「貯金がない人の家はたいてい散らかっている」思わずうなずいた!2022

貯金が少ない人の家は散らかっている

FPの黒田尚子さんは、「貯蓄ベタな人の家は、散らかっている」という。

「収入のせいではなく日々の行動考え方に問題があるかもしれない」とも言っている。

「部屋が汚い人の共通点として、日時を指定して相談者の家を訪れたにも関わらず、

資料を追加要求しても探すのに手間取り、すぐに出てこないケースが多い」と言います。

結果として、調べていくと無駄な出費が多いことが分かり片付けベタは貯金できない。

という結論に至ったようです。

とある高所得者の家を訪れたとき「妻は家事を代行サービスに任せ掃除はしない」

足の踏み場がない家に目を疑いつつ、その家の中を走り回るビーグルの獣臭さに、

さらに驚いた記憶が蘇りました。

いい人でお金がいっぱいあっても、汚い家に住んでいる人がいることに感嘆しました。

まぁ~一部の例外ではあるものの、

「片付けベタは貯金できない」という考えに、なぜか思わず賛同してしまいました。

一般庶民にとって、お金を貯めるという行為は、

将来、家を購入するため、子供の教育費のため、老後の生活費のためにと、

限られた収入の中から、日々やりくりしながら貯めています。

一方で、お金を使わないことに執着すると、ストレスがモノへと執着させ、

モノにさえ囲まれていれば安心といった負のスパイラルに追い込まれていき、

結果として買い物依存症に陥り、お金が残らない状況になっていくようです。

全世帯の8割が、「わが家は、家計を把握している!」との統計がありますが、

家計簿をつけて数値で進捗管理している家は、せいぜいで3割しか無いようです。

お金を貯めたい人にとって、越えなければならない最初のハードル

生活資金としていつでも自由に引き出せるお金が「貯蓄」であり、

教育や住宅、老後資金のために準備するお金が「投資」として、

貯蓄と投資を家計簿の中でしっかりと分けて管理することが最も大事なことです

一方でお金に使う目的が、自分のためだけでなく。

家族みんなが豊かになり、社会にも還元されることを、

家族全員が共有できれば、必要なお金が溜まっていくように思います。

貯められない人は、掃除や片付けが苦手な人が多いと言われますが、

支出管理の前に、人生100年の生活設計を立てることから始めることが良いようです。

目的が明確にある人は、整理整頓と貯蓄は表裏一体として動き出します

今やらなければならないことは、

要らないものを探し出し、片付けることでは無く、

今までの自分の生き方はどうだったのか!

これからは、どういう生き方が本来の生き方なのか!

じっくり目標設定することが先決のようです。

目の前にあるモノが必要か、必要でないか悩むのは時間の浪費です。

自分の生き方を整理整頓することが先決で、いまやるべきことです。

買い物好きな人は、必要の無いものまで買ってしまいモノが増えると言いますが、

自分のためだけでは無く、

人が喜ぶモノにお金を費やすことが、お金の循環を変えるようです。

トイレットペーパーなどの必需品は、サブスクで買えば定期購入の割引制度が利用でき、

家に物があふれることもなく、片付け苦手な人にとっては絶好のサービス形態です。

無駄な買い物や出費を無くすには、使用サイクルをみて定期購入することが、

お得な場合が多く、突発の買い物が無くなりお金が溜まる好循環になります。

無料やおまけは無駄の極みです

必要なモノは高くても買う行為がお金を増やすコツだと思っています。

ミシン以外も引き取りますよ!義母は快く承諾2022

目的はミシンの引き取りでは無かったかも?

午後2時ごろ、電話がかかって来ました。

「不要になった品物があれば買い取りますよー」出張買取り業者からの電話でした。

ミシンを廃棄しなければならないと思っていた矢先の電話でした。

ミシンには、家庭用、職業用、工業用とあるようで、

材質、モーターの回転数や速度、耐久性などで用途が分かれているようです。

家庭用ミシンは、ミシン本体がプラスチック製で出来ており、

釜の材質も水平全回転式で外釜が金属製、内釜がプラスチック製、

趣味の範囲であれば8年~10年は使用でき、メンテナンス不要のミシンです。

職業用ミシンは、ミシン本体すべて金属製で、釜もすべて金属で出来ており、

フットコントローラー式で1500針/分のモーターが回転、

1日8時間使っても10年間使用できる専門性の高いミシンです。

工業用ミシンは、すべて金属で出来ており、釜もすべて金属製です。、

垂直全回転式、ボビンケース仕様でモーターの回転数は最速5000針/分、

速度コントロール方式はフットコントローラー式専用で、

作業台に設置して使用する為 収納は出来ないタイプです。

主に縫製工場で使用され24時間使用できるほど耐久性があり、

ミシンオイル潤滑方式の為、定期的にオイル交換が必要なミシンです。

義母が60数年前に購入したミシンは、まさにこの工業用ミシンでした。

2人の子供を女手一つで支えてきたミシンは、まさに宝であり人生遺産でした。

とは言え、義母が90歳過ぎなら、子供も70歳近い年代、

親も子も、後仕舞いが必要な年代になり廃棄の必要性を認識し始めていました。

大人4人でやっと持ち上がるほどの重いミシンは、

リフォームのタイミングで業者に処分して貰えれば幸いという話をしていました。

現実問題引き取ってくれる業者を一軒探したものの高額でした。

義母は、電話をかけてきた業者に、「要らないミシンがあります」と言ったら、

チョット待って下さい!と言って、すぐに別の女性に電話を変わり、

「ミシン以外にも、使われなくなった品物も引き取らせて頂きます」

と丁寧で親身な言葉遣いの女性の誘導のまま、名前と住所を伝えていました。

「明日の、12時から14時までにお伺いします」と、

会社の電話番号と名前を言って電話は切れました。

家に帰ってきた夫婦は、義母から「明日ミシンを引き取りに来るから」と聞かされました。

「大人4人でやっと持ち上げられるミシン、本当に引き取ってくれる」って?

