もしも、仏壇や神棚を買換えるときの、自分流で処分するときの作法とは?

仏壇や神棚を新しく買換えるとき、古いものを処分廃棄するときには、僧侶や神主にお参りやお祓いをしてもらうことが、禍を回避する戒律のように言われています。
無病息災で家内安全な平穏な生活を送り続けるための教義のようです。

そのルールのなかで、もしも、自分で古いものを処分廃棄しようと思ったら、自分だったらどういう規律で処分するかを想定してみました。

仏壇、神棚に向かい、新しく買い替えることへの感謝として 「大祓詞:おおはらいのことば」「正信偈:しょうしんげ」「般若心経:はんにゃしんぎょう」「十二支身守り本尊」を読み上げ、自分流のオーラで処分廃棄に臨みたいと思いました。

「大祓詞」(おおはらいのことば)を唱える。

たかまのはらにかむづまります。
高天原に神留まり坐す。

すめらが むつかむろぎかむろみのみこともちて やほよろづのかみたちを。かむつどへにつどへたまひ。
皇が 親神漏岐神漏美の命以て 八百万神等を。神集へに集へ給ひ。

かむはかりにはかりたまひて。あがすめみまのみことは。
神議りに議り給ひて。我が皇御孫命は。

とよあしはらのみづほのくにを やすくにとたひらけく しろしめせと ことよさしまつりき。
豊葦原瑞穂国を 安国と平けく 知食せと 事依さし奉りき。

かくよさしまつりし。くぬちにあらぶるかみたちをばかむとはしにとはしたまひ。
此く依さし奉りし。国中に荒振神等をば神問はしに問はし給ひ。

かむはらひにはらへたまひて。ことどひし いはねきねたちくさのかきはをもことやめて。
神掃へに掃へ給ひて。語問ひし 磐根樹根立草の片葉をも語止めて。

あめのいはぐらはなち あめのやへぐもを いづのちわきにちわきて。
天の磐座放ち 天の八重雲を 伊頭の千別に千別て。

あまくだしよさしまつりき。かくよさしまつりし。
天降し依さし奉りき。此く依さし奉りし。

よものくになかと。おおやまとひだかみのくにを。
四方の国中と。大倭日高見の国を。

やすくにとさだめまつりて したついはねにみやはしらふとしきたて。
安国と定め奉りて 下津磐根に宮柱太敷き立て。

たかあまはらにちぎたかしりて すめみまのみことの みづのみあらかつかへまつりて
高天原に千木高知りて 皇御孫命の 瑞の御殿仕へ奉りて

あめのみかげひのみかげとかくりまして やすくにとたいらけくしろしめさむ くぬちになりいでむ。
天の御蔭日の御蔭と隠り坐して 安国と平けく知食さむ 国中に成り出む。

