初めての歯医者に行く前に、知っておきたい7つの知識。

「だ液検査を行い」口の中の状態を判定できる歯医者。

だ液検査(サリバテスト)は、保険適用外で3,000円程度の自己負担ですが、
虫歯や歯周病の潜在的リスクを測る指標の一つとして有用な検査です。

唾液には抗菌作用があり、唾液が多いほど虫歯にかかりにくく
口の中の自浄作用の強さを測れます。

唾液が多いほど食べかすなどの汚れを洗い流し口臭予防にもつながっています。

テスト用ガムを5分間噛み唾液を集め、検査用紙を使い酸性に傾いた口の中を
中性に戻す力が強いかどうかを判定します。
ミュータンス菌とラクトパラチス菌の培養結果からも虫歯のリスクを判定し、
虫歯への抵抗力を測り患者の基本的データを踏まえ治療を開始します。

予防歯科を標ぼうしていない歯医者では、だ液検査をやっていないことが多く、
探すのに労力が必要ですね。

 

 

「デンタルレントゲンや歯科用CT」を導入している歯医者。

口の中の見えない部分の検査は大変重要です。
人間ドックや健康診断でも、1年に1回エックス線検査を行いますが、
歯科の定期健診でも、同様に行うべきだと思います。

治療の過程などで、画像を見える形で説明されることで、
治療への安心感と信頼感が強くなります。

口腔内の写真検査とデンタルレントゲンやCT検査から、
より的確な診断が可能になります。

歯はあごの骨の中の根元に埋まり、
歯肉がかぶさっている見えない部分ですが、
痛みがなく静かに進行する歯周病を、
早く的確に診断できる医療設備が充実している施設は大変重要です。

 

 

「プロービング検査と動揺度検査」同じ医師が継続して検査できる歯医者。

プローブという針のような器材で、
歯周ポケットの深さを測る検査ですが、
3mm以下の深さは健康な状態と言われています。

出血の確認や根分岐部の検査も行いますが、
検査する人によって検査値のばらつきがあります。

動揺度検査は、ピンセット状の器具で、
歯の動揺度(ぐらつき)をチェックする検査ですが、
歯周病が進行すると歯のぐらつき度が大きくなります。

0度から3度の4段階ですが、前後左右に2mm以上動き、
かつ上下にもグラグラと動く場合は「3度(高度)」になります。

定期的に継続的に検査を行う必要がありますが、
同じ医師に継続して診てもらうことができる施設を選ぶ必要があります。

 

 

「レーザー治療」を行っている歯医者。

(CO2)炭酸ガスレーザー、(エルビウム)ヤグレーザー、
(ネオジウム)ヤグレーザー、(ダイオード)半導体レーザーなどがあります。

歯科用レーザーの治療は先進医療技術であり、
痛みや不快感が少なく傷の治りが早い等の利点があります。
また、妊娠中の人や高血圧症や心疾患の人や人工透析している人も
副作用が少なく治療を受けることができます。

(エルビウム)ヤグレーザーは、厚生労働省が認可した
虫歯の治療ができる唯一のレーザーです。

➀むし歯の治療(症例により対応)
②口内炎の治療
③小帯切除術
④腫瘤(エプーリス)の除去
⑤歯肉のメラニン色素除去(保険外)
⑥歯周病治療⑦むし歯予防(保険外)などで治療され、
発熱が少なく、注射麻酔をする必要がなく治療が出来ます。

 

 

「ラバーダム防湿法」を導入している歯医者。

歯の神経を抜くときの根管治療(こんかんちりょう)や、
虫歯治療などに用いられています。

治療する部位以外をラバーダムというゴム膜で覆い、
治療部位のみを隔離し治療を行う方法です。

口の中の唾液に存在する細菌から、
歯の根っこを感染させないための治療方法です。

世界では100年以上も前から行われていますが、
装着に時間と手間がかかり、材料代に加え保険請求が出来ないので、
日本では僅かな歯科でしか行っていないようです。

安心安全で良心的な丁寧な治療を行っている、
歯科診療の重要な評価になります。

 

 

「マイクロスコープ」を導入している歯医者。

歯の神経を抜くときの根管治療(こんかんちりょう)に不可欠な医療機器で、
歯科用顕微鏡ともいわれ、肉眼の数十倍に拡大して患部を見ることができます。

歯根の組織が細菌に感染しないよう、再発させないために大変重要な医療機器です。

 

 

「些細なことでも会話ができる」余裕のある歯医者がいい。

麻酔や抗生物質のアレルギー服用中の薬や既往歴など、
アンケート用紙に記入したまま、
折角提供した情報に何も触れないまま、治療を始める施設や、

患者の不安や期待を積極的に読み取ろうとしない
ほんの少しの会話もできない医者やスタッフがいる施設では、

強い立場にある者が、弱い立場にある者の利益のためだとして、
本人の意志を問わずに行う父権主義の気質が想定され、
患者主体の医療が期待できないように思います。

歯磨きの回数や時間、歯間ブラシやデンタルフロスの使用状況などから、
患者の日常習慣から歯の健康指導や日々の改善点をアドバイスするなど、
患者に親身な、一事が万事、余裕のある医者を選びたいものです。

歯の神経を抜く8つのリスクで、 事前に解決が必要なリスクとは?

はじめに

歯の表面はエナメル質で覆われており、
象牙質に囲まれた内側は、
何本もの神経と無数の毛細血管から構成された歯髄(しずい)
呼ばれる臓器から出来ています。

 

歯が痛くなり、ずーっと我慢しながらも、どうしようなく歯医者に駆け込み、

医師から、すでに手遅れとばかりに即刻「神経、抜きます」と通告、

何の選択の余地もなく、無抵抗に治療が始まります。

 

誰しもが、その状況で「歯の神経を抜く」という場面に接したとき、
その場において、本当に神経を抜く必要があるのかどうか?