「引き取り金額っていくらぐらい?って、聞いた?」

何も回答が無かった。

「ミシン以外に貴金属とか着物とか、何でも引き取ります」って言わなかった?

「確か、そう言ってたかも??」

「ミシンはもう使わないから、丁度良かった!」と義母の説明。

「不用品無料で回収!」と地域を巡回している業者の中には、

無料だと思って渡したら、高額な金額を請求されたケースもあり、

トラックに積み込んでから、想定外の金額を請求することもあり、

様々な業者がいることへの警戒心は、義母に全くありませんでした。

違法業者の場合、回収した物を不法投棄し、後に無許可の業者に廃棄物委託の罪で、

5年以下の懲役または1000万円の罰金或いは両方が適用されることがあり得ることを、

義母に知る余地はありません。

買取り業者は、電話番号だけを頼りに、電話をかけまくり、

たまたま電話にでた相手が年寄りの一人暮らしだと占めたと思ったに違いありません。

業者の女性は、家に上がり込むことだけを目的に義母を誘導したのでしょう。

「家に招き入れた段階で、家の中のもの根こそぎもっていかれるかも?」

「一人暮らしの家に上がり込んで物を売るまで帰らない場合もあるそうですよー」

「電話番号は業者から買って地域一帯、手当たり次第、電話を掛けるんですよー」。

「家の名前は分からないから、名前と住所を聞き出した段階で勝負あり!」と、

「獲物、見つかった!と、大喜びするんですよー」

「モノがない場合、腹いせに命もっていかれることも想像できますよー」

これからは、

「一方的に掛かってくる電話は、こちらの都合は無視しています。

だから、相手に気を使わないで電話は一方的に切ればいいんですよー」

義母は、うなだれていました。

訪問して購入に関する「特定商取引の法律」においては、

飛び込み勧誘、しつこい勧誘、売らないと言ったにも関わらず勧誘するのは禁止になっています。

買取り業者は、連絡先及び物品の種類、買取り価格、クーリングオフ制度について、

記載された書面の交付、クーリングオフ期間中(書面交付から8日以内)は、

無条件で契約の解除が可能です。

また、買取りの対象外となる物品もあり、

自動車(2輪を除く)、家電(携行出来るものはおOK)、家具、

本・ゲームソフト・レコード・CD・DVD、有価証券などがあります。

翌朝一番に、会社に電話をしました。

「昨日のミシン引き取りの件で、山口さんか有本さんいらっしゃいますか?」

「二人とも仕事に出掛けております」と先方の応対。

「小林が、代わりにお伺いします」とのことで、

ホームページとともに、応対がまともだと思いながら、

「60数年前に購入した大人4人で、やっと持ち上がるミシンって、

本当に引き取って貰えるんですか?」

また、「引き取り費用はいくらぐらいかかるんですか?」と聞いたところ、

「当社は再販目的で買取りをさせて頂く業者ですので、廃品の回収はしておりません」

との回答だったので、キャンセルを伝えると快く承諾してくれました。

結局、業者の訪問は無く、事なきを得ましたが、

一つの教訓として家族がトラブルに巻き込まれることが無かったのが何より幸いでした。

つみたてNISA2018年から2022年3月までの個人の実績2022

●はじめに

62歳からつみたてNISAを始めました。

人生100年、老後破産回避のため、日々の生活費から少しずつ長期積み立て分散投資を始めました。

80歳以降も安心安全な、安定した生活を送るための老後資金を育みたいと思いました。

教育資金、住宅資金、老後資金と、お金の目的は生活環境によって優先順位を変え、

お金をかけるところ、節約するところ、そのメリハリをつけることが試練になります。

何事にも囚われることなく、あらゆる支出を柔軟にコントロールすることが、

人生100年時代に求められる資質であり、今すぐにやるべきだと思いました。

ああすれば良かった!こうすれば良かった!と思い悩むより先ず未来へ発進です。

●つみたてNISAをした7つの理由

❶住まいの安心安全には投資が必要

安心安全で、快適な住まいを維持する為には、投資が必要だと思いました。

病気は健康保険の範囲でカバーできますが、老朽化した住まいを維持するにも、

数百万単位のリフォーム費用が必要になります。

❷年金の受給額は目減りする

現役世代からの保険料収入が減り、高齢者の増加に加え、年金の減額、所得税率アップ、

介護保険料増額、扶養親族の要件見直しなど手取り年金額は確実に目減りするでしょう。

❸長期積み立ての投資経験があった

「ドルコスト平均法」において、毎月一定額を積み立て投資の成功体験がありました。

価格変動のリスクを抑、利息に利息が付く複利効果もあり十分な実績が得られました。

❹GPIFから長期積み立て分散投資がベスト

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の実績から、

「つみたてNISA」は最善の方法だと思いました。

債権、株式、リート、国内、先進国、新興国の8資産均等で世界を網羅した構成です。

❺GPIFの収益率は高かった

GPIFの運用成績は、2006年から2021年12月まで4.13%の収益率があります。

❻つみたてNISAは税金が取られない

株式の売却益や配当金など儲かった利益に対して、

約20%(所得税15.315%+住民税5%=20.315%)の税金が必要ですが、

つみたてNISAは税金がかからないことが大きなメリットです。

(*所得税15.315%=15%×102.1%復興税)

