目次
スウェーデンの車、ボルボのサブスク
『ボルボの11万円サブスク100台に6倍の応募に手応え』との見出しがありました。
『ボルボ・カー・ジャパン(東京)は2022年1月、国内初投入のEV「C40 Recharge」を
オンライン限定で発売。発売に先駆けて100台限定で月額11万円(税込み)の
サブスクリプションキャンペーンを実施、応募件数は575件に上った。』
この車を買うことで、得られるものは何か?
そのために何を我慢し、諦めなければならないのか?
もし今日新車を買ったら代わりに何を諦めることになるか?
11万円のサブスクのサブスクが、自分にとってどれだけ必要性があるか検証しました。

退職後の車の利用価値と費用
退職後の時間、平凡な日常生活に活気をもたらすため、
天井を開ければ一瞬で開放感が得られる、
オープンカーは最善のツールだと思い買い求めました。
魚釣りで浴びた太陽からも、ゴルフで1日浴びた太陽からも、
体から毒素が消滅するような、全身が新陳代謝する感覚がありました。
風の音や鳥の声を聴き、新緑の匂いを嗅ぐことができる、
静と動を体感できるオープンカーは貴重なツールだと思いました。
その車も、今年で3回目の車検を向かえ、11万円のサブスクの記事をみて、
突然、今の車と軽自動車に乗り換えた場合の費用を検証したいと思いました。

自分の車を10年間乗り続けたときの月額費用は13万円
❶諸経費を含む新車購入費は約1千万円、月額換算で84,000円
❷3Lの自動車税は10年間51万円、月額換算で4,300円
❸車両保険は変動を顧慮し10年間100万円、月額換算で8,400円
❹車検代は4回で100万円、月額換算で8,400円
❺点検整備費10年間で60万円、月額換算で5,000円
❻夏用タイヤ4本冬用タイヤ10年間で80万円、月額換算で7,000円
❼タイヤ保管料10年間で36万円、月額換算で3,000円
❽ガソリン代10年間で120万円、月額換算で10,000円
駐車場代を含めないで計算。
10年間の総額は≒1540万円、年額≒150万円、月額≒13万
軽自動車に乗り換え10年乗った場合の月額費用は3万円
月間250km年間で3.000kmの走行距離を仮定しました。
❶諸経費税金を含む車の購入費用200万円、月額換算で16,700円
❷0.66Lの自動車税10年間で10万8千円、月額換算で900円
❸車両保険10年間で30万円、月額換算で2,500円
❹車検4回と消耗品費用10年間で30万円、月額換算で2.500円
❺夏用タイヤ4本と冬用タイヤ8本10年間で12万円、月額換算で1,000円
❻タイヤ保管料不要0円(月額0円)
❼ガソリン代年間1万km燃費1L15kmGAS1L130円年間87万円、月額換算で7,300円
駐車場代を含めないで計算。
❽10年間の総費用≒370万円、年間≒37万円、月額≒3万1千円
高齢者が求めるサブスクと免許返納の是非

サブスクリプション(サブスク)は、モノやサービスを一定期間利用できるビジネスモデルで、「予約購読」や「定期購読」という意味に解釈されています。
現在の私の車の維持費は月額13万円、ボルボのサブスク11万円の方が手頃でした。
一方、軽自動車は月額3万円でしたが、耐用年数4年や5万㎞が一つの目安となり、
近場の買い物だけに使うのであれば最上の選択だと思いました。
車はいつでもどこでも、出かけることが出来る格別の移動手段ですが、
高齢者になってくると、片道500kmを走るには、
安全装置が万全なレベル3以上の電気自動車の選択が好ましいようです。
一部海外では20ドルで20回の乗車、40ドルで40回の乗車といった定額料金で、
Uber Taxiに乗ることができるサブスがあります。
日本国内でもウィラーバスが月額5,000円で半径2km乗り放題のサブスクを始めています。
本会員が月5,000円で同居家族は、1人当たり月500円の追加で利用できるようです。
私を含め高齢者が遭遇するかも知れない忌まわしい事故を回避するだけでなく、
通勤、通学、通院に役立ち、地域で暮らす人たちの活性化と安全性に繋がります。
ガソリン車、電気自動車、ハイブリッド車とモビリティーの選択肢は近い将来もっと広がるでしょう。 自分の生活スタイルにあった最適な移動手段が、近々次々と出てくるのを楽しみに待ちたいと思います。
コメント