また、医師の診断が正しいかどうか?
患者が自問自答することは不可能です。

 

そのために、どういうリスクがあるのか?
情報を整理し、事前に解決することは何かを想定しました。

 

 

歯がもろくなり、歯の寿命が短くなるリスク。

神経を抜くという治療は、
神経だけなく神経にからむ血管も一緒に取り除くため、
栄養や酸素が行き届かなくなり、
歯自体の強度も無くなり、もろく弱くなっていきます。

歯の平均寿命は60年と言われていますが、

そもそも、歯自体は衰えることがなく寿命がありません

虫歯や歯周病が原因で抜け落ちた段階が寿命と言っているだけで、
本来、毎日のケアをしっかりしておけば、永遠に温存できる丈夫な臓器なのです。

 

 

歯が割れ、根元が折れ、抜歯に至るリスク。

歯髄と呼ばれる神経と血管を取り除くことで、
歯に酸素と栄養が供給されなくなり、
歯自体が弱くなり歯が割れたり、折れたりして抜歯になります。

 

 

歯の色が黒っぽくなるリスク。

歯髄と呼ばれる神経と血管を取り除くことで、
歯の象牙質がつやのない黒褐色に変色することがあります。

 

 

自覚症状が無く、気付くのが遅れるリスク。

一般的に治療した歯は、再び虫歯になりやすい性質があるようです。

歯を削ったことで、歯の表面のエナメル質に、
無数の小さなヒビが入り、このヒビから菌が侵入し、
内側から虫歯を発症させるからです。

歯の神経を抜くことによって、
歯の内側でおきている炎症である痛み、
しみるといったサインを感じないまま、
トコトン悪くなってから、歯医者に駆け込み抜歯に至るようです。

根の深部まで虫歯に浸食された歯は、
根管治療(こんかんちりょう)を行うことで、
歯の寿命を伸ばすことが出来るようですが、
手術の力量が長時間経ってから発覚するようです。

エックス線やCTで治療の経過を、
視覚的に説明できる歯医者に出会うことが治療の要なのです。

 

 

長期間になる治療のリスク。

治療回数は、前歯で平均5~6回、奥歯で7~8回なので、
概ね週一回の治療であれば、約2か月の治療期間がかかります。

また、治療する歯が複数本ある場合は、その本数分だけ治療期間が必要です。

ステップ1:
虫歯を取り除き歯髄が残っている場合、神経を抜き取る抜髄処置(ばつずいしょち)。

ステップ2:
虫歯菌が中まで感染しているので、抜髄した根の中を洗浄と消毒。

ステップ3:
薬剤で根の中の洗浄と消毒。薬剤を隙間なく詰めレーザーなどで殺菌消毒。

ステップ4:
虫歯菌などの細菌の侵入を防ぐため、専用の薬剤で根管を充填。

ステップ5:
歯の土台を装着。被せ物の型取り。装着し噛み合わせの確認。

 

 

周辺の歯も虫歯や歯周病にかかりやすくなるリスク。

神経を抜いた歯は何れもろく弱くなり、
いつの間にか周りの歯にも負担をかけていきます。

再三の治療にも完全な修復が出来ず、
虫歯や歯周病のリスクを高める、悪循環の切っ掛けになります。

なるべく神経を抜かない虫歯治療|足立区綾瀬の新井歯科医院ホームぺージから

 

 

 

治療費が高くなるリスク。

歯の神経を除去する抜髄(ばつずい)の根管治療には、
保険診療と自費診療があります。

保険診療は、治療器具に制限があり、
自費診療には、制限が無く最新の精密機器が使えます。

 

その結果、保険診療は概ね2万円の費用ですが、
自費診療は約20万円以上のようです。

再発のリスクを抑えるには、
高画質のCTやマイクロスコープ、超音波洗浄など
様々な精密な医療機器を使う必要があるようです。

治療費が高額で患者負担が増えますが、
再発防止ができるのであれば、
数年しか保証されない保険診療より、
自費診療の方が賢明なのかも知れません。

 

 

事前にいい医者を見つけるリスク。

本来、適切な治療が行われていれば、
痛みや、腫れが出ることはありませんが、
神経の本数は歯によって長さも形も異なり、
枝分かれした細い神経の管は取りきれず放置されるようです。

その結果、神経が腐り細菌の棲み家となり、炎症を起こし再発します。

確実に神経を除去細菌感染を完全防御するには、
精密で熟練した技術が必要です。

歯の治療は、肉眼で見えない部位を覗き込み行います。
精密度の低い医療器具を使った、未熟な医師による手術の場合、
相当の確率で再発すると言われています。

最新の医療設備で、いい医者といいスタッフがいる、
歯医者を見つけることが、
何よりも難関であり、最大のリスクかも知れません。

毎回違う施設で健診を受け、「お見立て」するしかないようですね。四条烏丸ペリオ・インプラントセンターホームぺージより引用

歯周病に、心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病・誤嚥性肺炎・骨粗鬆症の危険。

歯周病と狭心症・心筋梗塞・脳梗塞の関係

歯周病菌は、動脈硬化を誘導する物質が放出され、
その結果、血管内に血栓を作りやすくして、
心筋梗塞や脳梗塞を発症し、死に至らしめることがあります。

 

 

歯周病と糖尿病と関係

歯周病は、糖尿病の合併症の一つと定義づけされており、
糖尿病の人は糖尿病でない人に比べ、
歯肉炎や歯周炎にかかっている人が多いと言われています。

 

歯周病菌は、炎症を起こした歯肉から血管内に侵入し、
細菌が死滅したあと、歯周病菌の死骸の持つ内毒素が、
血管内に残り血糖値に悪影響を及ぼすようです。

歯周病が糖尿病を悪化させ、歯周病を治療すると、
糖尿病が改善すると言われており、
歯周病と糖尿病は相互に悪影響を及ぼしています。

歯周病の予防は、健康寿命にも大変重要です。

 