❼いつでも解約でき現金化できる

「つみたてNISA」は、最長20年間運用する権利がありますが、

毎月積み立てする33,000円の負担が大きいと思えば、

途中でいつでも解約(売却)ができます。

因みに、2018年に始まった「つみたてNISA」第一回目の引落しは2月13日でした。

●つみたてNISAの個人の実績

2018年2月から始めた月額33,000円、年間396,000円の投資額(買付金額)は、

2022年3月時点において1,617.000円で、損益額を加えた累計評価額は1,956,095円でした。

累計収益額は339,095円で収益率は17.3%になりました。

少し前、「老後のお金が2000万円足りない」っていう話で盛り上がりましたが、

結局のところ「老後のお金は自分で貯えろ」とする国からのメッセージだったようです。

個別企業に大金を一気につぎ込むことや、売り買いを1日で完結させる投資、

いくつもの投資方法や他人の情報を100%鵜呑みにする投資は危険です。

人生100年時代を乗り切るには長期・積み立て・分散投資に勝る方法は無いと思います。

高齢者の転倒防止はデイサービで内履きに履き替えを止めることから2022

はじめに、

要介護1の義母は、週に2回のデイサービスを日々心待ちにしており、

迎えの車が来る20分前に身支度を終え、10分前には玄関で車を待っています。

出歩く義母の後ろ姿は心強く、いつまでも元気であって欲しいと願うばかりです。

「ピンピン、ひらり」を叶えるには、自分の足で歩くことが大変重要だと認識しており、

家族は、たんぱく質、脂質、炭水化物、水分量などを熟慮した食事摂取も、

健康維持につながることを信じて日々生活しています。

一方、義母の姿は、将来の自分たちの姿であることも踏まえ、

自分たちも快適に安全に暮らせる家づくりに気をかけています。

その中で、転倒予防を未然に防ぐことは最も重要な対策だと思っていますが、

デイサービスでは、先ず靴を脱ぎ、内履きに履き替える動作から始まります。

今更ながら、転倒リスクの高い高齢者に靴の履き替えをさせる理由が分かりません。

デイサービスに行くため車の乗り降りだけでも十分な運動効果が期待されるのに、

転倒リスクより靴の履き替えによる日常動作のトレーニングは必要なのでしょうか?

靴を脱いで上がるのは、自分の家だけで十分です。

外出先では、足のまま行動できるシームレスな動線が普通になって欲しいと思います。

転倒防止が「ピンピン、ひらり」を叶える

●国民生活センター:転倒事故の「場所」のランキングから、

転倒場所は、第1位が「居室」、第2位が「階段」、第3位が「台所・食堂」で大半を占め、

玄関、洗面所、風呂場、廊下、トイレと続きます。

床のわずかな段差、絨毯や敷居の段差が、すり足で歩く高齢者には足を取られ転倒リスクがあります。

わが家では洗面室や浴室、トイレ、台所・食堂の出入口の段差もすべて解消し、

玄関でカギを開けるときも、かがみ込みドアを押し開ける動作も不安定なため、

カギの施錠や解錠動作を無くし、顔認証付きドアに変更し安全対策を強化したいと思いました。

デイサービスで靴を履き替える意味?

義母が行くデイサービスでは、転倒リスクがあるにも関わらず、靴を履き替えさせます。

以下のような目的があるのかも知れませんが、ユニバーサルデザインを実践して貰いたいです。

❶坐位での脱ぎ履き動作は、体幹や下肢のストレッチ効果が期待できる。

❷脱ぎ履きで足底の感覚を得る回数が多いほど、転倒のリスクが減る。

❸足と手と目の関係により距離感が練習され、更衣動作の改善も見込まれる。

❹「靴を持っていく」朝の準備等での短期記憶改善につながる。

❺動作の習慣化により、自宅で外に自分で出られる自信となる。

❻TPOを考える事は、社会参加に大切な要素である。

日本文化のほとんどは、建物に上がるとき「靴の脱ぎ履き」が必要ですが、

個人の家だけで十分であり、地域社会には不要なルールです。

健康寿命には、安全対策ための投資が必須要

高齢者の転倒は、寝たきりになってしまうケースが高く安全対策が急務ですが、

部屋から廊下にでる、トイレに行く、入浴前の脱衣所を温かくする対策も重要です。

また、IHクッキングヒーターは、着衣への着火予防には火を使わない熱源対策が必要です。

玄関も段差を最小にし、靴を脱ぐ履きするために手すりの設置も必要ですが、

玄関ドアのカギを開け閉めや、カギの紛失やかけ忘れも想定し、

生体認証システムを導入し、安全対策と防犯対策も強化する必要があります。

健康寿命を全うするには、様々な危険や予期せぬトラブルを想定し、

未然防止のためのリフォームによる投資が必要です。

デイサービスにおいても、靴の着脱の負担を無くしシームレスな動線を確保すべきです。

介護事故の裁判例

事例1;ヘルパーが目を離したすきに女性がトイレで転倒、数時間後ヘルパーに「気持ち悪い」と

訴えたが、市販の胃腸薬を服用させ横になるよう指示。1時間後嘔吐で病院に搬送。

女性は頭蓋骨骨折で全身麻酔の手術により認知症進行。

事例2;大阪高裁平成19年3月6日判決。利用者が痴ほう対応型共同生活介護施設において転倒骨折、

転倒事故から2年後に死亡。裁判所は、「普段と異なる不安定な歩行の危険性があり、それが現実化して転倒に結び付いたものであり、職員としては、利用者のもとを離れるについて、せめて、利用者が着座したまま落ち着いて待機指示を守れるか否か等の見通しだけは事前に確認しなくてはならないのに、これを怠った」と認定。施設側の責任を認めた。つまり、職員としては、利用者が普段と異なる不安定な歩行をする可能性があったことを認識できた筈であるから、しかるべき対処をするべきだったのにこれを怠ったものと判断。

事例3;福岡地裁小倉支部平成26年10月10日判決。96歳だった利用者が、被告経営の特別養護老人ホームの短期入所生活介護事業サービスを利用中、転倒して傷害を負いその後死亡。

