低料金なのに、価格以上の満足な宿100選、福島「旅館大黒屋」

 

費用は全て自前、だからこそ、「価格以上の満足な宿」だけを選りすぐってご紹介したいと思います。

古代ギリシアの医者ヒポクラテス
薬で治らなければ、手術で治すことができる。
手術で治すことができなければ、熱によって治すことができる。
もし熱によって治すことができなければ、それは不治の病だろう

日頃から、病気にかかったと思う瞬間、また、急に治ったと思う瞬間、そんな瞬間をみなさん感じたことありませんか!

女性にはないかも知れませんが、男性には気に入った温泉に入ったとき、思わず「あぁ~」とか「おぉ~」とか「極楽極楽」と思わず声が出てしまうことがあります。

温泉に浸かって体を温めることで、乳酸などの疲労物質とストレスが一緒に出てしまい、その喜びが、思わず声になって出るのではないかと勝手に想像しています。

特に、42℃以上の熱い湯は、交感神経が緊張や興奮をもたらし、37℃~40℃のぬるめの湯は、副交感神経が気分をリラックスさせ、体を心地よくしてリフレッシュさせると言われています。

そんな自律神経をぜひ正常にしたいと思っている人に、格別の源泉かけ流し加水加温無しの宿をご紹介したいと思います。

今回の「価格以上の満足な宿」は、甲子温泉 旅館大黒屋(かしおんせん りょかんだいこくや)です。

旅館大黒屋は、那須連峰の最北に位置する甲子山(かしざん)の登山口にあたり、四季を通じて愛され続ける秘湯の一軒宿です。

甲子温泉大黒屋は、1384年に州安和尚が、きのえね(甲子)の年に発見したことから、甲子温泉の名がついたと言われており、ブナ原生林の標高800mに位置する「日本秘湯を守る会」の宿です。

 

旅館大黒屋の、内風呂の櫻の湯(女湯)、恵比寿の湯(男湯・女湯)はちょっと熱めですが、大岩風呂(混浴)は、縦5m横15m深さ最大1.2mの湯船の中で、湯口から流れ出す44~45℃の温泉と、岩盤の足元から自噴する31~34℃の透明なお湯がそれぞれ混ざり38℃から39℃のやわらかく、やさしいお湯が体の芯まで温め、心身ともにリラックスさせる温泉です。

 

甲子温泉旅館大黒屋へ電車で行くには、JR東北新幹線、JR東北本線で新白河駅下車です。
宿泊者は旅館大黒屋の無料送迎バスが迎えに来てくれます。

車で行く場合は、東北自動車道白川ICから国道289号線から約40分で行くことができます。

289号線を白河方面からは20km位ですが、トンネルが3つあり、そのトンネルを出てすぐの「奥甲子温泉の標識」を左折です。ゆっくり走らないと標識を見過ごしてしまいます。雪が降っているときは特に注意が必要ですね。

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以前、ご主人からこの旅館は3回建て替えたと聞いたことがあります。純和風の清潔感のある部屋は8畳又は10畳に洋間、ベッドルーム、掘り炬燵間を併設し機能的に蘇られさせてきた温泉宿です。
また、離れには江戸時代の文化財の木造建築の部屋もあります。

 

1人一泊二食で15,000円から20,000円足らずの宿泊料で、温泉はもちろん質の高いサービスを提供できる施設はいつまでも続けて欲しい宿の一つです。予約が取りづらい宿として、また、根強いリピート客がいることが宿の信頼の証だろうと思います。

 

夕食も朝食も、山の宿らしく東北ならではの食材を繊細かつ丁寧に料理し、料理人が素材の味を最大限に引き出しもてなしていることが十分伝わってくる満足できる料理です。

 

食事が終わり中庭に目をやると、餌付けしたテンがエサを食べにくる様子が見られます。他では見ることが出来ない希少動物もまたスタッフの一員としてもてなしています。

 

 

住み慣れた土地を離れ別の環境で療養する転地療養は、普段の生活と違う環境に身を置くことで身も心も元気になるといいます。

高層ビルの最上階のレストランで食事をしたり、高山植物を見に山登りしたり、船上から陸を眺めたり、場所を変えるだけで一瞬にして転地効果を発揮します。

秘湯の温泉に行こうと思った瞬間から、楽しい気分が幸福感を増し、仕事の悩みや疲れを吹き飛ばし天地効果を発揮します。

温泉めぐりは安価で効果的な転地療養だと思います。
日頃から、温泉(温泉宿・ホテルで癒しホスピタリティ:ホテルとホスピタルの語源)を得ることができれば、心身ともに元気になり病院ホスピタルに行く必要が無くなります。

温泉は、傷んだこころとからだを病気から守る客観的行動です。
ぜひ、温泉に行って病気予防の実践をしましょう!!

 

■あとがき:

 「低料金なのに価格以上の満足な宿」を書こうと思った動機です。私は、東日本大震災が起きた時、仙台で勤務していました。

1000年に一度の大地震、最も大きな被害をもたらしたのは「津波」でした。幸い、仙台市内では、家財が壊れただけで家族共に無事でした。ただ、電気が止まり、ガスが止まり、水が出ない生活は初めての経験でした。

時間が経つにつれ、お湯に浸かりたいと思いました。そんな折、東北各地の旅館で、被災者を受け入れると宿泊料を補助するという復興支援制度ができました。

お陰で、方々の温泉宿を毎週のごとく巡り、源泉かけ流しの加水加温なしのパワーを知ることになりました。

それまで、温泉は豪華な建物に、豪華な食事、着物を着た仲居さんから走り回る娯楽リゾート地でした。

源泉かけ流しの加水加温無しだからこそ、24時間いつでも入浴でき、低料金なのにリッツカールトンのクレドにも勝る宿があることに驚きました。

当時、金曜日の晩から泊まって月曜日の朝、温泉宿から出勤することもありました。温泉の素晴らしさもさることながら、こんなにも「お金と時間」を効果的に使えることに感謝でした。

一人でも多くの人に、効果的な「お金と時間」を経験して貰いたいと思いこの記事を書くことにしました。

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