 

歯周病と妊婦性歯肉炎の関係

一般的に妊娠すると歯肉炎にかかりやすくなると言われています。
女性ホルモンのエストロゲンが、
歯周病菌の増殖を促すことが原因のようですが、

口の中をいつも清潔な状態に保ち、
歯垢が無いキレイな状態であれば発症しないので、
歯磨きとデンタルフロスによる入念な口腔ケアが予防の要です。

 

 

歯周病と低体重児早産の関係

妊娠中に歯周病にかかると、
陣痛を促進させ早産(低体重児)の原因になるようです。

口の中の歯周病菌が血中に入り、
胎盤を通して胎児に直接感染する可能性からのようです。

歯周病の早期検査と早期治療により、
口の中をいつも清潔に保つことが大変重要です。

 

 

歯周病と誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)の関係

誤嚥性肺炎は、だ液や食べ物、飲み物、痰などの異物が、
誤って気管に入り込んだ細菌によって、
引き起こされるのが誤嚥性肺炎です。

高齢者などの舌の筋力低下による、
飲み込みの機能が低下することで誤嚥を引き起します。

誤嚥性肺炎の原因には、歯周病菌が関わることが多く
歯周病の早期発見・早期治療が、誤嚥性肺炎の予防に繋がります。

 

 

歯周病と骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の関係

骨粗鬆症は、全身の骨強度が低下し、
骨がもろくなって骨折しやすくなる病気ですが、
エストロゲンの分泌が少なくなることで、
全身の骨と同じに歯を支える歯槽骨(しそうこつ)ももろくなります。
歯周病菌が、骨粗鬆症と歯の喪失に強い関連性があると言われています。

 

 

歯周病と関節炎・腎炎の関係

関節炎や糸球体腎炎の原因となる、
黄色ブドウ球菌や連鎖球菌の多くは、
歯周病原性細菌など口腔内に多く存在します。

これらの口の中の細菌が、血液中に入り込んだり、
歯周炎によって作り出された炎症物質が血液に入り込むことで、
関節炎や糸球体腎炎が発症することがあるようです。

 

歯医者で人は死なない。

歯医者において、歯周病をしっかり治療し、
歯垢を溜めないよう、口の中を清潔にする予防技術を、
患者に徹底的に指導出来れば、全ての病気の予防に繋がります。

歯科で、人が死ぬことはありません。
「歯」が、命に係わるとは、医者も患者も考えていない結果、
口の中を清潔にしないまま治療し、日々のケアをおろそかにした結果、
歯科以外の病院で、病気を顕在化しているようです。

歯医者での苦痛は僅かですが、他科においてその苦痛の時間は続きます。

デンタルフロスの、フロッシングの効果と歴史!?

デンタルフロス(フロス)とは!

歯ブラシや歯間ブラシでは届かない歯と歯の間、
歯の側面、歯と歯ぐきに付着した歯垢(プラーク)を
取り除く目的で使用する糸状の科学繊維のことです。

フロスで、歯間の歯垢を取り除くことをフロッシングと言いますが、
個人的には、半世紀にわたって虫歯や歯周病を予防できたことから、
「予防のための最強のツール」だと感謝しています!

 

 

フロッシングが最も効果的なステージ

個人的には、歯と歯肉の境目で起きた炎症の初期症状を、
修復する段階までが、フロスの能力を発揮できるステージだと思います。

虫歯や歯周病を予防するためのフロスは、
初期の歯肉炎であれば、
フロッシングで改善することは十分に出来ると思います。

但し、歯肉炎と言えども、医師の診断を仰ぐ手間とお金を惜しんでは、
かえって高くつく可能性があるので要注意です!

 

健康のバロメーターでもある歯ぐきは、
淡い綺麗なピンク色をしていますが、

口の中のネバネバ感口臭、歯ぐきのブヨブヨ感
むず痒さ感腫れ出血痛みなどがある場合は、

予防歯科の専門医において、歯の検査を行ってから、
治療の必要があるかどうか?
何をどこまで治療が必要か?
医師に確認してから、フロスケアを行う大事な一歩です。

 

歯科治療が本当に必要な段階なのか?
フロッシングで症状を改善できる段階なのか?

問診、だ液検査は、口腔内写真、エックス線検査、
プロービング検査、動揺度検査などの検査結果から、
フロッシングが適しているかどうかの判断が必要です。

些細な症状を見逃さず、早期発見・早期治療が、
歯を残すか、捨てるか、の分かれ目になります。

 

 

フロス(フロアフロスの場合)の8つのいい点

➀歯と歯ぐきの境目(歯肉縁)より下の部分の歯肉縁下(しにくえんか)に、
フロスをいれても痛くないので、歯垢を削ぎ取ることができる。

②384本の繊維からできているフロスが、歯肉縁上の歯垢も完璧に削ぎ取る。

③フロスを指に巻いても、握っても、手触りがよく滑りにくい。

④フロスが歯の丸みに沿って、舐めるように滑らせることが出来る。

⑤水で洗い流しながら使っても、滑り具合や吸着性は変わらない。

⑥フロスを二重にして使うと、歯垢を削ぎ取る効果が高くなる。

⑦45mと250mの携帯用と自宅用の2種類の長さがあり便利。

⑧費用対効果が高い。

 

 

フロスの悪い点

➀イラストで使い方をみても理解しにくい。

②口の奥に指を入れることが出来ない。

③以前使ったときの使い勝手から苦手意識がある。

④フロスの認知度がなく信頼度が低い。

 

 

デンタルフロスの歴史

デンタルフロスを最初に発明したのは、
1815年アメリカの歯科医師レヴィ・スピア・パームリーでした。

レヴィ・スピア・パームリーは、
「歯と歯の間をフロッシングすることは、
世界中のどんな歯ブラシや歯磨き粉より疾患の予防につながる。」

と言っていますが、当時はまだ、シルクの糸で作られたフロスは、
貴重品で高価だった為、一部の人にのみ心酔されていたようです。
200年前も今もフロスの信頼度は高かったようです。

 

1947年(昭和22年)アメリカの病理学者チャールズ・キャセディー・バスは、
シルク糸らナイロン製のフロスを発明し、漸く広く一般に普及しました

チャールズ・キャセディー・バスは、
「予防・口腔内のコントロールのためには、
歯ブラシとフロスですべての歯の表面からプラークを除去する必要がある。
フロスが基本的な道具であり、歯ブラシはそれに付随するものである。」

と言っていますが、発明者自身が歯科医の指示通り、
歯磨きしていたにも関わらず、歯周病で苦しんだことが、
チャールズ・キャセディー・バスの学者魂を掻き立てたようですね!