裁判所は、

①利用者の足腰がかなり弱っていたこと、

②訪問看護記録には歩行状態の不安を指摘する記載があること、

③訪問看護計画書にも、「・・・・転倒する可能性が高い」との記載があること、

④被告施設も利用者に対して歩行介助を提案していたことなどから、

利用者は基本的に歩行中いつ転倒してもおかしくない状態であったというべきであり、被告が本件事故を予見することが可能であったとしました。その上で、被告(施設側)は、利用者が歩行する際、可能な範囲内において、歩行介助や近接した位置からの見守り等、転倒による事故を防止するための適切な措置を講じる義務があったのに、これを怠ったとして、施設側の責任を認め。つまり、裁判所としては、職員は利用者が転倒する可能性があったことを認識していた筈であるから、事故防止のための措置をするべきだったのにこれを怠ったものと判断。

事例4;85歳・女性・要介護2が通所介護サービスにおいて、平成14年7月1日午後3時30分頃、

送迎車を待つ間いつもどおりトイレに行っておこうと思い、杖をついてソファーから立ち上がろうとした。

それを見た介護職員は、利用者が前かがみになりそうになったことから、転倒の危険から転倒防止のための介助をしようと考え、利用者に「ご一緒しましょう」と声をかけた。

利用者は、「1人で大丈夫」と言ったが、介護職員は、「トイレまでとりあえずご一緒しましょう」と言い、

ソファーからトイレの入口までの数メートルの間、付き添って歩き、歩行の介護をした。

利用者がトイレに入ろうとしたので、介護職員はトイレのスライド式の戸を半分まで開けたところ、

利用者はトイレの中に入っていった。利用者は、本件トイレの中に入った段階で、介護職員に対し、

「自分一人で大丈夫だから」と言って、内側から本件トイレの戸を自分で完全に閉めた。

その後利用者はトイレ内を便器に向かって杖をつきながら歩き始めたが、数歩、歩いたところで転倒した。

その結果、Xは大腿骨骨折の傷害を負い、後遺障害を残した(要介護4)。

利用者から介護職員に対し損害賠償を求め訴えた。

❶介護職員は、通所介護契約上、介護サービスの提供を受ける者の心身の状態を的確に把握し、

施設利用に伴う転倒等の事故を防止する安全配慮義務を負う。

❷介護職員は、通所介護契約上の安全配慮義務として、送迎時や利用者が施設内にいる間、

利用者が転倒することを防止するため、利用者の歩行時において、安全の確保がされている場合等

特段の事情がない限り常に歩行介護する義務を負っていた。

❸トイレは入口から便器まで1.8メートルの距離があり、横幅も1.6メートルと広く、

しかも、入口から便器までの壁には手すりがないのであるから、利用者がトイレの入口から便器まで

杖を使って歩行する場合、転倒する危険があることは十分予想し得るところであり、

また、転倒した場合には利用者の年齢や健康状態から大きな結果が生じることも予想しうる。

介護職員は、利用者が拒絶したからといって直ちに利用者を一人で歩かせるのではなく、

利用者を説得して便器まで歩くのを介護する義務があった。

利用者を一人で歩かせたことについて、安全配慮義務違反があったといわざるを得ない。

❹介護の専門知識を有すべき介護義務者は、要介護者に対し、介護を受けない場合の危険性と

その危険を回避するための介護の必要性と専門的見地から説明し介護を受けるよう説得すべきであり、

それでもなお要介護者が真摯な介護拒絶の態度を示したという場合でなければ、

介護義務を免れることにはならない。

❺介護現場において発生する事故・トラブルの中で、転倒事故が事故のうち8割を占めています。

歩行中、車いすやベッドからの移乗時、浴室・トイレ利用時、玄関での転倒が主な事故です。

靴の脱着は止めましょう。危険を冒してまで行う必要はありません。

電気蓄熱暖房機「暖吉くん」の電気代と石油ストーブの灯油代を検証2022

2月3日23時から蓄熱を始めた電気蓄熱暖房機「暖吉くん」の電気代について、

1月21日から2月17日28日間の関電2月度請求書からシミュレーションしました。

2月度(28日間)電気代請求明細書

❶基本料金       2,200円

❷デイタイム53kwh一日平均1.9kwh、1,684円(10時➡17時)

❸リビングタイム207kwh一日平均7.4kwh、4,858円(7時➡10時17時➡23時)

❹ナイトタイム801kwh一日平均28.6kwh、8,571円 (23時➡7時)

