妻の肝炎治療スケジュールと、月額1万円の医療費助成制度2020

C型肝炎の診断を受けてから20年

肝臓が「沈黙の臓器」と言われるように、
何となく体がだるい何となく疲れやすい食欲がわかない
といった症状が妻にもありましたが、2000年に肝炎のウイルス検査受けて、
C型肝炎にかかっていることが判明しました。

C型肝炎ウイルス(HCV)は、2~14週間の潜伏期間を経て急性肝炎を起こすことがあるようですが、HCVの場合は比較的まれのようです。

多くの場合は、感染しても自覚症状がなく慢性肝炎になると言われていますが、
その内の30~40%の患者が、約20年の経過で「肝硬変」に進行すると言われ、
さらに、7%の患者が肝がんを合併すると言われています。
私の妻も2000年に診断を受けてから丁度20年を迎えた時でした。

今すでに、手のひらが赤くなってきたりからだが黄色くなってきたりむくみが出てきたりお腹が膨らんできたり鼻血が出やすくなったり出血が止まりにくくなったり、といった症状がある人は、一刻も早く検査を受けて下さい。

初診から投薬終了までのスケジュール

❶2019年11月26日:専門医受診、初診、検査(1回目

❷2019年12月 6日:検査結果からC型肝炎の診断、CT検査を予約

❸2019年12月10日:他院でCT検査を実施

❹2019年12月11日:CT検査結果から医療費助成申請の診断書を作成

◎2019年12月12日:肝炎治療特別促進事業の申請書類を区役所に提出

❺2019年12月23日:再診、検査(2回目

❻2020年 1月18日:再診、検査(3回目

◎2020年 2月 3日:肝炎治療受給申請の承認(京都府健康福祉部より郵送)

❼2020年 2月 6日:再診、検査(4回目)、治療、マヴィレット処方せん発行

◎2020年 2月 6日:調剤薬局、4週間分の処方、服薬開始

注意:マヴィレット錠に飲み忘れ対処法のパンフレットがあります。
マヴィレットを決して飲み忘れてはいけない。という警告です。
飲み忘れるとウイルスが増殖する危険がある。ということでした。

そのため、地震等の自然災害で医薬品の流通が途絶えた場合を想定し、
医師に8週間分全ての薬の処方を依頼しましたが断られました。

また、調剤薬局に対し特殊な薬に関し患者ごとの在庫は大丈夫か?
確認しましたが、曖昧な返事に終始しました。
患者の飲み忘れ以上に、いつ起きるか分からない自然災害の影響で、
物流が途絶え、薬が飲めなくなる危機感を理解して貰えませんでした。

❼2020年 2月20日:再診、検査(5回目)、服薬2週間検査値は全て標準値

❽2020年 3月 5日:再診、検査(6回目)、検査値は全て標準値

◎2020年 3月 5日:調剤薬局、4週間分の処方

❾2020年 3月19日:再診

◎2020年 4月 1日:8週間の服薬終了

❿2020年 4月 2日:再診、検査(7回目)、検査値は全て標準値

⓫2020年 5月 8日:再診、検査(8回目)検査結果は6月に入ってから

⓫2020年 6月 〇日:再診、検査予定(9回目)経過観察

⓫2020年 7月 〇日:再診、検査予定(10回目)経過観察

⓫2020年 8月 〇日:再診、検査予定(11回目)経過観察

⓫2020年 9月 〇日:再診、検査予定(12回目)経過観察 終了予定

2月6日に薬を飲み始め2週間後の検査で、すべての検査が標準値内に収まりました。
服薬が終わってからも、概ね半年間は月1回の診察と検査で経過観察を行うようです。

毎年3万人が肝がんを発症

世界中で約1億7千万人が、C型肝炎ウイルスに持続感染していると推定しています。
また日本では、百万人以上がC型肝炎ウイルスに持続感染していると考えられ、
C型肝炎持続感染者の中から、毎年3万人が肝がんを発症し亡くなっているようです。

