もしも、仏壇や神棚を買換えるときの、自分流で処分するときの作法とは?

仏壇や神棚を新しく買換えるとき、古いものを処分廃棄するときには、僧侶や神主にお参りやお祓いをしてもらうことが、禍を回避する戒律のように言われています。
無病息災で家内安全な平穏な生活を送り続けるための教義のようです。

そのルールのなかで、もしも、自分で古いものを処分廃棄しようと思ったら、自分だったらどういう規律で処分するかを想定してみました。

仏壇、神棚に向かい、新しく買い替えることへの感謝として 「大祓詞:おおはらいのことば」「正信偈:しょうしんげ」「般若心経:はんにゃしんぎょう」「十二支身守り本尊」を読み上げ、自分流のオーラで処分廃棄に臨みたいと思いました。

「大祓詞」(おおはらいのことば)を唱える。

たかまのはらにかむづまります。
高天原に神留まり坐す。

すめらが むつかむろぎかむろみのみこともちて やほよろづのかみたちを。かむつどへにつどへたまひ。
皇が 親神漏岐神漏美の命以て 八百万神等を。神集へに集へ給ひ。

かむはかりにはかりたまひて。あがすめみまのみことは。
神議りに議り給ひて。我が皇御孫命は。

とよあしはらのみづほのくにを やすくにとたひらけく しろしめせと ことよさしまつりき。
豊葦原瑞穂国を 安国と平けく 知食せと 事依さし奉りき。

かくよさしまつりし。くぬちにあらぶるかみたちをばかむとはしにとはしたまひ。
此く依さし奉りし。国中に荒振神等をば神問はしに問はし給ひ。

かむはらひにはらへたまひて。ことどひし いはねきねたちくさのかきはをもことやめて。
神掃へに掃へ給ひて。語問ひし 磐根樹根立草の片葉をも語止めて。

あめのいはぐらはなち あめのやへぐもを いづのちわきにちわきて。
天の磐座放ち 天の八重雲を 伊頭の千別に千別て。

あまくだしよさしまつりき。かくよさしまつりし。
天降し依さし奉りき。此く依さし奉りし。

よものくになかと。おおやまとひだかみのくにを。
四方の国中と。大倭日高見の国を。

やすくにとさだめまつりて したついはねにみやはしらふとしきたて。
安国と定め奉りて 下津磐根に宮柱太敷き立て。

たかあまはらにちぎたかしりて すめみまのみことの みづのみあらかつかへまつりて
高天原に千木高知りて 皇御孫命の 瑞の御殿仕へ奉りて

あめのみかげひのみかげとかくりまして やすくにとたいらけくしろしめさむ くぬちになりいでむ。
天の御蔭日の御蔭と隠り坐して 安国と平けく知食さむ 国中に成り出む。