❺オール電化住宅割引▲1,731円

❻燃料費調整額    2,154円

❼マイコン割引    ▲264円

再エネ賦課金    3,564円

❾請求金額      21,036円

暖吉くん導入2ヶ月前の12月と1月の電気使用量比較

❶12月(29日間)電気代11,029円

デイタイム   48kwh一日平均1.7kwh

リビングタイム188kwh一日平均6.5kwh

ナイトタイム  217kwh一日平均7.5kwh

合計      453kwh一日平均15.6kwh

❷1月(35日間)電気代17,018円

デイタイム   63kwh一日平均1.8kwh

リビングタイム304kwh一日平均8.7kwh

ナイトタイム  381kwh一日平均10.9kwh

合計      748kwh一日平均21.4kwh

❸2月(28日間)電気代21,036円

デイタイム   53kwh一日平均1.9kwh

リビングタイム207kwh一日平均7.4kwh

ナイトタイム  801kwh一日平均28.6kwh

合計1月      1061kwh一日平均37.9kwh

12月の電気使用量に対して、1月は165%増加、2月は234%増加しました。

12月のデイタイムに対して、1月は131%、2月は110%増加。

12月のリビングタイムに対して、1月は162%、2月は110%増加。

12月のナイトタイムに対して、1月176%、2月は370%増加。

暖吉くん導入前4日間と導入後4日間の電気使用量比較

❶導入前1/30➡2/2までの4日間の平均

デイタイム   一日平均 2.3kwh

リビングタイム  一日平均 8.3kwh

ナイトタイム   一日平均 11.5kwh

合計       一日平均 22.1kwh

❷導入後2/18➡2/21までの4日間の平均

デイタイム   一日平均 1.7kwh

リビングタイム 一日平均 7.0kwh

ナイトタイム  一日平均 49.4kwh

合計       一日平均 58.1kwh

導入前4日間の電気使用量に対して、導入後4日間は263%増加しました。

導入前のデイタイムに対して、導入後は74%に減りました。

導入前のリビングタイムに対して、導入後は84%に減りました。

導入前のナイトタイムに対して、導入後は263%に増加しました。

3月度の電気使用量と金額をシミュレーション

デイタイム   1.7kwh×27日 =46kwh×@31.77円=1,458円

リビングタイム 7.0kwh×27日 =189kwh×@23.47円=4,436円

ナイトタイム  49.4kwh×27日=1334kwh×@10.70円=14,272円

電気料金合計  58.1kwh×27日=1569kwh   =20,166円

オール電化住宅割引(2月同額に仮設定) ▲1,731円

燃料費調整額(2月同額に仮設定)    2,154円

マイコン割引(2月同額に仮設定)    ▲264円

再エネ賦課金(2月同額に仮設定)    3,564円

総請求額                26,089円

暖吉くん導入後の1日当たりの電気代を導入前と比較

導入前の期間は、1/30➡2/2までの4日間の平均

導入後の期間は、2/18➡2/21までの4日間の平均

デイタイム    導入後1日54円、導入前73円に対して19円マイナス

リビングタイム 導入後1日164円、導入前195円に対して31円マイナス

ナイトタイム   導入後1日529円、導入前123円に対して406円プラス

電気料金合計   導入後1日747円、導入前391円に対して356円プラス。

1日356円×27日=9,612円が暖吉くん導入で増える金額の想定ですが、
石油ストーブで灯油1リットル116円を1日4.5リットル27日間使用すると、14,094円(18ℓ缶で7本)になり、1日あたりでは522円になります。

わが家の2月単月の灯油消費量は、18ℓ缶2本の予定なので9,918円の灯油が減ったことになり、暖吉くんと相殺できるようです。

電気蓄熱暖房機「暖吉くん」は一部屋だけでなく家全部を暖めた2022

太陽光発電で床暖房をしなくて良かった!

太陽光発電のパネル18枚パワーコンディショナーその他部品工事一式で140万円。

10年前に葺き替えた7寸勾配(35度傾斜)の屋根に太陽光発電を設置するには、

新築当時の屋根に10年前のせた屋根2枚を剥がす必要があり葺き替えに140万円。

更に蓄電池200万円が床暖房設備前の予算でしたが、過去断念した経緯がありました。

わずか数十万の電気蓄熱暖房機「暖吉くん」のお陰で、

1階6畳の和室、玄関、廊下と、2階廊下リビングダイニング20畳が暖かくなりました。

わが家は1990年建築ですが、暖房目安が新築で16から20畳でした。

口コミが少なく不安がありましたが、構造が単純でペチカに似ていることや、

北海道での実績が高いことから、エイヤーと購入しましたが大当たりでした。

2022年1月は18Lの灯油6本使いましたが2月は2本の予定です。

初期費用も手頃で夜間電力を熱源にしているのでランニングコストも低くいと思われます。

但し、1階2階100㎡全てを24時間温めることは出来ず、

暖房の必要が無い部屋はドアを閉め、暖気をコントロールする必要があります。

また、室温を20℃以下にコントロールすることで長時間放熱でき、

エアコンや石油ストーブの灯油が思わず知らず減っているようです。

20℃以下は一見すると寒いように思われるかも知れませんが、

人の動くところが一定の温度に保たれていると1.2℃低くても十分暖かいです。

そもそも、床暖房のメリットは?

床暖房は床下に収納するので、夏場も邪魔になることが無く、

足元から温めることで部屋全体を温めることができます。

火を使わないので蒸気の発生も無いため結露が発生せずカビの心配も無く、

部屋に空気の流れが無いためホコリを舞いあげることもありません。

ふく射熱で部屋全体を温めるので、足元から温め室温以上に暖かく感じます。

床暖房のデメリットは?

初期費用はエアコンや石油ストーブに比べ高く、

部屋の温度が上がるまで時間がかかるため他の暖房機を併用する必要があります。

万が一、床暖房の修理がいる場合、数十万単位の費用が発生する場合があります。

電気式床暖房は、太陽光発電が利用できる場合ランニングコストは低いですが、

通常の電気を使用した場合ランニングコストは高額になります。

温水式床暖房は、オール電化の深夜電力を使えば低コストですが、

メンテナンスが必要です。

温水式床暖房とは?

電気やガスでフローリングの床下に温水パネルを設置する方式で、

ヒートポンプを使った温水式床暖房で代表的なのがエコキュートです。

エコキュートはオール電化の住宅で採用されることが多いシステムで、

割安な夜間電力を利用し貯湯ユニットにお湯を蓄え給湯や床暖房に利用します。

エコキュートは夜の外気温気温が極端に低い地域では効率が低下し、

湯切れがあり家族の人数、タンク容量など十分に検討が必要です。

ガスによる温水式床暖房は排気の2次熱を再利用した潜熱回収型給湯器で、

瞬時にお湯を取り出せるので湯切れの心配がありません。

他にもガスエンジンによる発電と排熱を利用してお湯をつくるエコウィル。

ヒートポンプとガス給湯器を兼ね備えたハイブリッド給湯暖房システムもあります。

寒冷地ではセントラルヒーティングに、灯油を使用する場合も多くありますが、

定期的給油が必要でメンテナンスも必要ですが導入費用は比較的安いです。

電熱線式床暖房とは?

フローリングと下地の間に電熱線のパネルヒーター設置だけなので初期費用は安いです。

サーモスタットや温度ヒューズが内蔵されており安全性が高くメンテナンスも不要です。

一部屋や部分的な小さいスペースを暖房する場合には効果的です。

割安な深夜電力など使用しないのでランニングコストは高いです。

PTC式床暖房とは?