「沈黙の臓器」といわれる肝臓は、肝炎になっても自覚症状がほとんどありません。
いまでは、新しく感染する人はほとんどいないので、C型肝炎ウイルスに持続感染しているかどうか、早めに検査することのみが、病気の進行を止めることが出来ます。

早期発見早期治療は、個人も国の負担も、全ての医療費を低く抑えることが出来ます。
世界に冠たる「国民皆保険制度」を維持するためにも必要なことだと思います。

C型肝炎ウイルスのワクチンは現在ない

1989年(昭和64年平成元年)に、C型肝炎ウイルスが発見されました。
C型肝炎ウイルス(HCV)は、近年、HCVの複製を阻害する直接作用型抗ウイルス薬(Direct Acting Antivirals; DAAs)が開発されC型慢性肝炎の治癒率が向上しました。

DAAsを用いた治療は高額な医療費がかかり、治癒後も再感染のリスクがあると言われていますが、2016年現在HCVのワクチンは研究開発中のため未だワクチンはありません。

C型肝炎の治療は、自己負担額が少ない

1992年以降インターフェロンという注射薬が治療の基本でしたが、
効果が不十分で副作用も多いと言われていました。
その後インターフェロンに加え、C型肝炎ウイルスに直接作用する薬剤を併用する3剤療法が行われていましたが、現在ではインターフェロンフリーの治療が中心となっています。

2014年9月インターフェロンを使わない飲み薬だけの治療(インターフェロンフリー)が始まり、現在C型肝炎の抗ウイルス治療の主流となっており、妻の場合はマヴィレット錠1日3錠を8週間服用しました。

マヴィレット錠以外にも、ウイルスの型や肝炎の進行度、過去の治療歴の有無などによって様々な薬剤が選択されており初回治療で95%以上の人がウイルスを除去できています。

医療費助成制度により個人負担額は月額1~2万円

2018年度から2023年度までの6年間において、京都市在住の人は京都市肝炎ウイルス検査協力医療機関において無料で肝炎ウイルス検査を受けることが出来ます。

治療費の月額の自己負担は1万円から2万円で患者にとって大変有利な制度です。
個人ではなく、世帯の1年間の市町村民税が、235,000円を上回る場合は2万円
下回る場合は1万円です。

申請手続きも簡単ですので、先ずは検査を受けてみて下さい。

C型肝炎治療薬「マヴィレット錠」の公定価格

販売名和名:マヴィレット配合錠(MAVIRET)1錠中 
      グレカプレビル水和物(無水物として)100mg ピブレンタスビル40mg

製造会社:アッヴィ(アメリカ)

薬  価:1錠 18457.5円

用法用量:1回3錠

投与期間:8週間

薬価基準収載年月:2017年11月

販売開始年月  :2017年11月

妻が服用した8週間の薬価の合計は、18457.5円×3錠×56日=約310万円でした。

肝炎治療の手続きはマイナンバーカードが便利

肝炎治療受給者証交付申請書 ❷肝炎治療の診断書を、
住んで居る地域の保健所等又は区役所に申請します。
申請書類は京都府のホームページからダウンロードするか役所に行って貰うことができます。診断書は全国6,687名(2018年10月)の肝臓専門医でなければなりません。

❸申請者と世帯全員の住民票と、申請者と全員の市町村民税の❹課税年額証明書または非課税証明書と、❺健康保険証等の写しの添付が必要です。

但し、住民票と課税年額証明書または非課税証明書は、マイナンバーを記載すれば2つの資料を添付する必要はありません。「受給者証」の交付には1.2ヵ月かかります。わが家でマイナンバーカードが役に立った最初の事例でした。

ウイルスは小さい

大腸菌O-157の大きさは、直径1ミクロン弱で長さ3ミクロンですが、
1ミクロンは1ミリの千分の1の単位で、顕微鏡で400倍に拡大して
やっと見える程度の大きさのようです。

一方、ウイルスは細菌と比べてずっと小さく、その十分の1から百分の1の大きさです。
20世紀半ばに、電子顕微鏡が発明され1万倍に拡大することができて、
ようやく、ウイルスが発見できたと言われています。