あめのますひとらがあやまちおかしけむ。
天の益人等が過ち犯しけむ。

くさぐさのつみごとは あまつつみくにつつみここだくのつみいでむ かくいでば。
種種の罪事は 天つ罪国つ罪許許太久の罪出む 此く出ば。

あまつみやごともちてあまつかなぎをもとうちきりすえうちたちて。
天つ宮事以ちて天つ金木を本打ち切り末打ち断ちて。

ちくらのおきくらにおきたらはして あまつすがそをもとかりたちすえかりきりて千座の置座に置足はして 天つ菅麻を本刈り断ち末刈り切りて

やはりにとりさきて あまつのりとのふとのりとごとをのれ。
八針に取裂きて 天つ祝詞の太祝詞事を宣れ。

かくのらば。あまつかみは。あめのいはとをおしひらきてあめのやへぐもを。
此く宣らば。天つ神は。天の磐戸を押披きて天の八重雲を。

いづのちわきに。ちわきて。きこしめさむ
伊頭の千別に。千別て。聞食さむ

くにつかみは。たかやまのすえひきやまのすえにのぼりまして。
国つ神は。高山の末低山の末に登り坐て。

たかやまのいぼり ひきやまのいほりをかきわけて。きこしめさむ。
高山の伊褒理 低山の伊褒理を掻き別けて。聞食さむ。

かくきこしめしては。つみといふつみはあらじと
此く聞食しては。罪と言ふ罪は在らじと

しなとのかぜのあめのやへぐもをふきはなつことのごとく。
科戸の風の天の八重雲を吹き放つ事の如く。

あしたのみぎり。ゆうべのみきりを。
朝の御霧。夕の御霧を。

あさかぜゆうかぜのふきはらふことのごとくおおつべにをるおおぶねを。
朝風夕風の吹き掃ふ事の如く大津辺に居る大船を。

へときはなち。ともときはなちて。
舳解き放ち。艪解き放ちて。

おおうなばらにおしはなつことのごとく おちかたのしげきがもとを。
大海原に押し放つ事の如く 彼方の繁木が本を。

やきがまのとがまもちてうちはらふことのごとく のこるつみはあらじと。
焼鎌の利鎌以て打ち掃ふ事の如く 遺る罪は在らじと。

はらへたまひきよめたまふことを。
祓へ給ひ清め給ふ事を。

たかやまのすえ。ひきやまのすえより。さくなだりにおちたきつ。
高山の末。低山の末より。佐久那太理に落ち多岐つ。

はやかわのせにます。せおりつひめといふかみ。
早川の瀬に坐す。瀬織津比売と伝ふ神。

おおうなばらにもちいでなむ。かくもちいでいなば
大海原に持出でなむ。此く持ち出で往なば

あらしほのしほのやおあひのやしほじの しほのやほあひにます。
荒潮の潮の八百道の八潮道の潮の八百曾に坐す。

はやあきつひめといふかみ もちかがのみてむ。
速開都比売と伝ふ神 持ち加加呑みてむ。

かくかがのみては いぶきとにます いぶきどぬしといふかみ。
此く加加呑みては 気吹戸に坐す 気吹戸主と伝ふ神。

ねのくにそこのくににいぶきはなちてむ。かくいぶきはなちてば ねのくにそこのくににます。
根国底国に気吹放ちてむ。此く気吹放ちては根国底国に坐す。

はやさすらひめといふかみ。もちさすらひうしなひてむ。
速佐須良比売と伝ふ神。持ち佐須良比失ひてむ。

かくさすらひうしなひてば。けふよりはじめて つみといふつみはあらじと。
此く佐須良比失ひてば。今日より始めて 罪と伝ふ罪は在らじと。

はらへたまひ きよめたまふことを きこしめせとまおす。
祓へ給ひ 給ふ事を聞こし食せと白す。

「正信偈」を唱える。

きみょうむりょうじゅにょらい なむふかしぎこう
帰命無量寿如来  南無不可思議光

ほうぞうぼさいんにんじ ざいせじざいおうぶっしょ
法蔵菩薩因位時  在世自在王仏所

とけんしょぶつしょうどいん こくどにんでんしぜんまく
覩見諸仏浄土因 国土人典之善悪

こんりゅうむじょうしゅしょうがん ちょうほっけうだいぐぜい
建立無上殊勝願 超発稀有大弘誓

ごこうしゆいししょうじゅ じゅうせいみょうしょうもんじっぽう
五劫思惟之摂受 重誓名声聞十方

ふほうむりょうむへんこう むげむたいこうえんのう
普放無量無辺光 無碍無対光炎王

しょうじょうかんぎちえこう ふだんなんしむしょうこう
清浄歓喜智慧光 不断難思無称光

ちょうにちがっこうしょうじんせつ いっさいぐんじょうむこうしょう
超日月光照塵刹 一切群生蒙光照

ほんがんみょうごうしょうじょうごう ししんしんぎょうがんにいん
本願名号正定業 至心信楽願為因

じょうとうがくしょうだいねはん ひっしめッどがんじょうじゅ
成等覚証大涅槃 必至滅度願成就

にょらいしょいこうしゅっせ ゆいせみだほんがんかい
如来所以興出世 唯説弥陀本願海

