電気蓄熱暖房機「暖吉くん」の電気代と石油ストーブの灯油代を検証2022

2月3日23時から蓄熱を始めた電気蓄熱暖房機「暖吉くん」の電気代について、

1月21日から2月17日28日間の関電2月度請求書からシミュレーションしました。

2月度(28日間)電気代請求明細書

❶基本料金       2,200円

❷デイタイム53kwh一日平均1.9kwh、1,684円(10時➡17時)

❸リビングタイム207kwh一日平均7.4kwh、4,858円(7時➡10時17時➡23時)

❹ナイトタイム801kwh一日平均28.6kwh、8,571円 (23時➡7時)

❺オール電化住宅割引▲1,731円

❻燃料費調整額    2,154円

❼マイコン割引    ▲264円

再エネ賦課金    3,564円

❾請求金額      21,036円

暖吉くん導入2ヶ月前の12月と1月の電気使用量比較

❶12月(29日間)電気代11,029円

デイタイム   48kwh一日平均1.7kwh

リビングタイム188kwh一日平均6.5kwh

ナイトタイム  217kwh一日平均7.5kwh

合計      453kwh一日平均15.6kwh

❷1月(35日間)電気代17,018円

デイタイム   63kwh一日平均1.8kwh

リビングタイム304kwh一日平均8.7kwh

ナイトタイム  381kwh一日平均10.9kwh

合計      748kwh一日平均21.4kwh

❸2月(28日間)電気代21,036円

デイタイム   53kwh一日平均1.9kwh

リビングタイム207kwh一日平均7.4kwh

ナイトタイム  801kwh一日平均28.6kwh

合計1月      1061kwh一日平均37.9kwh

12月の電気使用量に対して、1月は165%増加、2月は234%増加しました。

12月のデイタイムに対して、1月は131%、2月は110%増加。

12月のリビングタイムに対して、1月は162%、2月は110%増加。

12月のナイトタイムに対して、1月176%、2月は370%増加。

暖吉くん導入前4日間と導入後4日間の電気使用量比較

❶導入前1/30➡2/2までの4日間の平均

デイタイム   一日平均 2.3kwh

リビングタイム  一日平均 8.3kwh

ナイトタイム   一日平均 11.5kwh

合計       一日平均 22.1kwh

❷導入後2/18➡2/21までの4日間の平均

デイタイム   一日平均 1.7kwh

リビングタイム 一日平均 7.0kwh

ナイトタイム  一日平均 49.4kwh

合計       一日平均 58.1kwh

導入前4日間の電気使用量に対して、導入後4日間は263%増加しました。

導入前のデイタイムに対して、導入後は74%に減りました。

導入前のリビングタイムに対して、導入後は84%に減りました。

導入前のナイトタイムに対して、導入後は263%に増加しました。

3月度の電気使用量と金額をシミュレーション

デイタイム   1.7kwh×27日 =46kwh×@31.77円=1,458円

リビングタイム 7.0kwh×27日 =189kwh×@23.47円=4,436円

ナイトタイム  49.4kwh×27日=1334kwh×@10.70円=14,272円

電気料金合計  58.1kwh×27日=1569kwh   =20,166円

オール電化住宅割引(2月同額に仮設定) ▲1,731円

燃料費調整額(2月同額に仮設定)    2,154円

マイコン割引(2月同額に仮設定)    ▲264円

再エネ賦課金(2月同額に仮設定)    3,564円

総請求額                26,089円

暖吉くん導入後の1日当たりの電気代を導入前と比較

導入前の期間は、1/30➡2/2までの4日間の平均

導入後の期間は、2/18➡2/21までの4日間の平均

デイタイム    導入後1日54円、導入前73円に対して19円マイナス

リビングタイム 導入後1日164円、導入前195円に対して31円マイナス

ナイトタイム   導入後1日529円、導入前123円に対して406円プラス

電気料金合計   導入後1日747円、導入前391円に対して356円プラス。

1日356円×27日=9,612円が暖吉くん導入で増える金額の想定ですが、
石油ストーブで灯油1リットル116円を1日4.5リットル27日間使用すると、14,094円(18ℓ缶で7本)になり、1日あたりでは522円になります。

わが家の2月単月の灯油消費量は、18ℓ缶2本の予定なので9,918円の灯油が減ったことになり、暖吉くんと相殺できるようです。

電気蓄熱暖房機「暖吉くん」は一部屋だけでなく家全部を暖めた2022

太陽光発電で床暖房をしなくて良かった!