 

口の中を綺麗にする手段として、
いつでも、どこでも、
手軽に使える「フロス」は、
知っている人は得をし、
知らない人は損をしていることを知らない、
悲し物語りの一片かも知れませんね。

なぜ言わない?歯周病の本当の予防方法!!

❶歯周病とは?

硬い歯と弾力のある歯肉(歯グキ)のすき間(歯周ポケット)から細菌が侵入して、
歯肉が丸みを帯びて、赤く膨らんだ状態(炎症)で歯磨きをすると出血や膿(うみ)があります。

赤紫色に腫れあがった歯肉がやせ細り、歯周ポケットの溝が深くなった状態が歯周病です。

 

むし歯と違い、痛みが出ないことが多く、歯が抜け落ちる寸前に、歯医者に駆け込む人が多いようです。

歯を失う80%以上は、歯周病と虫歯です。

 

❷歯周病の検査とは?

プロービング検査:

歯肉の入り口から隙間の底の部分までの距離(歯周ポケット)を測定します。

健康な歯肉は1~2mm程度、3mmを超える段階での早期発見が歯を救いますよ!

エックス線検査(レントゲン検査)

歯肉の下に埋もれている歯槽骨(しそうこつ)は、目には見えないので、歯槽骨の溶け具合をレントゲンで検査します。

歯槽骨は再生医療での復活が可能ですが、相当の時間と費用を覚悟した方が良いですよ!

 

 

❸歯周病の原因と7つの症状?

歯周病の直接の原因は、歯歯の周りに付く歯垢に含まれる細菌です。

歯みがきによるケアが不十分な歯に、細菌が繁殖して固まった歯垢(しこう:プラーク)となり、
唾液に含まれるカルシウムやリン酸と結合し、石灰化した歯石が、

歯と歯グキの境目に作られるます。

何十種類もの細菌は、この歯石を足がかりに歯周ポケットの奥深くで毒素を出し続け感染を広げます。

歯周病菌の毒素は、歯を支える歯槽骨を溶かし、歯をグラグラして歯を抜け落ちさせます。

 

➀ 朝起きたときに、口の中がネバネバする。

② 歯みがきのときに出血する。

③ 硬いものが噛みにくい。

④ 口臭が気になる。

⑤ 歯肉がときどき腫れる。

⑥ 歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた。

⑦ 歯がグラグラする。

以上の症状がある場合には、直ぐに歯科での検査をした方がいいですよ!

 

 

❹歯周病の治療とは?

➀ 歯垢の除去および歯石の除去。

② 外科的に歯周ポケットの深さを減少させる。

③ 失われた骨を再生させる再生医療を行う場合もあります。

④歯ブラシの毛先で磨く訓練をします。

 

 

❺世間の一般的な、歯周病の予防方法?

日本での歯周病に関する先端組織のホームページには、

要約すると、「鏡を見ながら、毛先が磨くポイントにとどいていることを確認し、
小さく横に縦に細かくかき出す様に、円を描く様に、歯と歯肉を傷つけないように軽く磨きます。
1ヶ所につき10回~20回ぐらい1日に最低1度は5分以上かけてゆっくりと隅々の歯垢を取り除きます。可能であれば、毎食後磨くことが理想です。とくに、寝る前に丁寧にゆっくりと磨くことが効果的です。」とありました。

 

❻一般人の私がやっているの歯周病の予防方法?

歯ブラシの歯磨きと歯間ブラシの歯磨きとデンタルフロスを使ったケアを、
朝・昼・夜、それぞれの生活状況に合わせて、1日合計30分時計を見ながら行っています。

 

朝は、歯ブラシで3分、歯間ブラシを1分、スッキリしない場合リステリンを20秒もぐもぐ。

昼は、歯ブラシで2分、歯間ブラシが1分、時々リステリンを20秒もぐもぐ。

昼、歯磨きが出来ない場合、歯間ブラシと携行用リステリンでもぐもぐ。

夜もしっかり、時計を見ながら、歯ブラシ15分、デンタルフロスを5分、

奥歯がツルツルにならない場合は、電動歯ブラシ2分、寝る前にフッ素塗布ケアを行います。

虫歯や歯周病の予防は、時間と手間に比例すると確信しています!

同時に、歯は独力で自己防衛できる臓器だと信じています。

「予防」の極意は、楽な方法による甘い誘惑にかられないことかも知れませんね!

医者は絶対に言わない。歯磨きよりデンタルフロスの効能!

1日30分の歯磨きとデンタルフロスが虫歯と歯周病を防御!

虫歯が減らないことで、業界が報われる!

歯磨きはどれだけ時間をかけると、虫歯を予防できるか?
いろいろ議論がありますが、

自分の歯の特徴や磨きクセを理解した人が上手に磨いても、
10分から20分はかかってしまいますね!

 

ある歯科医は、歯磨きは朝・晩2回の、1日2回を推奨していました。
28本の歯を1本10~20回小刻みに磨くと最低でも3分かかる。とのことです。

また、「歯磨きは、口の中をキレイにすることが目的なので、極端にいえば口の中のプラークがすべて除去できるなら1分間でも十分」だとも言っています。

しかしながら、日本国民全員が、虫歯にかかっているのは、なぜなのでしょうか!

