日本大使館のコロナメールに緊張、娘のフランス愛ふんとう記2020

はじめに

フランス在住の娘からメールが転送され、在フランス日本国大使館領事部から、「在留届」を出したメールアドレス「たびレジ」に、フランス国の現状報告と注意喚起のメールが随時配信されていることを知りました。日本国からのメッセージは、現地報道の確認も含め思いのほか励みになっているようですが、毎回のメールに緊張感も漂うようです。

外務省のホームページをのぞきフランスに関する発表をみると、6月23件、7月14件、8月17件、9月18件、10月38件、11月11件(2020年11月8日現在)の報告が確認できました。

新型コロナの対応だけでなく、テロの不安も抱えるフランスでは、厳戒態勢が敷かれていることに緊張感を覚えますが、フランス愛の強い娘にとっては、軍人が銃を構え警戒している様子は、もはや日常になっているようです。

新型コロナがいち早く終息することを願うと共に、大使館発信の情報がフランス国への対応事例として記録しようと思いました(以下フランス語表記やホームページのアドレスなど一部削除)。

2020年10月30日09:05外出制限中における特例外出証明書

 フランス政府は10月30日(金)0時からフランス全土に対して外出制限を実施します。

 以下3の理由がある場合は外出制限の例外となり外出が認められますが、フランス内務省サイトからダウンロードする特例外出証明書と各理由を証明する書類の携行が必要です。特例外出証明書は電子版と紙版があります。

(1)電子版証明書は、以下リンク先に必要事項を入力・送信すると作成できます。電子版証明書は QR コード付き PDF ファイルで,検問を受けた際には携帯電話等の画面上にQRコードを表示し、提示することで対応することができます。

(2)紙版証明書ひな型(PDF、DOCX、TXT、DOCX英語版)はフランス内務省サイトでダウンロード可能です。以下リンク先のファイルをご使用ください。

3 特例外出が認められる理由は以下のとおりです。

(1)自宅と職場あるいは教育・訓練施設、延期不可能な仕事及び試験会場への移動
※雇用主が作成した職務移動証明書(Justificatif de deplacement professionnel、上記内務省サイトに掲載)を所持する場合は特例外出証明書は不要。

(2)職場に必要な備品の購入、営業許可を受けている施設での必需品購入のための移動、宅配業務

(3)遠隔で実施できず急を要する診療や検査、薬の購入

(4)家族のためのやむを得ない理由、脆弱な人への支援、子供の監護のための移動。

(5)障害者及び付き添い人の移動

(6)集団的スポーツ以外で他人との接近を伴わない個人的な運動や同居人との散歩、ペットのための移動で、1日1時間以内自宅から1キロ以内で行う短時間の移動。

(7)司法あるいは行政機関からの召喚及び公共機関での手続き、行政機関の要請による公益任務への参加

(8)子供の学校や課外活動への送り迎え

4 子女が学校に通学する場合は、通学証明書を所持している必要があります。

 違反者には以下の罰金等が科されるとされていますのでご注意下さい。

初回135ユーロ、期限内に支払いがない場合は375ユーロ

15日以内の再犯は 200ユーロ、期限内に支払いがない場合は450ユーロ

30日以内に3度目の違反は3750ユーロと6ヶ月間の禁固刑

2020年11月03日 02:15フランスの出入国等について

1 日本からフランスへの渡航

(1)10月28日のマクロン大統領のテレビ演説や翌29日のカステックス首相の記者会見における発言において、欧州外からの入国制限に関する言及がありましたが、日本からフランスへの渡航については,7月1日以降に適用された入国規制緩和措置が維持されています。従って,日本からフランスへの渡航は,ビザなしの短期滞在の場合を含めて引き続き可能です。

(2)10月29日付デクレ(2020-1310)によると、11月7日から検疫措置が変更され、日本から渡航する場合を含め、フランスに入国する11歳以上の全ての渡航者(EU加盟国からの渡航者等を除く)に対して、搭乗時に航空機搭乗前72時間以内の陰性証明書を提示できない場合は、フランス到着時の空港におけるPCR検査実施が義務づけられる予定です。

(3)現在、フランスでは外出制限が実施されていますので、空港から目的地までの移動に際して、特例外出証明書を所持している必要があります。特例外出の理由としては、直接該当する項目はありませんが、例えば、ビジネス目的の渡航であれば、「自宅と職場あるいは教育・訓練施設、延期不可能な仕事及び試験会場への移動。」(Deplacements entre le domicile et le lieu d’exercice de l’activite professionnelle ou un etablissement d’enseignement ou de formation, deplacements professionnels ne pouvant etre differes, deplacements pour un concours ou un examen.)にチェックし、パスポート及び航空券を所持していれば問題ありません。