床全体が温度センサーで発熱したり抑えたりして電気代を抑える仕組みがあります。

窓からの日光で暖められと温度の上昇を抑え日が当たらないと温度を上げ調節します。

床の温度によって温度調整をする方式で、床にモノを置いても熱くなりすぎず安心です。

1ミリ以下のシート状の機材で初期費用が安くランニングコストが安いです。

遠赤外ですばやく床を暖め輻射熱で身の芯まで暖めることが出来る特徴があります。

蓄熱式床暖房、非蓄熱式床暖房とは?

蓄熱式床暖房は、一般的に設置費用が高く放熱する時間帯のコントロールは出来ません。

メンテナンス不要で、低コストの夜間電力を使用して、

潜熱蓄熱材やコンクリートに熱を蓄え昼間に放熱する方式です。

ランニングコストが抑えられ耐久性も高く効率的な暖房機です。

非蓄熱式床暖房は、暖房したいときにだけ通電する方式です。

電気蓄熱煖房器「暖吉くん」は体の芯から寒い高齢者の救世主2022

電気蓄熱暖房機「暖吉くん」とは

北海道電力株式会社の地場産業育成事業として成長した会社において、

チェコ製の蓄熱レンガ300kgに低コストの夜間電力で熱を蓄え、

24時間放熱し続ける電気蓄熱暖房器のことです。

型番MVA-7000:
定格容量200V7kW、横幅1370mm高さ645mm奥行255mm
本体重さ64kg蓄熱レンガ301kg総重量365kgレンガ数42個

エアコンや石油ファンヒーターは一時的に一部の空間を暖めるだけですが、

暖吉くんはロシアのペチカと同じように家全体を暖めることが出来ます。

暖吉くんは、熱源が電気エネルギーのため、火を使わないので火災の心配がなく、

空気を汚すことも無く、安全でクリーンな暖房器です。

わが家は2015年太陽光発電で床下暖房を設置する計画を断念していました。

発電業者のシミュレーションは、家に隣接する障害物や太陽光の遮蔽物など、

リスクファクターを考慮したシミュレーションをしませんでした。

ある時、東側の屋根に積もった雪が、日が当たり溶け出すのは何時位か?

