足立美術館3つの驚きと鷺の湯

 

広大な敷地に1つ目の驚き

 

京都から足立美術館へは、中国自動車道と米子自動車道を使い片道 300km 約 4時間の行程でした。ETCは平日料金で 6,760円でした。

最初の目的地足立美術館は、安来インターチェンジから7、8km先にありました。ナビは目的案内の終了をしましたが、目指す建物は広~い敷地のはるか遠くに霞むようにしか見えず、新しいナビの信頼度がまた一つ下がった思いでした。

広大な敷地を大きく回り込むと、遠くに見えていたのは今日泊まる旅館と土産物屋でした。広大な敷地は建物裏手にある巨大な駐車場でした。400台以上駐車可能な無料の駐車場とのことでした。

その広大な駐車場が埋め尽くされると、一体どれだけの人が溢れかえるのか、想像を絶する光景に最初の驚きと恐怖さえ覚えました。

 

足立美術館窓口

高速道路で休んでいるとき、足立美術館に向かうグループが「ここのコンビニで前売りチケット買っとくと 100円安いよ!美術館人が多くて並ぶのが大変!」との情報をキャッチして即座に2枚 4,400円で前売りチケットを購入しました。結果、大正解でした!

 

足立美術館の金曜日午後 1時は、それほど多くのお客さんが並んでいたわけではありませんが、多くの外国人観光客がチケット売り場で混雑し窓口を塞いでいました。高速で買ったチケットのお陰で並ぶことなくスッーと入場でき値引き以上の価値がありました。

入場して直ぐ、音声ガイドを1台 500円を2台借り音量を調整しながら最初の枯山水庭園を目指しました。

 

アッ! 窓ガラス 2つ目の驚き


正面に飛び込んだ枯山水は、中尊寺の金色堂と同じように、窓ガラスとガラス枠が庭園の絶景をさえぎっていました。建物内からの光景なので当然かも知れませんが、その違和感に今日2つ目の驚きがありました。大観の白砂青松を模写したといわれる枯山水は、窓ガラスの額縁に映る絵画のようでした。

 

一旦外に出て見ると、窓越しにみる景色とは大違いで木々の緑、青い空、白い砂と遠くの山々の借景は絶妙なバランスを生んだ最高の庭園だと思いました。
1年 365日、休みなしで開館しており、季節や天候による自然も背景にした庭は創設者の厚い思いが伝わるようでした。

 

神話の国出雲の地ならではと思いながらも、何百キロ先からこんな田舎町を目指し、人々が押し寄せることを見越した創始者は、まさに神がかり的存在だったと思います。「ここに造れば人が来る」といったケヴィン・コスナー主演のフィールドオブドリームス を思い出しました。また、美術館で働く場を作って閑散地域に新たな雇用を創出したこともまた偉大な功績だと思いました。

 

足立全康画伯に3つ目の驚き

足立全康さんご本人が書いた絵画が喫茶室「 翆」にありました。誰にも気付かれないようにひっそりと壁にかけてありました。足立美術館学芸広報部の武田亘さんにメールを送って聞いてみると、100点ほどの絵画を描かれたとのことでした。特別に展示する予定もないとのことでした。

横山大観、富岡鉄斎、榊原紫峰、上村松園は言うに及ばず最高の画家ですが、壁に掛けられた足立全康の絵もまた世界一の美術館を目指した芸術家だったことに驚きがありました。

振り返ると館内はいつの間にか、人で溢れかえっていました。殺風景だった広大な駐車場もバスや乗用車で一杯でした。休みの日は? さぞ凄いだろうなぁと思い美術館を後にしました。

わがまま・気ままな足立美術館
5段階総合評価🌸🌸🌸🌸🌸

 

 

さぎの湯温泉安来苑に宿泊

島根県には泉質も様々な温泉が60カ所以上あります。今日の宿泊は、源泉かけ流し加水加温なしの旅館です。

当日は貸切状態でした。「どじょうすくい」が有名なだけあって、どじょうの柳川鍋、どじょうのてんぷら、美味かったです。

どじょうの僅かな泥臭ささと苦み、それに脂身の旨さが格別でした。どじょうがもつ本来の風味を活かした味わい深い料理でした。東京の本場より美味いかも知れません。

旅館は古いですが掃除がよく行き届いており清潔感がありました。温泉は源泉かけ流しの温泉で湯あたりは大変良かったですが、脱衣場がもっとすっきりしていればより満足度の高いお宿だと思いました。何しろ1泊2食税込みで2人の宿泊料は21,000円は十分なコストパフォーマンスがありました。また、皆さんの暖かいおもてなしにも感謝です。

 

 

わがまま・気ままな安来苑
5段階総合評価🌸🌸🌸 

❶前向きなもてなし(従業員の向上心) : 🌸🌸🌸
❷食事の美味しさ(料理の勢い)    : 🌸🌸🌸
❸風呂 (湯の鮮度と旅情感の演出)     : 🌸🌸🌸
❹くつろぎと安心感(五感の居心地)     : 🌸🌸🌸
❺宿泊料金(精算後の費用対効果)      : 🌸🌸🌸🌸❻旅立ち(心に響く最後のお見送り)     : 🌸🌸🌸
❼リピート(また、ぜひ行きたい!)     : 🌸🌸🌸