義母が「カギ」をかけ忘れないための衝撃の行動2023

40代の自分へ!先祖供養の形と意識の変化 お墓に込める老夫婦の思い

40代の自分へ!

60歳で定年退職を迎えた私は、今住んでいる家を終の棲家と決め、義母に義父のお墓に私たち夫婦も一緒に入れてほしいとお願いしました。義母は快諾し、亡き父が用意してくれた墓地を解約することにしました。義母名義のお墓を私の名義に変更したことは、後継者問題に対応するためでもあり、義母も安心してくれました。

父が用意してくれた墓地は、40年以上に渡り母や兄夫婦が管理してくれましたが、私たち夫婦の将来の居住地が不確定だったため、遠方の墓地を手放す決断が遅れました。娘たちに遠方の墓地を守らせるつもりはありませんでしたが、東日本大震災で墓石が破壊される様子を見て、自然災害の前では無力であることを痛感し、早い決断が必要だったと反省しました。

義母のお墓は京都の清水寺近くにあり、四季折々の景観が美しい場所です。しかし、日本には多くの寺院や神社があり、その維持が困難になっています。住職不在の寺院が増え、修繕費も高額です。浄土真宗本願寺派の多くの寺院は年収が低く、維持が難しい現状です。

墓じまいには多くの費用がかかり、想定外の支出が原因でお墓を放置する檀家もいます。私たち夫婦は、子や孫にお墓の管理を負担させたくないと思っています。祖父が言っていた「葬式に行くのは、自分もいつかその身になることを忘れないため」という言葉を思い出し、生かされていることに感謝し、人々を幸福にすることが大切だと感じました。

お墓は先祖を偲び感謝する場所ですが、思いと行いが悪ければどんなお墓も廃れてしまいます。私たちが亡くなった後も、子や孫にはお墓に拘らなくても、どこからでも私たちに思いを馳せてもらえれば十分だと思います。

義母が「カギ」をかけ忘れないために衝撃の行動2023

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