 

日本人のむし歯は、1993年から2016年までの23年間、
5歳から19歳までは減少傾向ですが、
小学生の20%、中学・高校生で50%、大学生の80%が虫歯です。

35歳以上は99%が虫歯で、日本国民全体が虫歯にかかっています。

 

歯磨きの時間が短すぎるのか?

歯ブラシの質に問題があるのか?

歯磨き粉の成分に問題があるのか?

虫歯予防の研究は進んでいると思いますが、
「歯科疾患実態調査」からは何の成果も感じ取られません。

治療できることで、業界全体が報われているのだと思いました。

 

虫歯の予防は、時計を見ることから!

歯磨きは、毎食後に行うのが鉄則ですが、たとえ朝晩の2回であっても、
歯ブラシを使わなくても、デンタルフロスで十分に綺麗にできると思います。

それでも、デンタルフロスが面倒だという人は、歯間ブラシや洗口液でも、
良いと思いますが、手間を惜しまないことが「予防」の秘訣かも知れませんね!

 

私は、歯ブラシの歯磨き、歯間ブラシの歯磨き、デンタルフロスのケアを、
朝・昼・夜、状況に合わせ1
日合計30分、時計を見て歯のケアを行っています。

朝は
歯ブラシ3分、歯間ブラシを1分、スッキリしない場合リステリンを20秒もぐもぐ。

昼は、
歯ブラシ2分、歯間ブラシを1分、時々リステリンを20秒もぐもぐ。
昼、歯磨きが出来ない場合、歯間ブラシと携行用リステリンでもぐもぐ。

夜は、
しっかり、時計を見ながら、歯ブラシ15分、デンタルフロスを5分、
奥歯がツルツルにならない場合、電動歯ブラシ2分、寝る前にフッ素ケア。

虫歯の予防は、時間と手間を惜しまないこと!

 

 

医者は絶対に言わない。虫歯予防はデンタルフロス!

歯間ブラシは、いつもカバンの中で、外食時に爪楊枝代わりに使用しています。

リステリンは、旅行中など旅行バックに仕舞い、気分転換も兼ね使っています。

 

デンタルフロスは長さ250mのボックスタイプと、45mの2種類を使い分けています。

384本の繊維から作られたイタリア製のフロスは、繊維がフワッと広がり、
歯の側面の歯垢をからめとる技術に、大変優れています。

40年何社ものメーカーを使いましたが、人生後半に漸く辿り着いた気分です。

デンタルフロスは、CMも無く耳慣れない人も多くいると思いますが、
使い慣れに多少の時間は必要ですが、使ったあとの歯のツルツル感は爽快です。

予防歯科でも、歯のクリーニングに使いますが、想像以上にいいツールですよ!

それでも、歯医者は、デンタルフロスを一押しません。

やっぱり、・・・を根絶したくないのかも知れませんね?

 

歯磨きが出来ない場合は、デンタルフロス!

食事が3回で歯磨きが2回の場合、歯間ブラシとリステリンを使い、夕食のあと、
デンタルフロスを5分以上かけ、歯垢を削ぎ取っています。

食事が3回で歯磨きが1回の場合、歯間ブラシとリステリンを毎食後行い、
寝る前にデンタルフロスを5分以上かけ歯垢を絡めとっています。

何度か食事をしていても、歯磨きが1日中出来ないときが稀にあります。
その場合は、歯間ブラシとデンタルフロスとリステリンを毎食後行います。
食べ残しの生ごみと歯垢は、十分、除去出来ますよ!!

 

部屋の掃除では、掃除機を使うのが一般的ですが、
ハンディーモップや毛先の長いブラシを使うと隅々まで綺麗になります。

口の中の清掃も同じです。
歯ブラシの歯磨きとデンタルフロスを使うのが虫歯予防に最も効果的!!

 

虫歯や歯周病予防のための、オーラルケアの大きなマーケットがあります。

消費者は限られた情報から、自分にあった商品を取捨選択しますが、
商品の良し悪しに苦慮するより、自分の努力で歯を守れることを知るべきです。

「予防歯科」を標ぼうしている歯科では、
口の中の検査から、患者ごとに歯のケアを行い、
虫歯と歯周病の根絶のための、予防医療を実践しています。

歯も、健康診断や人間ドックと同じように、
1年に1回、歯の健診とクリーニングを受け、
歯は、自己防衛できる唯一の臓器だと認識して欲しいと思います。
あくまで、素人の意見ですが・・・

歯のクリーニングに、「半年に一度」行くべき人は?

歯ブラシだけで、歯のケアをしている人

手磨きの歯ブラシや電動歯ブラシだけを使って歯のケアをしている人は、
半年に一度、歯のクリーニングに行った方がいい人です。

自分の歯並びを理解してしっかり磨いているか?
磨き残しのクセが無いか?など、
半年に一度、歯のクリーニングに行って、
確認することが虫歯や歯周病の予防だけでなく、
家計費節約の重要な先行投資につながります。

私の磨き残し率14.3%は、大変優秀だとクリニックで話題になりましたが(笑)、
一般的には磨き残し率が30%程度であれば、よく磨けているレベルだそうです。

 

歯の汚れが溜まりやすい場所である、
奥歯の噛み合わせの溝
❷歯と歯が接触している面
❸歯と歯茎の境目の歯周ポケット
は、
歯ブラシの毛先だけキレイにするのは素人の経験からも不可能だと思いました。
数十年来、歯のクリーニングに通い、学んだ経験からの思いでした。

 

歯間ブラシを使って、食べ残しを除去していない人

歯の汚れが溜まりやすい場所は、
❶奥歯の噛み合わせの溝
❷歯と歯が接触している面
❸歯と歯茎の境目の歯周ポケットは、
私の経験から歯間ブラシを使ってもキレイにすることは出来ませんでした。
あくまで、個人の感想ですが( ^ω^)・・・