ごじょくあくじぐんじょうかい おうしんにょらいにょじッごん
五濁悪時群生海 応信如来如実言

のうほいちねんきあいしん ふだんぼんのうとくねはん
能発一念喜愛心 不断煩悩得涅槃

ぼんしょうぎゃくほうさいえにゅう にょしゅうしにゅうかいいちみ
凡聖逆謗斉回入 如衆水入海一味

せっしゅしんこうじょうしょうご いのうすいはむみょうあん
摂取心光常照護 已能雖破無明闇

とんないしんぞうしうんむ じょうふしんじしんじんてん
貪愛瞋憎之雲霧 常覆真実信心天

ひにょにっこうふうんむ うんむしげみょうむあん
譬如日光覆雲霧 雲霧之下明無闇 

ぎゃくしんけんきょうだいきょうき そくおうちょうぜッごあくしゅ
獲信見敬大慶喜 即横超截五悪趣

いっさいぜんまくぼんぶにん もんしんにょらいぐぜいがん
一切善悪凡夫人 聞信如来弘誓願

ぶッごんこうだいしょうげしゃ ぜにんみょうふんだりけ
仏言広大勝解者 是人名分陀利華

みだぶほんがんねんぶ じゃけんきょうまんあくしゅじょう
弥陀仏本願念仏 邪見驕慢悪衆生

しんぎょうじゅじじんになん なんちゅうしなんむかし
信楽受持甚以難 難中之難無過斯

いんどさいてんしろんげ ちゅうかじちいきしこうそう
印度西天之論家 中夏日域之高僧

けんだいしょうこうせしょうい みょうにょらいほんぜいおうき
顕大聖興世正意 明如来本誓応機

しゃかにょらいりょうがせん いしゅうごうみょうなんてんじく
釈迦如来楞伽山  為衆告命南天竺

りゅうじゅだいじしゅっとせ しッのうざいはうむけん
龍樹大士出於世 悉能摧破有無見

せんぜだいじょうむじょうほう しょうかんぎじしょうあんらく
宣説大乗無上法 証歓喜地生安楽

けんじなんぎょうろくろく しんぎょういぎょうしどうらく
顕示難行陸路苦 信楽易行水道楽

おくねんみだぶほんがん じねんそくじにゅうひッじょう
憶念弥陀仏本願 自然即時入必定

ゆいのうじょうしょうにょらいごう おうほうだいひぐぜいおん
唯能常称如来号 応報大悲弘誓恩

てんじんぼさぞうろんせ きみょうむげこうにょうらい
天親菩薩造論説 帰命無碍光如来

えしゅたらけんしんじ こうせんおうちょうだいせいがん
依修多羅顕真実 光闡横超大誓願

こうゆほんがんりきえこう いどぐんじょうしょういっしん
広由本願力廻向 為度群生彰一心

きにゅうくどくだいほうかい ひッぎゃくにゅうだいえしゅしゅ
帰入功徳大宝海 必獲入大会衆数

とくしれんげぞうせかい そくしょうしんにょほっしょうしん
得至蓮華蔵世界 即証真如法性身

ゆぼんのうりんげんじんずう にゅうしょうじおんじおうげ
遊煩悩林現神通 入生死薗示応化

ほんじどんらんりょうてんし じょうこうらんしょぼさらい
本師曇鸞梁天子 常向鸞処菩薩礼

さんぞうるしじゅじょうきょう ぼんしょうせんぎょうきらくほう
三蔵流支授浄教 梵焼仙経帰楽邦

てんじんぼさろんちゅうげ ほうどいんがけんせいがん
天親菩薩論註解 報土因果顕誓願 

おうげんえこうゆたりき しょうじょうしいんゆいしんじん
往還廻向由他力 正定之因唯信心

わくぜんぼんぶしんじんほ しょうちしょうじそくねはん
惑染凡夫信心発 証知生死即涅槃

ひっしむりょうこうみょうど しょうしゅじょうかいふけ
必至無量光明土 諸有衆生皆普化

どうしゃっけっしょうどうなんしょ ゆいみょうじょうどかつうにゅう
道綽決聖道難証 唯明浄土可通入 

まんぜんじりきへんごんしゅ えんまんとくごうかんせんしょう
万善自力貶勤修 円満徳号勧専称

さんぷさんしんけおんごん ぞうまほうめどうひいん
三不三信誨慇懃 像末法滅同悲引 

いっしょうぞうあくちぐぜい しあんにょうかいしょうみょうか
一生造悪値弘誓 至安養界証妙果

ぜんどうどくみょうぶっしょうい こうあいじょうさんよぎゃくあく
善導独明仏正意 矜哀定散与逆悪 

こうみょうみょうごうけんいんねん かいにゅうほんがんだいちかい
光明名号顕因縁 開入本願大智海

ぎょうじゃしょうじゅこんごうしん きょうきいちねんそうおうご
行者正受金剛心 慶喜一念相応後

よいだいとうぎゃくさんにん そくしょうほっしょうしじょうらく
与韋提等獲三忍 即証法性之常楽

げんしんこうかいいちだいきょう へんきあんにょうかんいっさい
源信広開一代教  偏帰安養勧一切

せんぞうしゅうしんはんせんじん ほうけにどしょうべんりゅう
専雑執心判浅深 報化二土正弁立

ごくじゅうあくにんゆいしょうぶ がやくざいひせっしゅちゅう
