妻が実の母の要支援を要介護へ変更するため生活状況を検証2021

日々の生活状況を観察した記録が必要だった

母が「転倒した」と、ケアマネージャーから電話がありました。転倒後の2日後にデイサービスに行ったときに「2日目前、病院の帰りに転倒した」とスタッフに話したようでした。

言われて直ぐに顔をよ~く見ると、おでこに微かに打ち身の跡らしきものがありましたが、箸や茶碗を持つ手がぎこちないとか、玄関の段差の上がり方が変だとか、変わった素振りが無かったので、気にもかけていませんでした。

ケアマネージャーは、デイサービスのスタッフから転倒した報告を受け、「要支援から要介護1への変更の必要はないか」との、家族へ打診の連絡でした。ケアマネージャーは、母を自宅へ定期訪問する折に、身体の衰えや、認知機能の低下などを調査し、悪化が著しいと判断した場合に、第三者であるケアマネージャーが医師に相談し、介護保険の区分変更等を率先して行う仕組みだと思っていました。

今回の件を機に、母の生活状態をじっくり観察し直し、ケアマネージャーとのやり取りに、普段の生活状況を書面にしておく必要があると思いした。

生活の中の動作「立ち居振る舞い」について検証しました

❶歩くことについては、平らで傾斜がない所では、杖を使い手すりに捕まって歩くことに支障はなく、階段も一段ずつ手すりをしっかり掴んで上り下りができます。しかしながら、絨毯を敷き詰めた場所や、家の中でも少しの段差でつまずき転倒する危険性が高くなってきました。

❷通院は、片手用ショッピングバックにすがり1人で行きますが、最近転倒したこともあり、路面の少しのでこぼこや傾斜に対してバランスを崩しやすくなってきました

❸母は普段から無断で外出することが多く、今回の転倒についても内緒にしていましたが、外出の度に不安感が高くなってきました。気ままで気丈な母を、必要以上に干渉しないよう配慮してきましたが、ますます老親との距離感が難しくなってきました。

❹母は、毎週膝に関節注射を打っていますが、普段から痛みのため慎重に行動していますが、不意に用事を思い出し咄嗟に行動する姿を目にすると、真意をはかりかねることがあります。それでも月曜と水曜の週2回のデイサービスは、自ら運動量を半減しましたが、行って帰ってくるとかなり気分はいいようです。

❺足元に意識が集中するあまり、人や自転車・車への気配りが無くなってきました

❻車に乗り込むとき、手足の運び体の動かし方に手間取るようになりました。

❼車に乗り込んでから、シートベルトを装着する時間が長くなりました

家の中の生活ぶりを検証しました

❶部屋ではテレビをボーっと見ていることが多く、内容を理解しようとする意識が低くなってきました。物事すべて道筋を立てて理解しようとする意欲も低下し、会話が途絶えることも多くなってきました。

❷食事については、味や匂い彩など料理への関心が薄れ漫然と食事することが多くなりました。

❸トイレについては、便器や便座に汚れがつくことが増え、排泄のタイミングの遅れが想像できますが、同時に清潔さの意識が低くなってきたように思います。

❹着る物については、清潔な衣類と洗濯物の識別が衰えてきたように思います。また、季節に合った服選びが緩慢になってきました。

体のバランスを崩すことが増えたため、トイレの蓋の開け閉めを自動化しました。

体のバランスを崩すことが増えたため、両袖の手すりを便器に固定しました。

廊下をうす暗いまま移動することがあるため、点灯を自動化しました。

手洗いをしやすいように、水栓を自動化しました。

❾カレンダーに貼付してある薬を飲み忘れることが出てきました。

❿身体を上手く洗えず、浴槽とお湯が汚れることがでてきました。

⓫たん笥に仕舞った衣類の仕舞い忘れや識別が困難になってきました。

⓬郵便物や書類の整理整頓が困難になってきました。

⓭自室の電気やテレビの消し忘れが多くなってきました。

入れ歯を付け忘れることが出てきました。

お金の管理に不安がでてきたので娘に任せることしました。

要介護1、認定へのスケジュール

1月22日ケアマネージャーより転倒の一報

1月25日要支援担当のケアマネージャーの定期訪問

1月28日介護担当のケアマネージャー訪問

2月1日要介護1申請予定

2月某日要介護審査担当のケアマネージャー訪問予定

4月某日要介護1の判定予定

まとめ:日々の記録が家族を幸福にする

高齢者と同居する家族は、ケアマネージャーの定期訪問の調査内容を記録することが大事だと思いました。ケアマネージャーは、母への質問に対する答えから、正確な対応を考えることは困難だと思いました。

家族もまたケアマネージャー同様に、調査内容を記録しその変化に気付くことが必要でした。同居する家族だけが母の答えの真意を探ることが可能であり、身近にいる者が客観的事実を積み上げ、専門家に報告し判定を仰ぐことが必要だと理解しました。

現在訪問しているケアマネージャーは、国家資格を有する社会福祉士ですが、病態の変化や認知機能の変化を診断できる立場にはありません。日々の暮らしぶりを記録した内容をケアマネージャーに伝えることが、早期診断早期治療につながり、強いては同居家族の身体的、精神的負担軽減に繋がるものだと確信しました。

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