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貯金が少ない人の家は散らかっている
FPの黒田尚子さんは、「貯蓄ベタな人の家は、散らかっている」という。
「収入のせいではなく日々の行動考え方に問題があるかもしれない」とも言っている。
「部屋が汚い人の共通点として、日時を指定して相談者の家を訪れたにも関わらず、
資料を追加要求しても探すのに手間取り、すぐに出てこないケースが多い」と言います。
結果として、調べていくと無駄な出費が多いことが分かり、片付けベタは貯金できない。
という結論に至ったようです。
とある高所得者の家を訪れたとき「妻は家事を代行サービスに任せ掃除はしない」と
足の踏み場がない家に目を疑いつつ、その家の中を走り回るビーグルの獣臭さに、
さらに驚いた記憶が蘇りました。
いい人でお金がいっぱいあっても、汚い家に住んでいる人がいることに感嘆しました。
まぁ~一部の例外ではあるものの、
「片付けベタは貯金できない」という考えに、なぜか思わず賛同してしまいました。
一般庶民にとって、お金を貯めるという行為は、
将来、家を購入するため、子供の教育費のため、老後の生活費のためにと、
限られた収入の中から、日々やりくりしながら貯めています。
一方で、お金を使わないことに執着すると、ストレスがモノへと執着させ、
モノにさえ囲まれていれば安心といった負のスパイラルに追い込まれていき、
結果として買い物依存症に陥り、お金が残らない状況になっていくようです。
全世帯の8割が、「わが家は、家計を把握している!」との統計がありますが、
家計簿をつけて数値で進捗管理している家は、せいぜいで3割しか無いようです。
お金を貯めたい人にとって、越えなければならない最初のハードルは
生活資金としていつでも自由に引き出せるお金が「貯蓄」であり、
教育や住宅、老後資金のために準備するお金が「投資」として、
貯蓄と投資を家計簿の中でしっかりと分けて管理することが最も大事なことです。
一方でお金に使う目的が、自分のためだけでなく。
家族みんなが豊かになり、社会にも還元されることを、
家族全員が共有できれば、必要なお金が溜まっていくように思います。
貯められない人は、掃除や片付けが苦手な人が多いと言われますが、
支出管理の前に、人生100年の生活設計を立てることから始めることが良いようです。
目的が明確にある人は、整理整頓と貯蓄は表裏一体として動き出します。
今やらなければならないことは、
要らないものを探し出し、片付けることでは無く、
今までの自分の生き方はどうだったのか!
これからは、どういう生き方が本来の生き方なのか!
じっくり目標設定することが先決のようです。
目の前にあるモノが必要か、必要でないか悩むのは時間の浪費です。
自分の生き方を整理整頓することが先決で、いまやるべきことです。
買い物好きな人は、必要の無いものまで買ってしまいモノが増えると言いますが、
自分のためだけでは無く、
人が喜ぶモノにお金を費やすことが、お金の循環を変えるようです。
トイレットペーパーなどの必需品は、サブスクで買えば定期購入の割引制度が利用でき、
家に物があふれることもなく、片付け苦手な人にとっては絶好のサービス形態です。
無駄な買い物や出費を無くすには、使用サイクルをみて定期購入することが、
お得な場合が多く、突発の買い物が無くなりお金が溜まる好循環になります。
無料やおまけは無駄の極みです。
必要なモノは高くても買う行為がお金を増やすコツだと思っています。
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