今回、1990年の新築当時からリフォームを依頼してきたエス・バイ・エル

現在のヤマダホームズの担当者東さん数々の実績からダメ元で決断しました。

結論から言うと、ここ数日石油ストーブとエアコンを
使う時間は着実に短縮されました。

しかしながら、関西電力は2022年7月から、

ナイトタイムの1Kwh10円70銭を15円20銭に値上げとの発表がありました。

今後に不安は残るものの、灯油とエアコンの節減が、

値上げを相殺しランニングコストが上がらないことを祈るばかりです。

「暖吉くん」の暖房効果を9カ所で実証

◆朝8時:ファン起動前の夜間に自然放熱した効果を検証

❶2月3日電気蓄熱暖房器「暖吉くん」設置。

深夜23時から翌朝7時まで、蓄熱量「中」レベルで夜間電力を使い蓄熱。

❷2月4日朝、外気温が前日と同じ2℃にも関わらず、

2F廊下2.6℃、1F廊下4.4℃、玄関3.6℃上昇し僅かな温かみを感じた。

❸2月5日朝、外気温若干上昇したが前日との温度差無く10時ファンを19℃で起動。

深夜23時から蓄熱量「大」レベルに変更。

❹2月6日朝、外気温が0℃だったが前日より僅かに上昇8時ファンを22℃で起動。

❺2月7日朝、外気温が前日と同じだったが前日よりも僅かに上昇を続けている。

❻2月8日朝、外気温上昇の影響か前日よりも更に上昇し15℃台まで上がってきた。

❼2月9日朝、前日より外気温が低下したが1F洋室以外全ての場所で温度が上がった。

暖かく、実温度より数℃、体感温度が高く感じられました。

◆夕方16時:6時間前後ファンを起動させた放熱効果を検証

❶2月3日、2Fリビングはストーブ、1F和室はエアコンで今まで通り暖房。。

❷2月4日、19℃の設定1F廊下と玄関ヒンヤリ感は無くなった。。

❸2月5日、2日間の蓄熱効果が2F廊下,1F廊下,玄関で顕著に暖かいが蓄熱量「大」に変更。

❹2月6日、家全体が暖かく感じる実温度より体感温度が高い。蓄熱量の減少が大きい。

❺2月7日、100㎡を隅々まで暖める能力は無いが戸を閉じ空調を管理すると効果はいい。

❻2月8日、3Fと1F洗面及び1F洋室のドアを閉めれば全室申し分ない暖かさがある。

❼2月9日、外気温が上がってきたこともあるがストーブもエアコンも必要無くなった。

ファンの起動を制御すると、暖吉くんの能力を最大限に発揮できると思いました。

高齢者は年をとるごとに体の芯から寒い

1990年に木質パネル工法で建てられたわが家は、

90代の義母が過ごす1階の和室は、夏も冬もエアコンで20℃にコントロールしています。

老夫婦と義母が集う2階のキッチンとリビングダイニングのワンフロワーは、

夏はエアコン、冬は石油ストーブ1台で20℃を確保し、

洗面及び脱衣室は、入浴時に石油ファンヒーターで急速暖房し対応しています。

最近、年のせいか暑さには鈍感で、寒さに敏感になってきたようで、

部屋から出た途端、廊下や階段の寒さがこたえるようになってきました。

一方、1階の和室で1日の殆どを過ごす義母は、

毎朝5時に2階に上がり、お湯を沸かし朝食をとるのが日課ですが、

前夜11時に20℃だった部屋は、朝方13℃~15℃にも関わらず、

日頃から「2階は寒くは無い!」と言っていました。

90歳を超えると暑さだけでなく寒さにも鈍感になるのか、

と思いながらも、何らかの手立てが必要だと考え始めました。

義母は20℃の部屋から、8℃の廊下から階段を上がり15℃の部屋に入る。

20℃から8℃、そして15℃の世界に入ると、結局、暖かく感じるようです。

それでも、階段を降りる途中から冷気を感じ、

寒さを電気式毛布と湯たんぽを使って手足の冷えを凌いでいます。

「寒くは無い!」という一言から、それでも普段から

部屋の空気は暖かくても、身体の芯が冷えているので寒い!と言った言葉が、

「暖吉くん」導入の切っ掛けになりました。

温度差が寒さの原因

1月下旬の外気温5℃の午前8時の各部屋の温度は、

1階の義母の6畳の和室はエアコンで20℃にコントロール。

1階和室の隣の6畳の洋室は空室で10℃、日中は13℃。

玄関から洗面と浴室、トイレの1階北側廊下は8℃、日中でも最高11℃。

洗面と浴室及び脱衣室は8℃、石油ファンヒーターで20℃に上昇。

2階の20畳のリビングダイニングは14℃、石油ストーブで20℃。

2階のトイレに向かう北側廊下は10℃、日中でも最高14℃。

3階寝室は14℃、日中は西と東の天窓のお陰で18℃以上。

下着や上着の素材によっても体感温度は違うとはいうものの、

北側の1階の廊下と2階の廊下が、一日中ヒヤッと肌寒く、

暖かい部屋との温度差がより寒さを強く感じるようでした。

暖吉くん導入によって、

「実際の温度より、体感する温度が高い!」
というのは初めての経験でした。

費用はこれから検証したいと思いますが、灯油18L2,000円がどれだけ減らせるか?

日中のエアコンがどれだけ削減できるか?

家全体の光熱費がどれだけになるか?また報告したいと思います。

しかしながら、家の中が暖かいというのはいいですね!