太陽光発電のパネル18枚パワーコンディショナーその他部品工事一式で140万円。

10年前に葺き替えた7寸勾配(35度傾斜)の屋根に太陽光発電を設置するには、

新築当時の屋根に10年前のせた屋根2枚を剥がす必要があり葺き替えに140万円。

更に蓄電池200万円が床暖房設備前の予算でしたが、過去断念した経緯がありました。

わずか数十万の電気蓄熱暖房機「暖吉くん」のお陰で、

1階6畳の和室、玄関、廊下と、2階廊下リビングダイニング20畳が暖かくなりました。

わが家は1990年建築ですが、暖房目安が新築で16から20畳でした。

口コミが少なく不安がありましたが、構造が単純でペチカに似ていることや、

北海道での実績が高いことから、エイヤーと購入しましたが大当たりでした。

2022年1月は18Lの灯油6本使いましたが2月は2本の予定です。

初期費用も手頃で夜間電力を熱源にしているのでランニングコストも低くいと思われます。

但し、1階2階100㎡全てを24時間温めることは出来ず、

暖房の必要が無い部屋はドアを閉め、暖気をコントロールする必要があります。

また、室温を20℃以下にコントロールすることで長時間放熱でき、

エアコンや石油ストーブの灯油が思わず知らず減っているようです。

20℃以下は一見すると寒いように思われるかも知れませんが、

人の動くところが一定の温度に保たれていると1.2℃低くても十分暖かいです。

そもそも、床暖房のメリットは?

床暖房は床下に収納するので、夏場も邪魔になることが無く、

足元から温めることで部屋全体を温めることができます。

火を使わないので蒸気の発生も無いため結露が発生せずカビの心配も無く、

部屋に空気の流れが無いためホコリを舞いあげることもありません。

ふく射熱で部屋全体を温めるので、足元から温め室温以上に暖かく感じます。

床暖房のデメリットは?

初期費用はエアコンや石油ストーブに比べ高く、

部屋の温度が上がるまで時間がかかるため他の暖房機を併用する必要があります。

万が一、床暖房の修理がいる場合、数十万単位の費用が発生する場合があります。

電気式床暖房は、太陽光発電が利用できる場合ランニングコストは低いですが、

通常の電気を使用した場合ランニングコストは高額になります。

温水式床暖房は、オール電化の深夜電力を使えば低コストですが、

メンテナンスが必要です。

温水式床暖房とは?

電気やガスでフローリングの床下に温水パネルを設置する方式で、

ヒートポンプを使った温水式床暖房で代表的なのがエコキュートです。

エコキュートはオール電化の住宅で採用されることが多いシステムで、

割安な夜間電力を利用し貯湯ユニットにお湯を蓄え給湯や床暖房に利用します。

エコキュートは夜の外気温気温が極端に低い地域では効率が低下し、

湯切れがあり家族の人数、タンク容量など十分に検討が必要です。

ガスによる温水式床暖房は排気の2次熱を再利用した潜熱回収型給湯器で、

瞬時にお湯を取り出せるので湯切れの心配がありません。

他にもガスエンジンによる発電と排熱を利用してお湯をつくるエコウィル。

ヒートポンプとガス給湯器を兼ね備えたハイブリッド給湯暖房システムもあります。

寒冷地ではセントラルヒーティングに、灯油を使用する場合も多くありますが、

定期的給油が必要でメンテナンスも必要ですが導入費用は比較的安いです。

電熱線式床暖房とは?