歯間ブラシは、そもそも、歯のすき間の食べ残しを除去するための道具だからです。

日中、歯を磨けない場合や、「つまようじ」を習慣的に使う人が、
短時間に、口の中の生ごみを除去するための最善の手段だと思います。

 

デンタルフロスを使って、歯垢を取り除いていない人

何度も繰り返しますが、
歯の汚れが溜まりやすい
❶奥歯の噛み合わせの溝
❷歯と歯が接触している面
❸歯と歯茎の境目の歯周ポケットは、
歯ブラシや歯間ブラシを一緒に使ってもキレイには出来ないと思いました。

私の磨き残し率14.3%は、2年振りに訪れた歯の健診結果でした。
2年前に歯のクリーニングを行って学んだ経験から、
より良いデンタルフロスの使い方を試行錯誤することで、
2年前の磨き残し率44.6%から大きく改善することが出来ました。

デンタルフロス(フロアフロス)が、こんなにも、歯垢をからめとることが出来ることを自ら実感しました。
1日にたった5分のデンタルフロスが、口の中をキレイにしたのだと確信しました。

現在では、磨き残し率は5%以下まで進んでいると想像します(笑)。

 

寝る前に、フッ素ケアをしていない人

フッ素でできるむし歯予防の3つの効能に、

❶むし歯菌の働きを弱め、酸がつくられるのを抑える。

❷歯の表面のエナメル質を強くし、酸に溶けにくい性質の歯をつくる。

❸酸により歯から溶けるカルシウムやリンを再び歯に吸収する再石灰化を促進する。

歯医者で使うフッ素は「9,000〜123,000ppm」ですが、
日本で市販されている歯磨き粉に含有されているフッ素は、
「500〜1,000ppm」でかなり低い濃度です。

規制緩和が出来ればいいと思いますが、毎日使い続けることで効果を期待したいと思いました。

歯のクリーニング15,130円は、虫歯や歯周病を防ぐ自己防衛の先行投資!

第1回目の受診(6月6日)と費用:

❶ 初診料:260点 (237点+23点を加算)
初診料237点:
歯科外来診療環境体制加算23点:
緊急時に医療事故の安全対策研修を修了した常勤歯科医師が1名以上配置した施設において点数が加算される。

 

❷ 医学管理等:150点
歯科疾患管理料100点:
う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯の欠損など継続的な管理が必要な患者に、患者と協働で継続的な管理、疾患の再発予防、重症化予防を行った場合に算定できる。

歯周病患者画像活用指導料10点×5回=50点:
歯周病に罹患している患者に対して歯周病検査を実施する場合において、継続的な管理を行うに当たって必要な口腔内写真を撮影し、療養上必要な指導を行った場合に算定できる。2枚目から1枚につき10点を所定点数に加算し、1回につき5枚まで算定できる。

❸ 検査料:400点
歯周精密検査400点:
4点以上の歯周ポケットの深さを測定、測定時に歯肉出血の有無、歯の動揺度、プラークチャートを用いプラークを染め出し付着状況を検査した場合に算定できる。

 

❹ 画像診断料:402点
デジタル歯科パノラマ撮影
を行ったときに算定できる。
上下の顎の全体の状態、歯や歯の根の形と本数、完全に歯が生えていない親知らずの歯、口の開け閉めのための顎関節の形、下の顎にある神経や血管が中を通る下顎管などが映る。顎のなかにできた腫瘍や、見えない袋状の炎症の発見に活用される。

 

❺ 処置料:68点
機械的歯面清掃処置68点:
歯科医師または歯科衛生士が切削回転器具及び研磨用ペーストを用いて歯垢や歯石を除去することで算定できる。

 

❻ その他検査料:3,240円(税込み)
だ液検査(サリバテスト)3,240円:
唾液を検査し虫歯リスクを判定。ミュータンス菌、ラクトバチラス菌、唾液分泌速度、唾液緩衝能を判定するための検査キットを使う。
検査を実施する患者本人が自己負担する検査。

点数小計:1,280点(12,800円)+実費:3,240円
請求金額の計算:12,800円×30%+3,240円
窓口支払い金額:7,080円

 

 

第2回目の受診(6月18日)と費用:

❶ 再診料:51点 (48点+3点加算)
再診料48点:
再診時歯科外来診療環境体制加算3点:
緊急時に医療事故の安全対策研修を修了した常勤歯科医師が1名以上配置した施設において点数が加算される。

 

❷ 医学管理等:80点
歯科衛生実地指導料80点:
主治の歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が15分以上の実地指導を行った場合に算定できる。

 

❸ 処置料:258点
スケーリング68点(3分の1顎につき)
歯周基本治療として、歯周病の炎症性因子の減少又は除去を目的とする処置で、歯周病検査等の結果に基づき必要があると認められる場合に実施。
スケーラーという器具を用い歯面に沈着したプラーク(歯垢)、歯石、歯面沈着物を機械的に除去する。

スケーリング38点×5回=190点:
3分の1顎を増すごとに38点を加算する。

点数小計:389点(3,890円)
請求金額の計算:3,890円×30%
窓口支払い金額:1,170円

 

 

第3回目の受診(6月27日)と費用:

❶ 再診料:51点 
❷ 検査料:100点
歯周基本検査100点:
1点以上の歯周ポケットの深さを測定、ポケット測定時に歯肉出血の有無、歯の動揺度検査を行ったときに算定できる。

 

❸ 処置料:632点
スケーリング・ルート・プレーニング:プラークコントロール(SRP):
歯周治療の基本的処置。

SRP(前 歯)60点×6=360点:1番(中切歯)、2番(側切歯)、3番(犬歯)
SRP(小臼歯)64点×2=128点:4番(第一小臼歯)、5番(第二小臼歯)
SRP(大臼歯)72点×2=144点:6番(第一大臼歯(6歳臼歯)、7番(第二大臼歯(12歳臼歯)、8番(第三大臼歯(親知らず)