 但し、自身が航空便に搭乗するのではなく、空港まで送り迎えをするための移動は、障害者の付き添いなど特別な理由がない限り認められておらず罰金の対象になりますので、ご注意ください。

(注)(1)については、「日本人」に対してではなく、「日本を含むフランスへの入国制限が緩和されている国からの全ての渡航者」を対象としたものです。したがって、国籍にかかわらず、フランスへの入国制限が引き続き課されている国からの渡航者については、フランスの滞在許可証を所持しているなど特段の事情がない限り、フランスへの入国が制限されています。フランスへの入国制限が緩和されている国は以下の在フランス日本国大使館HPをご参照ください。

2 フランスから日本への渡航

(1)日本人が日本に帰国する場合は、フランス出国前の準備として、陰性証明書を取得する必要はありません

在フランス日本国大使館から空港当局に対して通報していますが、航空会社によっては、日本人に対しても陰性証明書が必要であると誤った解釈をしているところもありますので、チェックインの際にトラブルになった場合には、以下の在フランス日本国大使館HPを参照の上、説明してください。

(2)フランス人など外国籍者がビザを取得した上で日本に渡航する場合は、特例を除き、航空機搭乗前72時間以内の陰性証明書が必要です。

(3)現在、フランスでは外出制限が実施されていますので、ご自宅から空港までの移動に際して、特例外出証明書を所持している必要があります。
特例外出の理由としては、直接該当する項目はありませんが、日本の家族に会いに行くということであれば、「家族のためのやむを得ない理由」(Deplacements pour motif familial imperieux, pour l’assistance aux personnes vulnerables et precaires ou la garde d’enfants.)にチェックし、パスポート及び航空券を所持していれば問題ありません。但し、自身が航空便に搭乗するのではなく、空港まで送り迎えをするための移動は、障害者の付き添いなど特別な理由がない限り認められておらず罰金の対象になりますので、ご注意ください。

(4)日本到着後、空港にてPCR検査を実施します(72時間以内の陰性証明書を所持している外国籍者についても、重ねて実施します)。また、入国の次の日から起算して自宅などの滞在場所に14日間待機すること、到着する空港等から、その滞在場所まで公共交通機関を使用せずに移動する手段を確保することなどが引き続き求められています。

3 パリでの乗り継ぎ

フランスへの入国制限諸国から空路でパリに到着し、24時間以内にトランジット(入国を伴わないトランジットエリア内での乗り継ぎ)をして日本へ帰国することは可能です。

2020年11月07日02:16フランス入国時の新型コロナウィルス検査及びフランス国内における検査体制の拡大

1 日本からフランスへの渡航時の新型コロナウィルス検査

(1)明日(2020年11月7日)以降も、引き続き、日本からフランスへの渡航者については、搭乗72時間前の陰性証明書及びフランス入国時の新型コロナウィルス検査義務の対象外となります。

(2)なお、11月2日付領事メールのとおり、日本からフランスへの渡航については、7月1日以降に適用された入国制限緩和措置が維持されています。

2 空港における検査体制の拡大

(1)オルリー空港、CDG空港

・オルリー空港では本日(11月6日)、CDG空港では来週以降(日付未定)、空港内検査場において出発客を対象とした検査を開始。なお、本措置は出発客全員を対象とする趣旨ではなく、渡航先国の衛生基準を踏まえ必要に応じてPCR又は抗原検査を受けられるようにするもの。

・PCR検査の場合は48時間以内にSMS、メール又はサイト上にて結果の通知を受ける。

・抗原検査の場合は1~2時間以内にその場で紙面による結果証明書を受け取る。

・検査の予約はサイト上(https://www.doctolib.fr/ )で行う。

・午前は抗原検査、その後はPCR検査に充てられる。

・空港で検査を受ける場合は搭乗券の提示が必要。

(2)ニース空港

・10月30日から抗原検査を開始(必要に応じて出発客・到着客とも対象)。

3 鉄道駅における検査体制の導入

・11月5日以降少なくとも6か月間に渡る措置として、鉄道駅にPCR検査場(名称:MobilTest)を設置。

・検査場は、パリ東駅及びパリリヨン駅では11月5日以降、マルセイユ・サンシャルル駅及びボルドー・サンジャン駅では11月12日以降、レンヌ駅では11月18日以降に設置。

・検査の予約はサイト上(https://loxamed.fr/rendez-vous/ )で行う。

午前は有症状者又は濃厚接触者を対象とするが、午後は無症状者についても受検可能。

・結果は24~72時間以内に通知(陰性の場合はSNSもしくはサイト上で知らせるが、陽性の場合はTeleDokの医師が電話で知らせ医療支援を行う)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です