代は32,093円でした。
蓄熱暖房機「暖吉くん」は、11月29日から12月18日まで20日間運転
灯油は18ℓ1缶1,990円でしたので、
1 12月の光熱費総額は34,083円になり、1年前より17,240円増加しました。
【考察】 デイタイムは17%値下げで、リビングタイム2%値下げでしたが、
ナイトタイムの42%値上げの影響が大きく高額な電気料金になりました。
しかしながら、12月の蓄熱暖房機は20日間だけの運転でしたが、
1月はフル運転するのでさらに大きく金額が増える見込みです。
【参考】2022年12月の電気代明細11.18~12,18(31日間)
デイタイム1kwh冬26.33円,リビングタイム1kwh22.89円,ナイトタイム1kwh15.20円
❶ 基本料金 2,200円
❷ デイタイム 47kwh 1,238円
❸ リビングタイム164kwh 3,754円
❺ 燃料費調整額 10,607円
❻ 再エネ賦課金 3,605円
❼ 請求金額 32,093円

1月の電気代を2022年と2023年を予想比較
(1)2022年1月は夜間電力がエコキュートだけでしたので、
1ヶ月間の電気使用量は748kwhで、電気代は17,018円でした。
灯油は18ℓ6缶12,000円でしたので、
1月の光熱費総額は29,018円になりました。
【参考】2022年1月の電気代明細12.17~1.20(32日間)
デイタイム1kwh冬31.77円,リビングタイム1kwh23.47円,ナイトタイム1kwh10.70円
❶ 基本料金 2,200円
❷ デイタイム 63kwh 2,002円
❸ リビングタイム304kwh 7,135円
❹ ナイトタイム 381kwh 4,077円
❺ 燃料費調整+再エネ 3 ,805円
❻ 請求金額 17,018円
(2)2023年の1月は、夜間電力をエコキュートと蓄熱暖房機をフルで運転します。
1ヶ月間の電気使用量予測は1861kwhで、電気代は55,770円の予想です。
灯油は18ℓ2缶3,980円購入予定です。
1月の光熱費総額は59,750円になり、1年前より30,732円増加見込みです。
暖吉くんのナイトタイムの電気代単価は1日当たり約700円ですが、
ナイトタイムの電気使用量に応じて、燃料費調整や再エネ賦課金の増加を加えると、
暖吉くんの電気代単価は1日当たり約1200円になります。
【考察】 電気代の予想額は関西電力のホームページに記載されたデータを使っています。
ナイトタイムの値上げと燃料費調整や再エネ賦課金が、
過去最高の電気料金に押し上げました。
【参考】2023年1月の電気代請求明細12.19~1,19(32日間)のシミュレーション
❶ 基本料金 2,200円 (対前年比±0) (1日69円)
❷ デイタイム 72kwh 1,896円 (対前年比95%)(1日60円)
❸ リビングタイム128kwh 2,930円 (対前年度比41%)(1日916円)
❹ ナイトタイム 1661kwh 25,247円 (対前年度比620%)(1日790円)
❺ 燃料費調整 20,304円 (対前年度比530%)(1日635円)
❻ 再エネ賦課金 6,420円 (対前年度比170%) (1日200円)
❼ 請求金額予想 55,770円 (対前年度比330%) (1日1743円)

最後に、身体の芯が寒いは解消できました😄
91歳の義母も、60代半ばの夫婦も、それぞれ体感温度が違うため、
それぞれの部屋の温度が25℃まで上昇していることもありましたが、
今回、暖吉くんを導入したことで、家の中の温度差はほぼ解消され、
家中フラットな温度にたどりつきました。
夜間電力と燃料費調整額の高騰が過去最高の驚愕の電気代になりましが、
服を着替えるときの暖かさ、
トイレにいくときの廊下の暖かさ、
外から帰ってきたときの玄関の暖かさ、
リビングダイニングとキッチンの暖かさなど、
日常生活の動線は温度差が最小になり、
寒ッ😱と!感じることが無くなりました。
灯油代1万円とエアコン代1万円の計2万円強が相殺されたことが、
救いではありますが、寒さを解消できたことが何より良かったです。
しかしながら、外気温の変化によって高齢者3人の体感温度は一定ではなく、
家の中の温度がフラットになったからと言って、
全く寒く感じることが無くなったわけではありません。
フリースやダウンなど手元に置きすぐに羽織る習慣が大事です。
着る物を脱ぎ着し温度調節することが基本になければなりませんね😁
91歳の義母の、「身体の芯が寒い」は、これで一件落着しましたが、
夜間電力の値上げと燃料費調整額は想定外でした。
驚異的な電気代は生活の優先順位を変え対応するしかないと思いました。
義母の余生にも高齢者夫婦も暖かい生活を手にしたことは大変幸いでした。
さらに、寒さ対策に時間を費やすことができたのも幸いな時間でした(^▽^)/
いつかテスラー社のSolar Roofで発電できたらいいですね!😁😁

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