点数小計:783点(7,830円)
請求金額の計算:7,830円×30%
窓口支払い金額:2,350円

 

 

第4回目の受診(7月11日)と費用:

❶ 再診料:51点 
❷ 医学管理等:100点
歯科疾患管理料100点:
う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯の欠損など継続的な管理が必要な患者に、患者と協働で継続的な管理、疾患の再発予防、重症化予防を行った場合に算定できる。

 

❸ 処置料:544点
SRP(小臼歯)64点×4=256点:
SRP(大臼歯)72点×4=288点:

点数小計:695点(6,950円)
請求金額の計算:6,950円×30%
窓口支払い金額:2,090円

 

 

第5回目の受診(7月18日)と費用:

❶ 再診料:51点 
❷ 医学管理等:130点
歯周病患者画像活用指導料10点×5回=50点:
歯周病に罹患している患者に対して、歯周病検査を実施する場合において、継続的な管理を行うに当たって必要な口腔内写真を撮影し、療養上必要な指導を行った場合に算定できる。2枚目から1枚につき10点を所定点数に加算し1回につき5枚まで算定。

歯科衛生実地指導料80点:
主治の歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が15分以上の実地指導を行った場合に算定できる。

 

❸ 処置料:632点
SRP(前歯)60点×6=360点:
SRP(小臼歯)64点×2=128点:
SRP(大臼歯)72点×2=144点:

点数小計:813点(8,130円)
請求金額の計算:8,130円×30%
窓口支払い金額:2,440円

 

 

今回の受診の集計と総費用:

初診料:260点×1回

再診料:51点×4回=204点

医学管理等:150点×1回
医学管理等:130点×1回
医学管理等:100点×1回
医学管理等:  80点×1回

検査料:400点×1回
検査料:100点×1回

処置料:  68点×1回
処置料:258点×1回
処置料:632点×2回
処置料:544点×1回

保険請求点数:3,960点(39,600円)
(医療機関から国民健康保険団体連合会に診療報酬を請求)

自己負担小計:3,240円
(保険請求できない行為を医療機関が患者に実費で請求)

請求金額の計算:39,600円×30%+3,240円
(保険請求の30%と自己負担金を合計した金額を患者に請求)

個人の支出金額:15,130円

 

歯のクリーニングは虫歯や歯周病予防の先行投資!

「歯のクリーニングは3か月ごとに!」と、
歯医者が言いますが、3か月で付着する歯垢をとることが、
虫歯や歯周病の予防になるからとの理由です。

「予防歯科」を標ぼうしている歯科では、
歯磨き、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方など、
適切な指導の下、日々のホームケアを続けることで、
1年に何回も歯のクリーニングに受診する必要はないと思います。

予防医療を行っている歯科は、
削って、詰めて、抜くだけの歯医者とは違います。

口の中をキレイにして、健康寿命を全うするため、
歯のクリーニングは、必要不可欠な先行投資だと思います。

唾液検査と歯周病検査から歯を失う危険度を確認できた!

歯を失わないための第一歩が唾液検査!

2017年が赤色の線で、2019年を緑色の線で引いてあります。

だ液の力(緩衝能:かんしょうのう)の検査:
検査結果➡検査用紙にだ液をつけた色の変化で、酸性の口の中を中性に戻す力が強いと判定され、虫歯になりにくい口の中の環境であることが分かりました。

*緩衝能は、酸性の強いものは酸っぱさを感じアルカリ性の強いものは苦さを感じますが、唾液が口の中を普通の状態に戻すためpHを変化させる働きのことを言います。

唾液の量の検査:
検査結果唾液量多いと判定されました。食べた時にだ液が多いと、
口の中をキレイにする力が強く虫歯になりにくいと判定されました。

虫歯を最初に作る菌(ミュータンス菌)の検査:
検査結果ミュータンス菌はいませんでした。
虫歯を作る菌がいなく、口の中が清浄だと判定されました。

虫歯を進行させる菌(ラクトバチルス菌)の検査:
検査結果ラクトバチルス菌はいませんでした。
口の中が清浄で綺麗に維持出来ていると判定されました。

プラーク(歯垢)汚れの検査:
検査結果➡歯の汚れは最小限でした。
磨き残し率14.3%は、キレイであること判定されました。

2年前の検査では、磨き残し率は、44.6%でした。
2年振りの検査にも関わらず、磨き残しが改善されました。
2年前の指導を守り、ホームケアを実践したことが証明されました(^^;
😊

最終評価:
結果歯のクリーニングと検査を2年間中断していましたが、
歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスなどを正しく使っていたことで、
磨き残しが少ないことで、口の中がキレイに保たれていると診断されました。

 

定期的な歯のクリーニングと検査から、口の中の状態を確認することで、
当面、削る・詰める・抜く不安から解消されました。
簡単な検査ですが、歯を無くさないための虫歯予防の第一歩です!

 

 

歯を失わないためには、歯周病の定期的検査が必要!

歯周ポケットは
歯と歯肉の境目の溝のことですが、歯と歯肉の境目に歯垢が溜まり、
細菌が増殖することで炎症を引き起こし、腫れがひどくなり、
歯周ポケットが深くなり病巣を広げていきます。

 

痛みが感じられないままに放置することで、
歯の顎の骨が溶けて、歯がぐらつくようになり、
何時しか歯を抜くことになります。

 

歯周ポケットの深さ3ミリ以下は健康な状態を示し、
4ミリ以上の深さになると、歯周病の可能性が出てきて、
総入れ歯へと一歩ずつ近づいて行きます。

 

幸いにも、私の歯は歯周病ではありませんでした (^^;。

無く近い将来に、歯を失う心配は無いようでしたが、虫歯の検査と同様、
歯周ポケットの深さは自分で分からないため、
定期的な検査で診断を仰ぐ必要があると実感しました。

 

 

神経を失うことで、歯を失ってしまう!