極重悪人唯称仏 我亦在彼摂取中

ぼんのうしょうげんすいふけん だいひむけんじょうしょうが
煩悩障眼雖不見 大悲無倦常照我

ほんじげんくうみょうぶっきょう れんみんぜんまくぼんぶにん
本師源空明仏教 憐愍善悪凡夫人

しんしゅうきょうしょうこうへんしゅう せんじゃくほんがんぐあくせ
真宗教証興片州 選択本願弘悪世

げんらいしょうじりんでんげ けっちぎじょういしょし
還来生死輪転家 決以疑情為所止

そくにゅうじゃくじょうむいらく ひっちしんじんいのうにゅう
速入寂静無為楽 必以信心為能入

ぐきょうだいじしゅうしとう じょうさいむへんごくじょくあく
弘経大士宗師等 拯済無辺極濁悪

どうぞくじしゅうぐどうしん ゆいかしんしこうそうせ
道俗時衆共同心 唯可信斯高僧説

「般若心経」を唱える。

ぶっせつまかはんにゃはらみったしんぎょう
仏説摩訶般若波羅蜜多心経

かんじざいぼさつ。ぎょうじんはんにゃはらみったじ。しょうけんごうんかいくうどいっさいくやく。しゃりし。
観自在菩薩。行深般若波羅蜜多時。照見五蘊皆空度一切苦厄。舎利子。

しきふいくう。くうふいしき。しきそくぜくう。くうそくぜしき。じゅそうぎょうしき。やくぶにょぜしゃりし。
色不異空。空不異色。色即是空。空即是色。受想行識。亦復如是舎利子。

ぜしょほうくうそう。ふしょうふめつ。ふくふじょう。ふぞうふげん。ぜこくうちゅうむしきむじゅそうぎょうしき。
是諸法空相。不生不滅。不垢不浄。不増不減。是故空中無色無受想行識。

むげんにびぜっしんい。むしきしょうこうみそくほう。むげんかい。
無眼耳鼻舌身意。無色声香味触法。無眼界。

ないしむいしきかいむむみょう やくむむみょうじん ないしむろうしやくむろうしじん。
乃至無意識界無無明 亦無無明尽 乃至無老死亦無老死尽。

むくしゅうめつどう。むちやくむとくいむしょとくこ。ぼだいさったえはんにゃはらみったこ。
無苦集滅道。無智亦無得以無所得故。菩提薩埵依般若波羅蜜多故。

しんむけいげ。むけいげこむうくふ。おんりいっさいてんどうむそう。
心無罣礙。無罣礙故無有恐怖。遠離一切顛倒夢想。

くきょうねはんさんぜしょぶつ。えはんにゃはらみったこ。とくあのくたらさんみゃくさんぼだいこ。
究竟涅槃三世諸仏。依般若波羅蜜多故。得阿耨多羅三藐三菩提故。

ちはんにゃはらみった。ぜだいじんしゅぜ だいみょうしゅぜむじょうしゅぜむとうどうしゅ。
知般若波羅蜜多。是大神呪是 大明呪是無上呪是無等等呪。

のうじょいっさいくしんじつふこせつ。
能除一切苦真実不虚故説。

はんにゃはらみったしゅそくせつしゅわつ。
般若波羅蜜多呪即説呪曰。

ぎゃていぎゃていはらぎゃていはらそうぎゃていぼじそわか。
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶。

はんにゃしんぎょう。
般若心経。

「祓詞」(はらえことば)

かけまくもかしこき
掛けまくも畏き

いざなぎのおほかみ
伊邪那岐大神

つくしのひむかのたちばなのをどのあはぎはらに
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に

みそぎはらへたまひしときに
禊ぎ祓へ給ひし時に

なりませるはらへどのおほかみたち
生り坐せる祓戸の大神等

もろもろのまがごとつみけがれ
諸々の禍事・罪・穢

あらむをば
有らむをば

はらへたまひきよめたまへと
祓へ給ひ清め給へと

まをすことをきこしめせと
白すことを聞こし召せと

かしこみかしこみもまをす
恐み恐みも白す

最後に、十二支身守り本尊を唱えます。

千手観世音菩薩  
オンバサラダルマキリ、ソワカ

虚空蔵菩薩  
ナモアキヤシヤ、ゲルバヤオン アリキヤマリボリ、ソワカ

文殊菩薩  
オン、アラハシヤナ

普賢菩薩  
オン、サマヤサタバン

勢至菩薩  
オン、サンサンサンサク、ソワカ

大日如来  
アビラウンケン

不動明王  
ナマクサマンダバサラナン、センダマカロシヤナ、ソワタヤウンタラ、タカンマン

阿弥陀如来  
オン、アミリタ、テイゼイカラ、ウン

慣れない言葉に戸惑いながらも、静寂な時の中に手を合わせることが出来ました。
僧侶や神主の資格はなくても、声に出し唱えることはできます。自らの先祖に、また、神々に報告できたように思いました。

もしも、仏壇や神棚を買い替えるとしたら、処分方法のルールの違いは何?