ウイルスの大きさは、1ミクロンのさらに千分の1に相当する1ナノメーター
(百万分の1ミリ)という単位が使われていますが、
地球と比べてみると象の大きさがウイルスの大きさのようです。

小さく感染性があるウイルスを見つけことが出来るようになったいま、
このウイルスを撲滅すために国も絶大な支援を行っています。
このチャンスを逃さないよう検査を受けて下さい。

肝臓の働き

肝臓は体の中で一番大きな臓器で体重の約50分の1、重さが1,000から1,500グラムある臓器です。

心臓と肺と肋骨で守られている重要な臓器ですが、英語で「Liver」、生命は「Life、Lives」で同じ語源になり、肝臓は昔から生命の源と考えられていたようです。

❶消化・吸収されたグルコースをグリコーゲンとして貯蔵し、全身にエネルギーを補給しています。

❷食物を消化吸収してできた老廃物を尿中に排泄しますが、毒が入った食物も肝臓が無害化しています。

❸肝臓は、胆汁を作り胆管を通じて腸の中に分泌します。緑色の胆汁はビリルビンという色素は便や尿を着色し排泄されます。肝臓病などで生じる黄疸は、ビリルビンが腸管に排泄されずに血液中に溜まるためです。

❹アルブミンと、フィブリノーゲンなどの血液を凝固させるいくつものタンパクを合成しています。

❺体の中の血液の量は、体重の約13分の1ですが、体重60キロで約5リットル貯蔵していることになります。肝臓にはこの10分の1に相当する500mLの血液があり、最大1000mlの血液を貯蔵でき、食後、病気・事故などで出血した場合に補給する役目があります。

肝臓は予備能力が高く、その機能が10分の1くらいにまで落ちても生活できるので、かなり悪くなるまで症状が出ません。そのため診断が遅れてしまうことがあります。
肝臓が悪くなる原因の一番の敵は肝炎ウイルスです。

みなさん、早く検査を受けて下さい。陽性の人は早く治療を受けて下さい。

「母の火傷のまじない」の成果は、人の話を聞く大切さだった。

母の「火傷のまじない」は火傷の痕跡を消した

よちよち歩きの1歳の娘が、ファンヒータの吹き出し口に触り火傷をした。
泣き叫ぶ我が子に、オロオロする私と妻を横目に、
母は私に、コップに水を持ってくるよう言いました。

母はコップに口を近づけると、何やら小声でぼそぼそ言ったと思ったら、
水を口に含み、泣きじゃくる孫の手に一気に吹きつけました。

次に、泣きじゃくる手を、出しっぱなしにした、真冬の水道水で冷やさせました。
神がかり的な母の気迫に圧倒され、若き夫婦は母の指示に従うばかりでした。

小さな手にできた大きな水ぶくれは、痛々しく親として悔やんでも悔やみきれない思いでした。幸い数日で腫れが引きましたが、富山の真冬の冷水が効いたのだと思っていましたが、それから数年後、また子供が沸騰したお湯を浴び火傷をしました。

妻はすぐさま母に電話をし、以前、目の当たりにした光景を再現すべく、
母の呪文を聞きだしていました。

妻も母と同じように一心に何かを唱え水を吹き付けました。
あれから40年、幸いにも火傷することも無くなりましたが、
私たち夫婦もその当時の娘も、その「まじない」を一時も忘れれることはありません。

「邪魔にならないから聞いておきなさい!」と言った母の一言が、
金科玉条のごとく身体に染みついています。

母から教わったまじないは、子から孫へと伝えられていくと思いますが、
摩訶不思議な言葉がもつパワーは、歴然と火傷の痕跡を消し去りました

母から伝えられた「火傷のまじない」の奥義を伝授

水が入ったコップに、口元を近づけ、

「さるさわのいけの だいじゃは なみにゆられてはいになる」
「さるさわのいけの だいじゃは なみにゆられてはいになる」
「さるさわのいけの だいじゃは なみにゆられてはいになる」