あめのますひとらがあやまちおかしけむ。
天の益人等が過ち犯しけむ。

くさぐさのつみごとは あまつつみくにつつみここだくのつみいでむ かくいでば。
種種の罪事は 天つ罪国つ罪許許太久の罪出む 此く出ば。

あまつみやごともちてあまつかなぎをもとうちきりすえうちたちて。
天つ宮事以ちて天つ金木を本打ち切り末打ち断ちて。

ちくらのおきくらにおきたらはして あまつすがそをもとかりたちすえかりきりて千座の置座に置足はして 天つ菅麻を本刈り断ち末刈り切りて

やはりにとりさきて あまつのりとのふとのりとごとをのれ。
八針に取裂きて 天つ祝詞の太祝詞事を宣れ。

かくのらば。あまつかみは。あめのいはとをおしひらきてあめのやへぐもを。
此く宣らば。天つ神は。天の磐戸を押披きて天の八重雲を。

いづのちわきに。ちわきて。きこしめさむ
伊頭の千別に。千別て。聞食さむ

くにつかみは。たかやまのすえひきやまのすえにのぼりまして。
国つ神は。高山の末低山の末に登り坐て。

たかやまのいぼり ひきやまのいほりをかきわけて。きこしめさむ。
高山の伊褒理 低山の伊褒理を掻き別けて。聞食さむ。

かくきこしめしては。つみといふつみはあらじと
此く聞食しては。罪と言ふ罪は在らじと

しなとのかぜのあめのやへぐもをふきはなつことのごとく。
科戸の風の天の八重雲を吹き放つ事の如く。

あしたのみぎり。ゆうべのみきりを。
朝の御霧。夕の御霧を。

あさかぜゆうかぜのふきはらふことのごとくおおつべにをるおおぶねを。
朝風夕風の吹き掃ふ事の如く大津辺に居る大船を。

へときはなち。ともときはなちて。
舳解き放ち。艪解き放ちて。

おおうなばらにおしはなつことのごとく おちかたのしげきがもとを。
大海原に押し放つ事の如く 彼方の繁木が本を。

やきがまのとがまもちてうちはらふことのごとく のこるつみはあらじと。
焼鎌の利鎌以て打ち掃ふ事の如く 遺る罪は在らじと。

はらへたまひきよめたまふことを。
祓へ給ひ清め給ふ事を。

たかやまのすえ。ひきやまのすえより。さくなだりにおちたきつ。
高山の末。低山の末より。佐久那太理に落ち多岐つ。

はやかわのせにます。せおりつひめといふかみ。
早川の瀬に坐す。瀬織津比売と伝ふ神。

おおうなばらにもちいでなむ。かくもちいでいなば
大海原に持出でなむ。此く持ち出で往なば

あらしほのしほのやおあひのやしほじの しほのやほあひにます。
荒潮の潮の八百道の八潮道の潮の八百曾に坐す。

はやあきつひめといふかみ もちかがのみてむ。
速開都比売と伝ふ神 持ち加加呑みてむ。

かくかがのみては いぶきとにます いぶきどぬしといふかみ。
此く加加呑みては 気吹戸に坐す 気吹戸主と伝ふ神。

ねのくにそこのくににいぶきはなちてむ。かくいぶきはなちてば ねのくにそこのくににます。
根国底国に気吹放ちてむ。此く気吹放ちては根国底国に坐す。

はやさすらひめといふかみ。もちさすらひうしなひてむ。
速佐須良比売と伝ふ神。持ち佐須良比失ひてむ。

かくさすらひうしなひてば。けふよりはじめて つみといふつみはあらじと。
此く佐須良比失ひてば。今日より始めて 罪と伝ふ罪は在らじと。

はらへたまひ きよめたまふことを きこしめせとまおす。
祓へ給ひ 給ふ事を聞こし食せと白す。

「正信偈」を唱える。

きみょうむりょうじゅにょらい なむふかしぎこう
帰命無量寿如来  南無不可思議光

ほうぞうぼさいんにんじ ざいせじざいおうぶっしょ
法蔵菩薩因位時  在世自在王仏所

とけんしょぶつしょうどいん こくどにんでんしぜんまく
覩見諸仏浄土因 国土人典之善悪

こんりゅうむじょうしゅしょうがん ちょうほっけうだいぐぜい
建立無上殊勝願 超発稀有大弘誓

ごこうしゆいししょうじゅ じゅうせいみょうしょうもんじっぽう
五劫思惟之摂受 重誓名声聞十方

ふほうむりょうむへんこう むげむたいこうえんのう
普放無量無辺光 無碍無対光炎王

しょうじょうかんぎちえこう ふだんなんしむしょうこう
清浄歓喜智慧光 不断難思無称光

ちょうにちがっこうしょうじんせつ いっさいぐんじょうむこうしょう
超日月光照塵刹 一切群生蒙光照

ほんがんみょうごうしょうじょうごう ししんしんぎょうがんにいん
本願名号正定業 至心信楽願為因

じょうとうがくしょうだいねはん ひっしめッどがんじょうじゅ
成等覚証大涅槃 必至滅度願成就

にょらいしょいこうしゅっせ ゆいせみだほんがんかい
如来所以興出世 唯説弥陀本願海