誰しもが、歯が浮いたような、ムズムズするような経験があると思いますが、
虫歯が原因で神経を抜いた人に多いようです。
神経を抜いた歯の下の感染が原因で、医者通いが始まる合図でもあります。

 

虫歯が神経を侵食し、痛みがひどくなり、
歯医者に駆け込んだおかげで、神経を抜かれてしまいます。

 

細菌に感染した神経と血管を取り除いて痛みが無くなりますが、
感染の予防をしながらでも、感染を完璧に防御したかどうかは、
また、歯医者に駆け込むかどうかで決まります。

 

細菌が入り込まないよう高倍率の歯科顕微鏡を用い、
歯の根の中を拡大して手術を行いますが、
熟練した手の神業をもつ歯医者でも、顕微鏡を使わない場合の、
感染防御の成功率は低いようです。

 

歯の神経を抜くことで、病気の進行を食い止め、
歯の痛みやしみる知覚が無くなりますが、
神経を取った周辺の血管に栄養が行かなくなることで、
歯がもろくなり、歯の寿命も短くなるようです。

 

また、神経を取ったあとのすき間に感染を起こすと、
数年後に痛みや腫れが出てきて、
医者通いがまた始まってしまいます。

 

歯の神経を取らなくていいように、
定期的に歯のクリーニングと健診に行き、
早期発見・早期治療をすることが、
一本でも多くの歯を残すための最善の方法だと確信します。

 

歯の健康は、だ液の予防パワーとデンタルフロスの予防パワー!

 

健康寿命を全うしたい人に、歯科の唾液検査で唾液の力と量を測ることで、
虫歯予防が健康寿命につながります。
そのためには、
検査と診断に基づいた治療を行う歯医者に行くことです。

 

口の中でだ液が唾液パワーを発揮!

食事をすると口の中が酸性に傾き、歯の成分であるカルシウムやリン酸が溶け出しますが、唾液が中和にもどし歯が溶けるのを防ぎます
そのため、食事の回数が多いと修復作業が追い付かず虫歯の悪化に繫がります。

❶唾液は、舌の味覚細胞を刺激し、消化と吸収を助け、身体の健康状態を保ちます。

❷唾液には、抗菌力があり唾液量が多いほど風邪やインフルエンザを予防します

❸唾液は、むし歯や歯周病に付いた食べカスや汚れを洗い流し菌の増殖を抑えます

❹唾液は、菌の繁殖を抑え、口臭を予防、何よりむし歯を予防します。

 

デンタルフロスが磨き残しを無くす!

歯の磨き残しを、歯垢染色剤を歯に染め付け、歯に残っている歯垢を色で確認します。しっかり磨いているようでも、磨き癖などで同じ場所に歯垢が残っていることがあります。

この検査を行うことで、磨き残し箇所を自ら確認できるので、日々の歯磨きの参考になります。

とは言っても、私個人の経験から、歯ブラシだけで歯の食べカスを除去することは不可能だと思っています。歯ブラシ以外に、歯間ブラシデンタルフロスを組み合わせ用いることでより完璧な除去に繫がると確信しています。

「LIONの口臭化学研究所のホームぺージでも、歯を清潔に保つには、歯ブラシだけだと、取り除ける歯と歯の間の歯垢は40〜60%程ですが、デンタルフロスや歯間ブラシも使えば、80〜95%までアップします。」という記事があります。

 

磨き残し率を30%改善しました!

デンタルフロスを巧みに使い、綺麗なツルツルの「医者いらず」の歯に仕上げることが出来ます。

以下のイラストは、私個人の2年振りのクリニックでの検査結果です。

上のイラストは、2017年初めて通院したときの結果で、磨き残し率が44.6%ありましたが、下のイラストは、2年振りに通院したときの結果で、磨き残し率は14.3%まで軽減しました。

 改善した理由は、384本の繊維で作られたイタリヤ製のデンタルフロス(商品名:フロアフロス)を使うことで、プラークをからめとるフロスの技術が高いことが大きな要素でした。

また、デンタルフロスを、歯一本ごとに、裏表上下に根っこから歯先までそぎ取る感じで動かしたことが、食べかすや歯垢を除去出来ていたことが検査結果で振り返ることが出来ました。

歯科での定期的検査は、磨き残し率と磨き残し部位の確認ができる重要な検査です。

数値化された磨き残し率は、日々の歯磨きを念入りに続ける動機に繫がると思いました。

 

 

歯の健康は、検査と予防とケア!

全身の健康状態を良くすることが歯の健康にも良いようです。
歯の質を強くして、唾液の質と量をあげることで、
歯の自浄作用が高まり虫歯を予防します。

食事をする度に、虫歯菌が増殖するため、
フッ素の多い歯磨き粉を使った歯磨きと、歯間ブラシやデンタルフロスを
組み合わせ使うことが虫歯予防のパワーにつながります。

 

だ液の検査で、口の中の菌を測定することで、画一的な治療ではなく、
個人個人の口の中の状態にそった処置とケアが可能になります。

さらに、口腔写真やレントゲン撮影の検査を行うことで、
より精度の高い診断がなされ、治療とケアの質が大幅に向上します。

内科や外科では、尿検査や血液検査など検査値を元に、
診断と治療が行われるのが一般的ですが、
歯科領域では、いまだ、熟練の神業の手仕事が主流のようです。

 

歯を失う一番の原因は歯周病ですが、
痛みなどの自覚症状がないままに進行してしまいます。
気付くといつの間にか、総入れ歯になり健康寿命を脅かしています。

虫歯は、症状が出てから歯医者に行くのが一般的ですが、
治療は歯医者で行いますが、予防とケアは自分で行います。

定期的に検査を受けることで、自分の口の中の状態を把握したいものです。