同じフレーズを一息で3回唱え、水を口に含み患部に一気に吹き付けます。

猿沢池の龍と火傷のまじないとのつながり

猿沢池は、興福寺五重塔が周囲の柳と一緒に周囲360メートルの奈良八景のひとつです。

昔々、奈良に、蔵人得業 恵印(くらうど とくごふ えいん)という僧がいたそうです。
この恵印は若かったころ、いたずらで猿沢の池の端に
「何月何日、この池から竜が昇天するであろう」という立札を立てました。

立札を見た人々は老いも若きも「それはすごい。ぜひ見たいものだ」と話しました。
恵印は、『笑えるぜ。おれの出鱈目を本気にして、大騒ぎだ。馬鹿だなあ』と、
思いましたが、面白いから黙っておこうと素知らぬ顔で立札の前を通り過ぎていました。

やがて、そのうわさは大阪にまで広がり、大勢の見物客が集まってきました。
恵印は、『ほんとうに何か起こるのかもしれない。何とも不思議なことだ』と、
他人事のように思いました。

いよいよ当日、道を塞ぐほど人がひしめいた様子に、恵印は、『これはもう、ただ事じゃない。もとは自分のしたこととはいえ、ちゃんとしたわけがあるにちがいない』と、
きっと竜が出るんだ。近くで見よう』と、坊主頭を布で包み近寄りましたが、
池の端は人でごった返していたので、興福寺南大門の壇の上に登って竜の出るのを
今か今かと待っていました。
もちろん龍など出るはずもなく、何も起こらないまま日が暮れていきました。
日本古典文学摘集の『宇治拾遺物語』巻十一ノ六「蔵人得業猿沢の池の龍の事」の龍に、ロマンを感じます。

火傷のまじないは、もしかして出雲大社の大国主命?

出雲大社の祭神は、大国主命(おおくにぬしのみこと)であり「だいこくさま」とも呼ばれています。福の神、平和の神、縁結びの神、農耕の神、医薬の神として祀られている神様です。

日本を創った男神の伊邪那岐命(いざなぎのみこと)女神の伊邪那美命(いざなみのみこと)から生まれた娘が天照大御神(あまてらすおおみかみ)、息子が須佐之男命(すさのおのみこと)、この須佐之男命の子孫が大国主命にあたると言われています。

大国主命が、日本と言う国を治めた後、天孫降臨(てんそんこうりん)で高天原から来た使者が、目に見えない世界の統治出雲に大きな社を祀るという国を譲るための2つの条件を出しました。一方、天照大御神は、大国主命と逆の目に見えることを司った。といわれています。

因幡(いなば)の白ウサギの主人公である大国主命は、兄弟である八十神(やそがみ)から、百足(むかで)と蜂のいる部屋に入れられたり、毒蛇の洞窟で寝かせられたり、草原で火を放たれたり、赤い猪の嘘話で大火傷を負わされたりと、あらゆる迫害を受けたと言われていますが、まさにそのとき大国主命は、まじないや呪術によって難を克服したと伝えられています。

まじないとは、目に見えない世界に通じるキーワードであり、
大国主命に通じる口訣(くけつ)なのかも知れません。
二拝四拍手一拝 (^_^)

各地方に伝わっている火傷のまじない

「猿沢の池の大蛇が火傷して、水なき時はアビラウンケンソワカ」

「火傷を為せど、はれるな、うずくな、あとつくな、薬になれ猿沢の水」

「猿沢の池の大蛇が火傷して痛まずうまず跡つかず」

「猿沢の池の赤大蛇その水取ってひりつけひりつけ」

「さるさわの池の大蛇が火傷をし、この水つけると痛まずはれずあんけんさ」

「猿沢の池の大蛇が焼け焦げて膿も崩れもひるつきもせず」

母から教わった「火傷のまじない」も、各地方に伝わっているまじないも同じでした。
人から人へと口伝いに伝えていくあいだに変化したのでしょうか、
それにしても、全国至るところで、猿沢の池と大蛇が出てくることに驚かされます。

