2017退職したあとの生活とお金

 

はじめに

65歳で退職したあと夫婦2人が30年間生活したとして、お金はいくら必要なのか、総務省家計調査の資料と生命保険文化センターの資料を参考に実際に必要になるお金を検証してみました。
一般的な生活に必要なお金と、ゆとりある生活を送るお金にどれだけのお金の違いがある。また、ゆとりある生活資金の根拠はどこからきているのか。さらに、お金が足りない場合にどうしたらいいのか。私個人の生活と照らし合わせ模索してみました。
そもそも、自分にとって最もゆとりある生活とは何なのか。一つずつ問題を克服し結論に辿り着きたいと思いました。

 

退職後いくらのお金が必要

2016年総務省家計調査の資料で、高齢者夫婦無職世帯は一か月23.8万円が必要だったというデータがあります。30年間では8568万円(月23.8万円×12か月×30年)のお金になります。

2016年総務省家計調査(無職世帯)

 

同じ2016年総務省家計調査のデータです。65歳以上で二人以上の世帯
(無職世帯ではない)の家計支出です。無職世帯との違いをみるため引用しました。
無職世帯が月額で11,372円低い結果でした。
総務省 月額 年間 構成比
食費 70,192 842,304 28.2%
住居費 14,262 171,144 5.7%
光熱水道費 21,201 254、412 8.5%
家具家事用品 9,687 116、244 3.9%
被服及び履物 7,593 91,116 3.0%
保険医療費 15,256 183,072 6.1%
交通通信費 28,390 340,680 11.4%
教育・教養娯楽 26,048 312,576 10.5%
交際費 26,251 315、012 10.6%
その他支出 30,183 362,196 12.1%
合     計 249,063 2,988,756 100.0%

ゆとりある生活にいくらのお金が必要

65歳で退職後、夫婦2人が共に元気で95歳まで生きたとして、30年間のゆとりある生活の総額は1億2600万円(月35万円×12か月×30年)必要とされ、30年間に必要とされる一般的な生活の総額は8568万円(無職世帯23.8万円×12か月×30年)であり。ゆとりある生活を送るには4032万もさらに多く必要になります。

ゆとりある生活の月額35万円は、総務省統計局の平成29年2月17日公表の家計調査報告―平成28年平均速報結果の概要―から引用、40歳未満の世帯は月額約26.1万円、40~49歳の世帯は31.5万円、50~59歳の世帯は34.3万円、60~69歳の世帯は27.7万円、70歳以上の世帯は23.8万円とあります。月額35万円というのは50~59歳代の金額が一つの指標になっているとも思われます。

また、生命保険文化センターが行った意識調査の資料では、夫婦2人の老後の生活は最低月額平均22万円必要であり、「旅行やレジャー」「身内とのつきあい」「趣味や教養」がゆとり生活部分として、月額平均12.8万円が追加で必要としており、合わせるとゆとりある生活は月額約35万円という結果になっています。総務省の家計調査無職世帯の月額23.8万円及び無職世帯ではない24.9万円とは必要金額の違いが若干あります。

23.8万円という金額は実感としては、退職2年目の私の生活には不足のない金額だと思いますが皆さんは如何でしょうか。但し、一貫2000円の鮨と一皿200円の寿し、どちらにも卓越した技があり、満足感をどこで得るかは其々の優先順位が違います。また、源泉かけ流し加水加温なしの温泉宿は、付帯施設は不便なものの超低価格の施設が多く十分な旅情感と満足感があります。一方、都心のホテルにも非日常を演出したプライベート感満載の施設も多くあり、限られた予算の中でいろんな選択肢を残し生活できれば幸いだと思います。

ゆとりある生活に足りないお金

ゆとりある生活の金額35万円の算出は、持ち家であり、夫婦2人が共に健康で95歳まで生きて、夫は厚生年金と基礎年金、妻は基礎年金を受給していることを前提にしています。。夫婦2人の一般的年金収入を年額264万円(月額22万円)とし、30年間の年金収入総額は7920万円22万円×12か月×30年)=とします。1億2600万円から7920万円を引くとゆとりある生活の不足額は30年間で4680万円(年間156万円)になります。

退職金を組み入れると不足額は変わりますが、退職祝いに夫婦で豪華客船に乗った。退職祝いにあこがれの車を買った(私)。突然会社が潰れ退職金が出なくなった。子供や孫に散財した。親兄弟で海外旅行に行った。終の棲家をリフォームした(私)。無事退職まで勤め上げた感謝の気持ちを形にしてで散財するとあっと言う間に無くなってしまいます(私)。もちろん、退職金を冷静に老後資金として適切に管理すれば4680万の不足額は大幅に減額できることは言うまでもないことです。

日本年金機構から送られてくる「ねんきん定期便」を確認する必要があります。夫婦2人の年金月額を22万円と仮定し、退職金は考慮せず、住宅ローンおよびその他借金は完済、預貯金及び有価証券等の資産も考慮せずとした前提において4680万円の不足としています。ゆとりある生活の30年間に不足する4680万円(年額156万円)は、家庭の個々の事情を推察するのは困難と承知した上で其々の家庭で考慮しなければ正確な金額を出すのは難しいです。

 

ゆとりある生活の見直しと対策

〇生命保険文化センターの調査による、ゆとりある生活に必要とするお金月約13万円は、旅行やレジャー、身内とのつきあい、趣味や教養に使うお金として年間156万円の金額が必要になります。

〇年間156万円の予算を例えば、旅行やレジャーに100万身内とのつきあい30万趣味教養に26万に分けた場合、仮に、旅行やレジャーの100万円の内訳を、仮に宿泊費・交通費・お土産で2人1泊5万円の出費としたすると年間20泊に相当しますので、年間12泊に抑え8泊分40万円をカットします。

〇身内とのつきあい費用30万円は、「私たちは年金暮らしのため中元歳暮は辞退申し上げます」と絵手紙などに変え身内とのつきあい費用20万円をカットします。

〇趣味・教養の費用はそのままにしておきます。ホスピタリティを得るための趣味や教養は病気を予防し健康寿命をあげる可能性が高く病院(ホスピタル)にお金を使わなくて済み安上がりだと思います。

◎結果として、旅行費用を40万円(1泊5万円×8泊)と身内とのつきあい費用を20万円、合計60万円を削減した場合、ゆとりある生活の予算年額4680万円(年156万円)から年額2880万円(年96万円、月額8万円)まで下がります。

〇月額8万円はシルバー人材センターで植木の剪定、清掃、駐車場管理、介護サービス、家事・援助サービス、育児・支援サービス、親孝行代行サービス、空き家管理、買い物支援、修学旅行 班行動等の付添いなどの観光案内などの様々な職種から仕事を選び獲得できる収入の範囲です。

〇また、アフィリエイトやブロガーになって、ネット・ビジネスで広告収入を得ることも出来ます。結局、健康と生き甲斐を求め何らかの仕事をすることが、ゆとりある生活を叶え、生きる張り合いと同時に一石二鳥のチャンスと理解したいと思います。

 

そもそもゆとりある生活とは

夫や妻、友達がいればこそ、あの感動した瞬間をもう一度体験したい、あの幸せだった瞬間をもう一度味わいたい、出来れば自分が最も光輝いていた瞬間にもう一度触れてみたい、その夢や希望を叶える手段としてお金は大切な役割を果たします。大切だからこそ苦労して手にいれたときの喜びは大きくなります。私にとって、ゆとりある生活とは流れる雲のごとく、流れる水のごとく生きることができれば幸せだと思っています。

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