ごじょくあくじぐんじょうかい おうしんにょらいにょじッごん
五濁悪時群生海 応信如来如実言

のうほいちねんきあいしん ふだんぼんのうとくねはん
能発一念喜愛心 不断煩悩得涅槃

ぼんしょうぎゃくほうさいえにゅう にょしゅうしにゅうかいいちみ
凡聖逆謗斉回入 如衆水入海一味

せっしゅしんこうじょうしょうご いのうすいはむみょうあん
摂取心光常照護 已能雖破無明闇

とんないしんぞうしうんむ じょうふしんじしんじんてん
貪愛瞋憎之雲霧 常覆真実信心天

ひにょにっこうふうんむ うんむしげみょうむあん
譬如日光覆雲霧 雲霧之下明無闇 

ぎゃくしんけんきょうだいきょうき そくおうちょうぜッごあくしゅ
獲信見敬大慶喜 即横超截五悪趣

いっさいぜんまくぼんぶにん もんしんにょらいぐぜいがん
一切善悪凡夫人 聞信如来弘誓願

ぶッごんこうだいしょうげしゃ ぜにんみょうふんだりけ
仏言広大勝解者 是人名分陀利華

みだぶほんがんねんぶ じゃけんきょうまんあくしゅじょう
弥陀仏本願念仏 邪見驕慢悪衆生

しんぎょうじゅじじんになん なんちゅうしなんむかし
信楽受持甚以難 難中之難無過斯

いんどさいてんしろんげ ちゅうかじちいきしこうそう
印度西天之論家 中夏日域之高僧

けんだいしょうこうせしょうい みょうにょらいほんぜいおうき
顕大聖興世正意 明如来本誓応機

しゃかにょらいりょうがせん いしゅうごうみょうなんてんじく
釈迦如来楞伽山  為衆告命南天竺

りゅうじゅだいじしゅっとせ しッのうざいはうむけん
龍樹大士出於世 悉能摧破有無見

せんぜだいじょうむじょうほう しょうかんぎじしょうあんらく
宣説大乗無上法 証歓喜地生安楽

けんじなんぎょうろくろく しんぎょういぎょうしどうらく
顕示難行陸路苦 信楽易行水道楽

おくねんみだぶほんがん じねんそくじにゅうひッじょう
憶念弥陀仏本願 自然即時入必定

ゆいのうじょうしょうにょらいごう おうほうだいひぐぜいおん
唯能常称如来号 応報大悲弘誓恩

てんじんぼさぞうろんせ きみょうむげこうにょうらい
天親菩薩造論説 帰命無碍光如来

えしゅたらけんしんじ こうせんおうちょうだいせいがん
依修多羅顕真実 光闡横超大誓願

こうゆほんがんりきえこう いどぐんじょうしょういっしん
広由本願力廻向 為度群生彰一心

きにゅうくどくだいほうかい ひッぎゃくにゅうだいえしゅしゅ
帰入功徳大宝海 必獲入大会衆数

とくしれんげぞうせかい そくしょうしんにょほっしょうしん
得至蓮華蔵世界 即証真如法性身

ゆぼんのうりんげんじんずう にゅうしょうじおんじおうげ
遊煩悩林現神通 入生死薗示応化

ほんじどんらんりょうてんし じょうこうらんしょぼさらい
本師曇鸞梁天子 常向鸞処菩薩礼

さんぞうるしじゅじょうきょう ぼんしょうせんぎょうきらくほう
三蔵流支授浄教 梵焼仙経帰楽邦

てんじんぼさろんちゅうげ ほうどいんがけんせいがん
天親菩薩論註解 報土因果顕誓願 

おうげんえこうゆたりき しょうじょうしいんゆいしんじん
往還廻向由他力 正定之因唯信心

わくぜんぼんぶしんじんほ しょうちしょうじそくねはん
惑染凡夫信心発 証知生死即涅槃

ひっしむりょうこうみょうど しょうしゅじょうかいふけ
必至無量光明土 諸有衆生皆普化

どうしゃっけっしょうどうなんしょ ゆいみょうじょうどかつうにゅう
道綽決聖道難証 唯明浄土可通入 

まんぜんじりきへんごんしゅ えんまんとくごうかんせんしょう
万善自力貶勤修 円満徳号勧専称

さんぷさんしんけおんごん ぞうまほうめどうひいん
三不三信誨慇懃 像末法滅同悲引 

いっしょうぞうあくちぐぜい しあんにょうかいしょうみょうか
一生造悪値弘誓 至安養界証妙果

ぜんどうどくみょうぶっしょうい こうあいじょうさんよぎゃくあく
善導独明仏正意 矜哀定散与逆悪 

こうみょうみょうごうけんいんねん かいにゅうほんがんだいちかい
光明名号顕因縁 開入本願大智海

ぎょうじゃしょうじゅこんごうしん きょうきいちねんそうおうご
行者正受金剛心 慶喜一念相応後

よいだいとうぎゃくさんにん そくしょうほっしょうしじょうらく
与韋提等獲三忍 即証法性之常楽

げんしんこうかいいちだいきょう へんきあんにょうかんいっさい
源信広開一代教  偏帰安養勧一切

せんぞうしゅうしんはんせんじん ほうけにどしょうべんりゅう
専雑執心判浅深 報化二土正弁立

ごくじゅうあくにんゆいしょうぶ がやくざいひせっしゅちゅう