仏壇や神棚を新しく購入、また、買い替えるときの動機は何なのか?

❶身内が亡くなったことで、新しく仏壇を購入する。

❷親世代が子供たちの生活に邪魔にならないよう、現代的な仏壇に買い替える。

❸相続した親族が大きな仏壇を設置できないのでコンパクトな仏壇に買い替える。

❹仏間から人が集まるリビングに移動するため、洋風タイプの仏壇に買い替える。

❺家の新築や引越し、家のリフォームを機に仏壇も神棚も新しく買い替える。

昭和世代が仏壇を購入した高度経済成長期の最中、信仰心の厚さと宗教感が大きく荘厳できらびやかな仏壇を購入しましたが、一方、自分たちが亡くなった後を考え、子供たちの生活に邪魔にならないよう、コンパクトな現代的な仏壇に買い替えることで次世代に引き継ごうとも考えています。

しかしながら、信仰心が子や孫に浸透していない場合はどうなのでしょうか?相続した仏壇は、単なる大きな荷物で厄介モノの何物でも無いでしょう。処分しようにもどうしたらいいか分からず、ただただ悩みの種を残しただけになるかも知れません。

仏壇を買い替えるときは、唐木仏壇? 金仏壇?家具調?洋風?とかの話しの前に、子供たちに「信仰心」が伝承されているか!子供たちの仏壇に対する思いを図っておく必要があると思います。

仏壇の購入と買換えに必要な儀式と考え方とは?

❶新しい仏壇の購入においては、魂入れお性根入れ入仏式(にゅうふつしき:浄土真宗お西)、御移徙(ごいし:浄土真宗お東)といった、開眼供養(かいげん くよう)や入仏法要(にゅうぶつ ほうよう)の儀式を行うのが一般的のようです。

❷古い仏壇を処分する場合は、魂抜きやお性根抜きといった、併願供養(へいがん くよう)の儀式を行います。

仏壇は単なる家具ではなく、仏さまや先祖の家であり魂が宿るお寺だという考えで、お寺の指示通りしっかり供養しなければならないという考えがあります。

❹開眼供養などの儀式は、ご本尊やお位牌に対して行い、仏壇に対して必要ではないとの考えもあります。

❺新しい仏壇、新しい本尊、新しい位牌の全てを新しくした場合は、古い本尊と位牌に対して閉眼供養を行い、後に新しい本尊、位牌に対して、開眼供養を行う必要があるとの考えもあります。

❻本尊や位牌はそのままで仏壇だけを新しくした場合は、家族全員で手を合わせ、お父さん!お母さん!おじいちゃん!おばあちゃん!「みんなのお陰で、難なく生活ができています。どうもありがとうございます。」と感謝の意を唱え、「今度新しく買換えることが出来ました。ありがとうございました。」自分達で報告すれば十分です。との考えもあります。

どういう儀式でどういうルール行うべきか、また、誰に相談すべきか、おそらく宗派、お寺によっても様々な意見の違いがありそうです。

古い仏壇の処分方法?

❶お寺に引き取ってもらいお焚き上げしてもらう。

❷仏壇店に処分費を払って引き取ってもらう。

❸供養後に粗大ゴミや廃品回収に出す。

古い神棚の処分方法?

❶神棚を神社に持って行き、神社で祈祷してからお焚き上げしてもらう。

❷神社の古札返納所にお札を返納し、1月15日の左義長の火祭りで神棚をお焚き上げしてもらう。

神道系はお札だけは神社に返納し、神棚は何もせず廃棄してもいいとする神社が多いように思われます。

最後に

日本には数え切れないほどの、八百萬(やおよろず)の神がいると言われています。神社に祀られている神様以外にも、台所やトイレなど至るところに神様がいることを教えられてきました。

自然の厳しさやその恵みの中から、日々の生活の中で信仰心が伝承されてきましたが、自分の子供たちにも繋がれているか!今こそ自らに問う必要があるようです。

神棚は神様を祀る祭壇として、仏壇もまた同じ役割を担っているようです。
買換えとその処分方法に心を砕くより子や孫たちと一緒に手を合わせることが実践されているか!神仏への感謝の気持ち「ありがとうございます!」が、あらゆる疑問を解決し凌駕する呪文であり魔法の言葉なのかも知れないと思いました。

もしも、洗面室と浴室の間仕切りをガラスドアにしたら、一目で安否確認ができる!