フローリングと下地の間に電熱線のパネルヒーター設置だけなので初期費用は安いです。

サーモスタットや温度ヒューズが内蔵されており安全性が高くメンテナンスも不要です。

一部屋や部分的な小さいスペースを暖房する場合には効果的です。

割安な深夜電力など使用しないのでランニングコストは高いです。

PTC式床暖房とは?

床全体が温度センサーで発熱したり抑えたりして電気代を抑える仕組みがあります。

窓からの日光で暖められと温度の上昇を抑え日が当たらないと温度を上げ調節します。

床の温度によって温度調整をする方式で、床にモノを置いても熱くなりすぎず安心です。

1ミリ以下のシート状の機材で初期費用が安くランニングコストが安いです。

遠赤外ですばやく床を暖め輻射熱で身の芯まで暖めることが出来る特徴があります。

蓄熱式床暖房、非蓄熱式床暖房とは?

蓄熱式床暖房は、一般的に設置費用が高く放熱する時間帯のコントロールは出来ません。

メンテナンス不要で、低コストの夜間電力を使用して、

潜熱蓄熱材やコンクリートに熱を蓄え昼間に放熱する方式です。

ランニングコストが抑えられ耐久性も高く効率的な暖房機です。

非蓄熱式床暖房は、暖房したいときにだけ通電する方式です。

電気蓄熱煖房器「暖吉くん」は体の芯から寒い高齢者の救世主2022

電気蓄熱暖房機「暖吉くん」とは

北海道電力株式会社の地場産業育成事業として成長した会社において、

チェコ製の蓄熱レンガ300kgに低コストの夜間電力で熱を蓄え、

24時間放熱し続ける電気蓄熱暖房器のことです。

型番MVA-7000:
定格容量200V7kW、横幅1370mm高さ645mm奥行255mm
本体重さ64kg蓄熱レンガ301kg総重量365kgレンガ数42個

エアコンや石油ファンヒーターは一時的に一部の空間を暖めるだけですが、

暖吉くんはロシアのペチカと同じように家全体を暖めることが出来ます。

暖吉くんは、熱源が電気エネルギーのため、火を使わないので火災の心配がなく、

空気を汚すことも無く、安全でクリーンな暖房器です。

わが家は2015年太陽光発電で床下暖房を設置する計画を断念していました。

発電業者のシミュレーションは、家に隣接する障害物や太陽光の遮蔽物など、

リスクファクターを考慮したシミュレーションをしませんでした。

ある時、東側の屋根に積もった雪が、日が当たり溶け出すのは何時位か?