極重悪人唯称仏 我亦在彼摂取中

ぼんのうしょうげんすいふけん だいひむけんじょうしょうが
煩悩障眼雖不見 大悲無倦常照我

ほんじげんくうみょうぶっきょう れんみんぜんまくぼんぶにん
本師源空明仏教 憐愍善悪凡夫人

しんしゅうきょうしょうこうへんしゅう せんじゃくほんがんぐあくせ
真宗教証興片州 選択本願弘悪世

げんらいしょうじりんでんげ けっちぎじょういしょし
還来生死輪転家 決以疑情為所止

そくにゅうじゃくじょうむいらく ひっちしんじんいのうにゅう
速入寂静無為楽 必以信心為能入

ぐきょうだいじしゅうしとう じょうさいむへんごくじょくあく
弘経大士宗師等 拯済無辺極濁悪

どうぞくじしゅうぐどうしん ゆいかしんしこうそうせ
道俗時衆共同心 唯可信斯高僧説

「般若心経」を唱える。

ぶっせつまかはんにゃはらみったしんぎょう
仏説摩訶般若波羅蜜多心経

かんじざいぼさつ。ぎょうじんはんにゃはらみったじ。しょうけんごうんかいくうどいっさいくやく。しゃりし。
観自在菩薩。行深般若波羅蜜多時。照見五蘊皆空度一切苦厄。舎利子。

しきふいくう。くうふいしき。しきそくぜくう。くうそくぜしき。じゅそうぎょうしき。やくぶにょぜしゃりし。
色不異空。空不異色。色即是空。空即是色。受想行識。亦復如是舎利子。

ぜしょほうくうそう。ふしょうふめつ。ふくふじょう。ふぞうふげん。ぜこくうちゅうむしきむじゅそうぎょうしき。
是諸法空相。不生不滅。不垢不浄。不増不減。是故空中無色無受想行識。

むげんにびぜっしんい。むしきしょうこうみそくほう。むげんかい。
無眼耳鼻舌身意。無色声香味触法。無眼界。

ないしむいしきかいむむみょう やくむむみょうじん ないしむろうしやくむろうしじん。
乃至無意識界無無明 亦無無明尽 乃至無老死亦無老死尽。

むくしゅうめつどう。むちやくむとくいむしょとくこ。ぼだいさったえはんにゃはらみったこ。
無苦集滅道。無智亦無得以無所得故。菩提薩埵依般若波羅蜜多故。

しんむけいげ。むけいげこむうくふ。おんりいっさいてんどうむそう。
心無罣礙。無罣礙故無有恐怖。遠離一切顛倒夢想。

くきょうねはんさんぜしょぶつ。えはんにゃはらみったこ。とくあのくたらさんみゃくさんぼだいこ。
究竟涅槃三世諸仏。依般若波羅蜜多故。得阿耨多羅三藐三菩提故。

ちはんにゃはらみった。ぜだいじんしゅぜ だいみょうしゅぜむじょうしゅぜむとうどうしゅ。
知般若波羅蜜多。是大神呪是 大明呪是無上呪是無等等呪。

のうじょいっさいくしんじつふこせつ。
能除一切苦真実不虚故説。

はんにゃはらみったしゅそくせつしゅわつ。
般若波羅蜜多呪即説呪曰。

ぎゃていぎゃていはらぎゃていはらそうぎゃていぼじそわか。
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶。

はんにゃしんぎょう。
般若心経。

「祓詞」(はらえことば)

かけまくもかしこき
掛けまくも畏き

いざなぎのおほかみ
伊邪那岐大神

つくしのひむかのたちばなのをどのあはぎはらに
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に

みそぎはらへたまひしときに
禊ぎ祓へ給ひし時に

なりませるはらへどのおほかみたち
生り坐せる祓戸の大神等

もろもろのまがごとつみけがれ
諸々の禍事・罪・穢

あらむをば
有らむをば

はらへたまひきよめたまへと
祓へ給ひ清め給へと

まをすことをきこしめせと
白すことを聞こし召せと

かしこみかしこみもまをす
恐み恐みも白す

最後に、十二支身守り本尊を唱えます。

千手観世音菩薩  
オンバサラダルマキリ、ソワカ

虚空蔵菩薩  
ナモアキヤシヤ、ゲルバヤオン アリキヤマリボリ、ソワカ

文殊菩薩  
オン、アラハシヤナ

普賢菩薩  
オン、サマヤサタバン

勢至菩薩  
オン、サンサンサンサク、ソワカ

大日如来  
アビラウンケン

不動明王  
ナマクサマンダバサラナン、センダマカロシヤナ、ソワタヤウンタラ、タカンマン

阿弥陀如来  
オン、アミリタ、テイゼイカラ、ウン

慣れない言葉に戸惑いながらも、静寂な時の中に手を合わせることが出来ました。
僧侶や神主の資格はなくても、声に出し唱えることはできます。自らの先祖に、また、神々に報告できたように思いました。

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