家庭の浴槽で溺死する人が増えている。

厚生労働省の人口動態統計によると、家庭の浴槽での溺死者数は、平成28年は5,138人で増加を続けており、平成18年の3,370人と比べると10年間で約1.5倍増加しています。

平成28年に溺死した人は、65歳から79歳の高齢者が1,950人80歳以上で2,806人であり、65歳以上の4,756人が、溺死全体の9割を占めています。

世界60カ国で溺死した人は日本が最も多い。

国際的な比較において、「溺れと窒息が、日本は世界中で最も多い」との報告があります。
「溺れ」に関する2015年世界保健機関(WHO)は、世界60カ国の溺れ死亡率の比較において、65歳以上の高齢者群では、日本は60カ国中最も高く、その人数は人口10万人当たり19人で、上位57位までの人数が10人未満に対し、日本が著しく多いことを報告しています。

また、この60カ国において、日本は浴槽内で溺れる人が高齢者に多く、特に75歳以上の溺死者は日本が最も高く、イギリス、ドイツ、イタリア、カナダ、アメリカの10倍以上との報告もあります。

日本セーフティープロモーション学会誌 Vol.10(2)2017より引用

浴槽では高齢者に限らず、誰にでも溺死の危険性があります。

日本人にとって、湯船に浸かって1日の疲れを癒すことは毎日に習慣です。

湯船に浸かり日々の疲れをリセットし、リフレッシュできる習慣は、日本人特有の癒し対策ですが、深酒をしての入浴長時間の入浴体調不良の無理な入浴など、長くお湯に浸かったあと浴槽から立ちあがろうと思ったとき、めまいで態勢を崩したり、また、最悪の場合完全に意識を失って転倒してしまう危険もあります。
浴槽内での事故は、高齢者ばかりでなく、年代性別を問わず誰にでも起こり得ます。

今、誰が風呂に入っているのか? 何分入っているのか?
家族が互いに意識することが、万が一の時の素早い救出活動に繋がるようです。

事前に出費する方が安上がりでリターンが大きい!

高齢者が転倒する場所は、外を歩いるときに起きるより、家の中の何気ない動き中で起きています。

転倒の原因となる状況は各家庭で違いますが、先ずは床にモノを置かない!ことが最善策です。日々の整理整頓が最悪の事態を回避する低コストで効果的な方法です。

転倒が原因で骨折し寝たきりになると、人の助けを得て生活するなど、経済的にも精神的にも莫大な負担に見舞われかねません。

家の中での転倒防止に、万全な対策をしつつも、限られた予算の中で、最大限の効果を発揮する安全対策は、日々の整理整頓と清掃に尽きるように思います。

安全対策における支出は、将来の自分と家族への必要な投資と思い、事故が起きてから対策するよりも、起きる前に対策する方が安い費用で投資効果が高いと考えます。

浴室と洗面室のリフォームで良かったこと!

➀洗面室と浴室の間仕切りを全面ガラスにしたことで明るく開放的になった。

②浴室の床に足を踏み入れたときのヒヤッと感が無くなった。

③浴室の床で滑る不安感が無くなった。

④外の窓ガラスの断熱性が上がり冷気が無くなった。

⑤浴室排水口の掃除がしやすく清潔感が高まった。

⑥浴槽中のベンチが上げ底になり節水効果があった。

⑦浴槽が浅くなり、またいだ時の身体の不安定が無くなった。

⑧天井からポタリと水滴が落ちてこなくなった。

⑨洗面室の収納棚に非常用水ポリタンクや非常用トイレを常備できた。

⑩洗面室、浴室ともに喚起が良くなり湿気とカビの発生が無くなった。

浴室と洗面室のリフォームの目的は、洗面室と浴室の間仕切りドアをガラス窓にすることでした。
浴室と洗面室の断熱効果をあげることや、滑らない床材の使用、カビが発生しにくい浴室など、事故防止や安全対策以上に、快適性を求めたリフォームが一般的ですが、「浴室で倒れている」場合の、一刻も早い対応を想定した、一目で状況を確認できるガラスドアにすることも、躊躇なく救出する体制を整えることであり、本来のリフォームの目的の一つであってもいいと思いました。