あらゆる「まじない」は、奥義としての秘伝のため、あえて文語にせず、
目に見えない世界への強いメッセージと畏敬の念を強くしたのかも知れません。

ドクターマットが妻の膝と私の心を癒した。最後は「高位脛骨骨切り」

妻を足腰のトレーニングのためトレッキングに連れ出しました

退職後、趣味と実益を兼ね、妻と一緒に全国の温泉地をめぐりながら、
隣接するゴルフ場でプレイして老後を過ごすのが夢でした。

そのために退職5年前から、足腰が弱い妻のトレーニングと思い、
秘湯をめぐりながら、宮城、岩手、秋田の三県にまたがる栗駒山を皮切りに、
秋田駒ケ岳、福島県の雄国沼、岩手県の八幡平、青森県の岩木山、宮城県の蔵王と、
東北の山々の高山植物を引き合いにトレッキングに連れ出していました。

妻の膝の痛みは、心酔しきったMBTの長時間使用だった

妻は元々足腰が弱いので、トレッキングを始める前に、
普段の生活の中で足腰を鍛える方法がないかを探していました。

仙台の街中を散歩しているとき、でこぼこで道でも姿勢を保って歩ける、
履くだけでバランスのいい歩き方を体得出来るシューズを見つけました。

弓のように反った不安定な靴底のウオーキングシューズは、
直進性が高く身体の姿勢を制御しながら、下半身を強化する構造でした。

そのMBTシューズは、真っ直ぐ立っているだけで足の筋力を必要としながらも、
一旦歩き出すと誰かに背中を押されているかのように前へ前へと歩ける靴でした。

初日、2日目ぐらいに筋肉痛がありましたが、購入時にあった説明通りでした。
筋肉痛があるときは、普通のスニーカーに履き替えましたが、MBTの地面を蹴って歩く力強さとスピードが無く、普通のシューズに物足りなさを感じていました。

履き続けることで、次第に足の筋力が強くなっていく実感がありました。
いつしか、夢のようなシューズの虜になり夫婦ともに何足も買い求めました。
まさに、生涯手放すことがないと思っていましたが、3年で脱ぎ捨てることになりました。

変形性膝関節症を発症しました。
何人もの医師の診断から、MBTシューズを長時間履き続けたことが、
膝の痛みを発症させた大きな原因だとわかりました。
MBTは私達には最高の友でしたが、妻のひざには耐えきれなかったようです。