今回、1990年の新築当時からリフォームを依頼してきたエス・バイ・エル

現在のヤマダホームズの担当者東さん数々の実績からダメ元で決断しました。

結論から言うと、ここ数日石油ストーブとエアコンを
使う時間は着実に短縮されました。

しかしながら、関西電力は2022年7月から、

ナイトタイムの1Kwh10円70銭を15円20銭に値上げとの発表がありました。

今後に不安は残るものの、灯油とエアコンの節減が、

値上げを相殺しランニングコストが上がらないことを祈るばかりです。

「暖吉くん」の暖房効果を9カ所で実証

◆朝8時:ファン起動前の夜間に自然放熱した効果を検証

❶2月3日電気蓄熱暖房器「暖吉くん」設置。

深夜23時から翌朝7時まで、蓄熱量「中」レベルで夜間電力を使い蓄熱。

❷2月4日朝、外気温が前日と同じ2℃にも関わらず、

2F廊下2.6℃、1F廊下4.4℃、玄関3.6℃上昇し僅かな温かみを感じた。

❸2月5日朝、外気温若干上昇したが前日との温度差無く10時ファンを19℃で起動。

深夜23時から蓄熱量「大」レベルに変更。

❹2月6日朝、外気温が0℃だったが前日より僅かに上昇8時ファンを22℃で起動。

❺2月7日朝、外気温が前日と同じだったが前日よりも僅かに上昇を続けている。

❻2月8日朝、外気温上昇の影響か前日よりも更に上昇し15℃台まで上がってきた。

❼2月9日朝、前日より外気温が低下したが1F洋室以外全ての場所で温度が上がった。

暖かく、実温度より数℃、体感温度が高く感じられました。

◆夕方16時:6時間前後ファンを起動させた放熱効果を検証

❶2月3日、2Fリビングはストーブ、1F和室はエアコンで今まで通り暖房。。

❷2月4日、19℃の設定1F廊下と玄関ヒンヤリ感は無くなった。。

❸2月5日、2日間の蓄熱効果が2F廊下,1F廊下,玄関で顕著に暖かいが蓄熱量「大」に変更。

❹2月6日、家全体が暖かく感じる実温度より体感温度が高い。蓄熱量の減少が大きい。

❺2月7日、100㎡を隅々まで暖める能力は無いが戸を閉じ空調を管理すると効果はいい。

❻2月8日、3Fと1F洗面及び1F洋室のドアを閉めれば全室申し分ない暖かさがある。

❼2月9日、外気温が上がってきたこともあるがストーブもエアコンも必要無くなった。

ファンの起動を制御すると、暖吉くんの能力を最大限に発揮できると思いました。

高齢者は年をとるごとに体の芯から寒い

1990年に木質パネル工法で建てられたわが家は、

90代の義母が過ごす1階の和室は、夏も冬もエアコンで20℃にコントロールしています。

老夫婦と義母が集う2階のキッチンとリビングダイニングのワンフロワーは、

夏はエアコン、冬は石油ストーブ1台で20℃を確保し、

洗面及び脱衣室は、入浴時に石油ファンヒーターで急速暖房し対応しています。

最近、年のせいか暑さには鈍感で、寒さに敏感になってきたようで、

部屋から出た途端、廊下や階段の寒さがこたえるようになってきました。

一方、1階の和室で1日の殆どを過ごす義母は、

毎朝5時に2階に上がり、お湯を沸かし朝食をとるのが日課ですが、

前夜11時に20℃だった部屋は、朝方13℃~15℃にも関わらず、

日頃から「2階は寒くは無い!」と言っていました。

90歳を超えると暑さだけでなく寒さにも鈍感になるのか、

と思いながらも、何らかの手立てが必要だと考え始めました。

義母は20℃の部屋から、8℃の廊下から階段を上がり15℃の部屋に入る。

20℃から8℃、そして15℃の世界に入ると、結局、暖かく感じるようです。

それでも、階段を降りる途中から冷気を感じ、

寒さを電気式毛布と湯たんぽを使って手足の冷えを凌いでいます。

「寒くは無い!」という一言から、それでも普段から

部屋の空気は暖かくても、身体の芯が冷えているので寒い!と言った言葉が、

「暖吉くん」導入の切っ掛けになりました。

温度差が寒さの原因

1月下旬の外気温5℃の午前8時の各部屋の温度は、

1階の義母の6畳の和室はエアコンで20℃にコントロール。

1階和室の隣の6畳の洋室は空室で10℃、日中は13℃。

玄関から洗面と浴室、トイレの1階北側廊下は8℃、日中でも最高11℃。

洗面と浴室及び脱衣室は8℃、石油ファンヒーターで20℃に上昇。

2階の20畳のリビングダイニングは14℃、石油ストーブで20℃。

2階のトイレに向かう北側廊下は10℃、日中でも最高14℃。

3階寝室は14℃、日中は西と東の天窓のお陰で18℃以上。

下着や上着の素材によっても体感温度は違うとはいうものの、

北側の1階の廊下と2階の廊下が、一日中ヒヤッと肌寒く、

暖かい部屋との温度差がより寒さを強く感じるようでした。

暖吉くん導入によって、

「実際の温度より、体感する温度が高い!」
というのは初めての経験でした。

費用はこれから検証したいと思いますが、灯油18L2,000円がどれだけ減らせるか?

日中のエアコンがどれだけ削減できるか?

家全体の光熱費がどれだけになるか?また報告したいと思います。

しかしながら、家の中が暖かいというのはいいですね!