もしも200万円の蓄電池を買ったら、どれだけ電気代が下がるのか?2019年春

太陽光発電が無いオール電化住宅で、蓄電池は本当に必要か?

夫婦2人と義母の3人が住む120㎡の建物は、太陽光発電設備が無い築30年のオール電化住宅ですが、もしも200万円の蓄電池を買ったら、どれだけ電気代が下がるのか?関電ホームぺージから、電気の使用量や金額のデータを抽出し分析することにしました。

10年前、万が一誰がボケても、火を出さないようにと、ガスを止めオール電化にしました。
また、築20年の屋根の葺き替えついでに、太陽光発電を検討しましたが、東西7寸勾配の屋根には不向きとの結論から断念した経緯があります。

最近、ハウスメーカーもパネルメーカーも、ソーラーパネルの設置基準が変わった!との積極攻勢がありますが、僅か数年で一変した対応には不信感が募るばかりです。

一方、蓄電池メーカーの説明から、1kwh10円51銭の電気を「蓄電池」に溜めれば、もしかしたら得かも知れないと漠然と考えるようになりました。さらに、プラグインハイブリット車や電気自動車の時代を目の前にしていることもあり、電気代節約の目的のため自宅の電気代を検証することにしました。

わが家の電気は、関西電力の「はぴeタイム」プラン契約です。

「はぴeタイム」の料金は、デイタイム、リビングタイム、ナイトタイムの3つの時間帯に分かれ、それぞれ電気料金が設定されています。

ナイトタイムは、23時から翌朝7時までの8時間で最も料金が安く設定されています。

デイタイムは、10時から17時までの7時間で料金が割高になっており、特に夏場の7月から9月までの3か月間が最も高い料金設定になっています。

リビングタイムは、平日午前中の7時から10時までと夜間の17時から23時までの9時間が対象で土日祝日は、7時から23時まで16時間でほぼ終日が対象になります。

わが家の電気使用量は、ナイトタイムが最も多かった。

2018年一年間で6,970Kwh、月平均581kwhの電気を使いました。

退職後は、日中の電気代が増えるかと思いましたが、10時から17時の「デイタイム」は、年間762kwh(11%)でした。

午前中の7時から10時までと、17時から23時の「リビングタイム」は、年間2,985kwh(43%)でした。

最も多くの電気を使っていた23時から7時までの「ナイトタイム」は、年間3,223kwh(46%)でした。

ナイトタイムのエコキュートと洗濯機の電気量が多いのに驚きました。

わが家の電気代は、リビングタイムが最も多かった。

2018年一年間の電気代の総請求額は、156,994円で月平均13,083円でした。

基本料や消費税等を差引いた電気代のみの金額は128,365円でした。

10時から17時の「デイタイム」は、年間25,013円(19%

7時から10時、17時から23時の「リビングタイム」は、年間70,685円(55%

23時から7時までの「ナイトタイム」は、年間32,667円(25%でした。

ナイトタイムの電気量は多いものの、料金が低いため金額の割合が低く、日中の生活時間帯の電気の消費量が増えれば請求額も同様に増えることが再認識されました。

蓄電池は、日中の電気代をどれだけ減らすことができるのか?

今までナイトタイムで使用した電気量に、9.9kwhの蓄電池を90%まで毎日深夜充電した電気量を算出し、貯えられた電気がデイタイムとリビングタイムでどれだけ賄えるかシミュレーションしました。

その結果、2018年の総請求額から年額44,094円、月間では3,674円の減額になりました。

デイタイムやリビングタイムの毎月の請求額は減りましたが、ナイトタイムの電気量が2倍になり金額も倍増しました。

結論とすれば、太陽光発電システム導入している住宅においてこそ、蓄電池のメリットが最大に発揮されることを実感しました。

蓄電池に溜めた余剰電力を、夜間及び深夜も使える「太陽光発電の自給自足システム」が確立していなければ蓄電池購入は大変価値が低いという結果になりました。