2016年気休め程度に「ドクターマット」を購入しました

購入したドクターマットは、183cm×51cm×2cmのLサイズで重さ4,5kg厚み2cmです。

商品説明では、厚み2cmの高反発素材とありましたが、フカフカでぐにゃぐにゃを
想像していましたが、乗った途端に全身を包み込むような安心感がありました。

❶「ドクターマット」は、上半身の向きに対して下半身の向きが逆でも、
  ねじれた状態を支えるような安定感があります。

❷また、「ドクターマット」は、自分の身体の重みを吸収し、
  腰や膝への負担をやわらげ、立ち続ける不安を払拭したように思います。

❸そのため、妻も安心して台所仕事ができているように感じます。

今までのキッチンマットは、ポリエステルやポリプロピレン、アクリル素材でした。
洗える清潔感はありましたが、裏の滑り止めが直ぐにすり減ってしまいました。

今までのマットは、身体の動きと一緒によじれたり、ずれたりしていましたが、
ドクターマットにはその違和感がなく、生活の中の必需品になっています。

ドクターマットは、台所のするツールでありオアシス

普段、台所で何十リットルもの大量の水をこぼすことはないと思いますが、
万が一の雨漏りの場合など、水をトコトン吸収し乾かすのに一苦労です。経験上。

ドクターマットの汚れは、硬く絞った濡れ雑巾で拭くだけで十分に綺麗になります。

クッションの耐用年数は、2年程度のようですが、4年間使った実績から、
マットに「ゆるみ」「たるみ」などの問題は全く出ていません。

万が一、包丁やハサミを落とした場合など、マットに突きさすと破れてしまいそうですが、塩化ビニール樹脂の素材なので、ホームセンターの補修材で修復出来そうです。

たかがキッチンマット、されどキッチンマット。
このマットは、定年後の理想を追い求めた結果のツールでありオアシスとなりました。

雪の大谷を最後に、再度、変形性膝関節症を発症させました

妻の足腰を鍛えるためのトレッキングを始めて3年目、北陸富山に転勤になりました。

早速、4月15日立山黒部アルペンルートの開通と同時に、高さ20メートルに迫る
「雪の大谷」と絶景の雪山に出かけました。

標高2450mの源泉かけ流し加水加温なしの「みくりが池温泉」は、
雪に埋もれた山小屋ですが、まさに天上の秘湯でもあります。

妻は絶景の雪山を最後に、変形性膝関節症(へんけいせい しつかんせつしょう)と、
再度診断を受け安静療養を指示されました。

仙台にいた時から、変形性膝関節症の経過観察中でしたが、雪の上を踏みしめて歩くのはひざへのダメージが大きかったようです。
2年ほどかけようやく体調が戻りましたが、膝に抱えた爆弾に不安な日々が続きました。

パーソナルトレーニングに通い始め1年でMBTと同じ経過

退職し京都に戻ってから、出張によるパーソナルトレーナーのレッスンを受けましたが、体幹を鍛える地味なトレーニングは妻には合わなかったようです。

次に、エクササイズコーチというパーソナルトレーニングジムに1年半ほど通いました。
専属コーチが客ごとに設定したトレーニングマシンを使って、上半身と下半身それぞれに負荷をかけ20分間トレーニングするものです。

1年目は月6回コースでしたが、2年目からは月4回にペースダウンしました。
今考えれば、その時点が妻の身体にとって限界だったようです。

当初は、次第に筋力アップしていく身体に安心感と満足感がありましたが、
少しずつ、自分でも気づかない内に、何かしらの違和感が出てきていたようです。

MBTシューズのときと同じ経過を辿ったように思いました。
いよいよ、根本的な治療が必要と考え、ひざ関節専門医に数か月先の予約をいれました。

ひざ関節の専門医は、人工膝関節置換術と高位脛骨骨切り術を選択

レントゲン画像の診断からも、変形性膝関節症の根本的治療は、
人工膝関節置換術と高位脛骨骨切り術( こうい けいこつ こつきりじゅつ)が選択できると説明がありましたが、妻には高位脛骨骨切り術が最も適していると勧められました。

日本人にはもともとO脚の人が多く、膝の内側に荷重がかかってしまい、
関節の外側の変形に比べ、内側の変形がひどくなり痛みが出るようです。

普通に生活をしているだけで、内側にストレスがかかり、軟骨が徐々に変形し傷みを発症させます。そのため、60代から70代にかけて発症するようです。

そもそも、変形性膝関節症とは・・・

ひざの関節に衝撃が伝わることで、軟骨にひびが入ったり、すり減ったりして、痛みや炎症を引き起こす病気です。

加齢や太りすぎ、下肢の筋力低下がある場合、内反膝(O脚)・外反膝(X脚)がある場合、また、過度にひざに負担のかかる仕事や運動によって発症するようです。

高位脛骨骨切り術(こうい けいこつ こつきりじゅつ)とは

高位脛骨骨切り術は、膝関節の近くの脛骨を切って脚の形をできるだけ真っ直ぐに近づける手術です。O脚の人はX脚気味に矯正して真っ直ぐにすることで、体重が間接に均等にかかるように偏りを無くします。

妻が幼少期からO脚にコンプレックスがあったことを結婚して40年初めて知りました。

具体的には、関節内の傷んだ半月板などを掃除し、場合によって軟骨を移植し骨切りをします。軟骨が再生し骨切りしたことで、荷重が分散し内側の損傷部分が良くなり正常な生活が取り戻せるとのことです。

人工膝関節置換術は、スポーツ、正座をしない覚悟ができた最終段階

人工膝関節置換術は、傷んだ関節を人工の関節に置き換える方法で、上下の骨と接している部分に金属を被せ、その間にクッションの働きをする高分子ポリエチレンを入れる手術です。