標高2000mの温度差がある3層住宅の寒さを検証2022

年をとると暑さに鈍感、寒さに敏感に・・・

夏場の室温は25~28度、湿度は45~60%、冬場は18~22度

湿度55~65%が適温と言われている。

一般住宅は1年中室温を一定に保っていても、

季節によって快適と感じる温度は違うようである。

また、人によって年齢によっても、心地よいと感じる温度は違っており、

60代の夫婦と90代の義母でも、それぞれ感じる温度は様々のようである。

家全体の窓ガラスを複層ガラスにリフォームしたことで、

暑さが気にならなくなったのと、外の音が小さくなった実感はあるものの、

寒さについては、以前と大きく変わった印象は無いように感じる。

年齢と共に暑さに鈍感に、寒さに敏感になってきているのかも知れない。

冬場になると玄関や廊下、洗面・脱衣室の寒さが身に染みるようになってきた。

今まで各部屋に設置していた温度計に加え、玄関と廊下にも置いて

屋根裏三層住宅の各スペースの温度を見える化し外気温との差や、

1日の温度の変化、暖かい所と寒い所の温度差を体感ではなく、

実際の温度を記録しようと思った。

わが家の玄関、廊下、洗面・脱衣室、各居室の温度

1月下旬の外気温5度の午前8時の各部屋の温度を測定すると、

1階の義母の和室は、エアコンを使い室温20℃でコントロール湿度40%。

和室の隣の西側に面した洋室は、室温10℃湿度50%、日中13℃まで上昇。

玄関から洗面と浴室、トイレへの北側廊下8℃湿度50%、日中11℃まで上昇。

洗面と浴室及び脱衣室は8℃湿度50%、石油ファンヒーターで18℃まで上昇。

2階のリビングダイニングは14℃、石油ストーブで20℃まで上昇湿度40%。

2階のトイレに向かう北側の廊下は10℃湿度45%、日中14℃まで上昇。

3階屋根裏の寝室は14℃、日中は18℃まで上昇湿度40%。

1階の北側の廊下と洗面と脱衣スペース及び浴室の最低気温は8℃から9℃。

日中でも11℃から12℃しか上がらず、3階と1階は標高1000mの温度差があるが、

1階の和室と廊下、トイレ、浴室は倍の2000mの温度差がある。

下着や上着の素材によって、また年齢によって体感温度は違うとはいうものの、

3階から一階への移動は、階段を降りながら少しずつ寒さを感じるが、

1階での移動は、平行移動のため和室から出ると一気に寒さに襲われる。

家族それぞれ動線によって寒さの感じ方が違う

義母は1階の和室で1日の殆どを一人で過ごす。

部屋から出るのは早朝5時、2階に上がりお湯を沸かし朝食をとることから始まる。

2階のリビングダイニングキッチンは、前夜11時石油ストーブを消化した時点で20度、

朝方でも13℃~15℃の余熱があるせいか、20畳のワンルームは寒く無いと言う。

義母は早朝18℃の部屋から、8℃前後の廊下を渡り2階へと上がる。

8℃前後の廊下から標高1000メートを一気に下山し15度前後の部屋に入る。

廊下の寒さからすると、6.7℃温度が高い部屋は暖かく感じるようである。

2階に上がってお湯を沸かし朝食をとっているときは寒さを感じないが、

一階に降り部屋に行く時や、洗面室やトイレに行く廊下は一気に寒さを感じるようだ。

一方、3階で寝起きし2階スペースで生活している娘夫婦は、

1階の洗濯物を取りに行く時や、風呂に行く時寒さを感じる程度だった。

一つの家の中でも移動する動線が時間帯によって、目的によって感じ方は違っていた。

築30年の木質パネルの屋根裏三層構造の窓ガラスは全面複層ガラスに変えたものの、

家の中の温度差を少なくする対策が急務だと感じた。

ざっくり京都岩船寺は磨崖仏が多い歴史遺産の寺だった2021

岩船寺は古くから浄土信仰の霊地

岩船寺がある京都府木津川東南部の加茂町当尾(とうの)は、古くから浄土信仰の霊地であった。

岩船寺は、釈迦が生きていた時代の教えを伝える真言律宗(しんごんりっしゅう)の寺院である。

寺院の称号でもある山号は、高雄山(こうゆうざん)といい、院号は報恩院(ほうおんいん)という。

岩船寺は、鎌倉から江戸末期まで興福寺一条院の末寺であったが、

明治14年に真言律宗西大寺の末寺となり現在に至る。

岩船寺の最盛期には、東西16町(約16km)南北16町の広大な境内に、

39もの僧侶が暮らす坊舎(ぼうしゃ)があった。

全ての生きるものを救う阿弥陀如来が本尊で、民衆へ仏教を直接布教した行基(ぎょうき)が

開山である。アジサイの名所としても知られている。

九体阿弥陀仏で知られる浄瑠璃寺から数キロ近くに岩船寺はある。

当地は奈良の興福寺や東大寺にいた高僧や修行僧が俗世間をのがれて静かに暮らしていた。

今でも岸壁に掘られた磨崖仏や地蔵石仏等が残されており石仏の里とも呼ばれており、

古くは「小田原」と呼ばれ、仏教文化が花開いたところと言われている。

阿弥陀如来坐像は重要文化財で、重量感ある丈六(じょうろく):一丈六尺(約4.85mdの坐像である。

禅にはいるため両手の手のひらを上にして、膝の上で上下に重ね合わせた印である、

定印(じょういん)を結び、両脚を組んで結跏趺坐(けっかふざ)で座り、

肉身には漆箔を施し、衣には朱の彩色が残っている。

岩船寺周辺の古道の石仏は歴史遺産

岩船寺から浄瑠璃寺までの古道には、鎌倉時代から室町時代にかけて造られた、

自然石に刻まれた磨崖仏(まがいぶつ)が多く遺されている。

この石仏群を含む当尾(とうの)地区は「美しい日本の歴史的風土百選」に選ばれている。

岩船寺 〒619-1133京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43  TEL 0774-76-3390

京都浄瑠璃寺は清寂と清浄に包まれた上品な寺だった2021

浄瑠璃寺は釈迦が生きた時代の根本仏教のお寺

京都の南の方にある奈良県との県境にある「浄瑠璃寺(じょうるりじ)」は、

仏の真実の言葉、真言(しんごん)の教えからくる、

片寄らない心の在り方「中道(ちゅうどう)」と、

正見、正思、正語、正業、正命、正精進、正念、正定の

「八正道(はっしょうどう)と、

迷いのこの世は一切が苦である「苦諦(くたい)」

苦の原因の煩悩・妄執である「集諦(じったい)」

執着を断つことが苦しみを無くす「滅諦(めったい)」

八正道の実践が悟りに至る「道諦(どうたい)」の4つの心理、

四諦(したい)」について、釈迦が生きた時代の教えを継ぐお寺だった。

浄瑠璃寺の名前の由来は、青色の天空に星がきらめき夜明け前の東の空から連想する

澄み切った清寂と清浄の世界からくる

金・銀・瑠璃・玻瓈・硨磲・赤珠・碼碯の七宝の一つ、

瑠璃(るり)=ラピスラズリ石からきている。

浄瑠璃寺は、京都木津川市の「当尾(とうの)の里」にあり、

当尾の里は古くは「小田原」と呼ばれ、山号で小田原山といい「小田原別所」と言われ、

平安時代後期興福寺の僧が、修行を行ったことから興福寺の小田原別所と呼ばれていた。

創建時のご本尊が薬師仏(やくしぼとけ)であったことから、

正式名称の「薬師瑠璃光如来」は、瑠璃という宝石のサファイヤからなる大地に住み、

住まいは、金・銀・瑠璃(るり)・蝦蛄(しゃこ)・瑪瑙(めのう)・真珠・玖瑰(まいえ・まいかい)」の7つの宝物から造られた、清らかで透き通った七宝(しっぽう)造りでした。

眼・耳・鼻・舌・身・意に惑わされず、病も、苦しみも無い、何の不足も無い、

清らかで幸せに満ちた浄瑠璃世界から、浄瑠璃寺の名前が付けられている。

浄瑠璃寺は国宝九体阿弥陀仏を有する九体寺(くたいじ)

世情不安の平安時代末期、極楽浄土信仰が高まり、

30か所程の九体阿弥陀堂が建立されたが、現存しているのは浄瑠璃寺だけである。

阿弥陀像は、中央に坐像の中尊を配置し、両脇に四躯ずつ等身大の阿弥陀像を配置、

木造漆箔の高さは、中尊が224.2cm 両脇8体が138.8~145.5cmあり常時拝観できる。

阿弥陀像はこの世での修行を終えた者が、還って逝く極楽浄土を9つに分け表した。

上品(じようぼん)中品(ちゆうぼん)下品(げぼん)に分かれ、

さらにそれぞれ、上生(じようしよう)・中生(ちゆうしよう)・下生(げしよう)と、

九品(くほん)に分けられ9体の仏像に表現された。

上品上生、上品中生、上品下生、中品上生、中品上生、中品下生は生前善業を成した人、

下品上生、下品中生、下品下生は、生前に見勝手な生活で悪行を成した人と表現される。

現在、使われている上品(じょうひん)下品(げひん)はここからきている。

浄瑠璃寺は薬師如来像を本尊とする九体寺(くたいじ)

薬師如来は、正式に「薬師瑠璃光如来」と言われている。

人々の病気や苦しみを救う如来で、当時大衆の信仰を集めたのが薬師如来とされている。

聖徳太子が父用明天皇の病気平癒を願って薬師像を造ったりした。

天台宗の本尊は釈迦如来、真言宗の本尊は大日如来であるものの、

比叡山の根本中堂、高野山金剛峯寺金堂は薬師を本尊としている。

薬師如来は、右手の5本の指をそろえて伸ばし、手のひらを前に向け、

肩の辺に上げる施無畏印(せむいいん)とて手をあげ、

人々をおだやかに、なぐさめいたわる慰撫(いぶ)の姿勢を表わし、

左手には、薬壷を持っている姿が多いようである。