担当医師は、早い段階で高位脛骨骨切り術を行えば、今まで通りトレッキングも出来るので痛みの不安を解消し日常生活を取り戻すのが先決ではないかと説明がありました。

さらに年をとって、症状が悪化し、家の中でさえも歩けない段階になったときに、
スポーツはしない、正座もしない、階段も上り下りはしないと、覚悟を決めた段階になってからの最終手段として、人工膝関節置換術があるという説明を受けました。

人工膝関節置換術は、医療器械やインプラント素材など、年々新しく開発が進んでおり、日本整形外科学会でも、変形性膝関節症に安全な治療として推奨されているようです。

人工膝関節置換術と高位脛骨骨切り術の入院期間とリハビリ期間の違い

人工膝関節置換術:

高位脛骨骨切り術より回復スピードは速い。

・手術翌日から立って歩くことができる。

・術後2週間で膝の曲げ角度90度を目指し6~8週に120度を目標にリハビリを行う。

・退院後も半年で140度まで曲げるリハビリ通院が必要。

・入院期間は2週間から数か月。

・新しいひざに慣れるとほとんど痛みが気にならない。

高位脛骨骨切り術:

・1週間以内に杖をついて歩行練習。

・2週目から全身の体重をかけて練習を開始。

・階段の上り下りができるようになると退院が可能。

・入院期間は概ね3~4週間。

・手術翌日に立つこともできるが6ヵ月程度は多少痛みがあり退院後もリハビリが必要。

・骨の固定に使った金属を取り除けば、術後の日常生活に活動制限はない。

・新しい骨が出来るまで半年で、人工骨が完全にくっつくまで平均2年間を要する。

・膝の内側の金属製のプレートの違和感がるが、術後1~2年で抜去。

妻がもしも、人工膝関節置換術を行う場合の13の不安

❶麻酔の副作用は大丈夫だろうか?

❷肺動脈塞栓症は大丈夫だろうか?

❸感染症対策は大丈夫だろうか?

❹血管・骨・神経への損傷は大丈夫だろうか?

❺輸血が必要なとき問題はないだろうか?

❻他の筋肉や骨を痛める二次的損傷は大丈夫だろうか?

❼ひざの皿の脱臼は大丈夫だろうか?

❽人工関節接合部のゆるみにより、骨側が破壊されることはないのか?

❾骨量が人工関節のインプラントを支えきれるだろうか?

❿リハビリに耐えられるだろうか?

⓫関節へはどれだけの負荷をかけられるのか?

⓬1年に1回の定期検査に通うことが出来るだろうか?

⓭人工関節は正常な関節より10倍以上摩耗が早く大丈夫だろうか?

iPS細胞で脚光を浴びた再生医療の提案があった。

・患者本人の幹細胞を抽出・培養し膝関節に戻すオーダーメイド医療はメスを使わない。

・年をとればとる程、手術やリハビリに耐えることができるか不安がある。

・変形性膝関節症の学界レベルでの治療指針は、人工膝関節置換術を推奨。

・再生医療は、保険適用外のため高額である。

・再生医療は、研究開発途上で未だ試行錯誤の研究段階ではないかの不安。

・再生医療における国の様々な規制が、気軽に受けることが出来ない不安につながる。

・再生医療の有効性と安全性について、医療施設を素人の患者が判断基準は何か。

そもそも再生医療は、「生まれつきの疾病、不慮の事故、加齢などの欠損・損傷・機能低下した組織や臓器を患者の体外で人工的に培養した幹細胞(分裂して自分と同じ細胞を作る能力)を患者の体内に移植し、失われた機能そのものを回復させる根治療法を目指すもの」とあるが、身近に治療を受けた人の話を聞きたいものです。

最後に、

ひざの痛みは大なり小なり誰しもが抱える問題であり、足腰ひざの病気や骨折が原因で、寝たきりになってしまうこともあります。

妻の身体に、メスを入れるのは抵抗がありますが、痛みを無くし、いつまでも歩けるようになるには必要な手段かも知れません。

健康な生活を続けるには、適切な段階で投資が必要だと考えるようになりました。