義母が「カギ」をかけ忘れないための衝撃の行動2023

定年退職前に止めるとこと 残クレで買った車はお金に出来ない

目次

残価設定クレジット(ローン)通称残クレ(ザンクレ)

残価設定クレジット(ローン)、残クレ(ザンクレ)は、
新車購入時から3年後や5年後に、
下取りできる価格(残価)を車の販売店が設定、
新車価格からその残価を差引いた金額を分割払いで購入する方法です。

新車価格の50~70%くらいの価格で新車を購入でき、
支払期間が終了したあと、新車に乗り換えるか? 
残価を全額払って乗りつづけるか? 
ディーラーに車を返却するか? 
3つの選択ができる車の購入プランです。

 

 

残価設定クレジット6つのメリット

❶事前に、販売店が決めた下取り価格(残価)を差引いた価格で、
新車を購入できるので、月々の支払いが低くなる。

❷まとまった頭金を入れなくても、月々の支払いを下げることができる。

❸3年で新車を乗り継げ、車検代等の費用がかからない。

❹下取り価格(残価)が保証されているので、中長期の資金計画が立てやすい

❺自家用車の営業転用が可能で補助金がでる場合など支払いが更に低くなる。

❻軽自動車、SUV、PHV、スポーツカー、高級セダンまで何でも好きな車が選べる。

 

 

残価設定クレジット7つのデメリット

❶金利は残価を含めた総額にかかるため、支払い手数料の総額は増える

❷月間走行距離に制限があり、追加料金が発生する。

❸事故等で傷がつくと追加費用が発生する

❹好みや使い勝手に合わせて、見た目や機能の仕様変更はできない

❺車種によっては、「残価」より中古車市場価格が高くなることがある。

❻乗り換える場合は同じメーカーの車になる。

❼残価設定クレジットを運用している場合、本人は車の使用者に過ぎず、
車の所有者は自動車ディーラーなので、売却し現金化は出来ない

 

 

残価設定クレジット(ローン)は有効な手段・・?

自動車の信頼性や耐久性が向上し、自動車の耐用年数が伸びてきており、
下取り車の品質やコストなど、中古車市場も充実してきたように思いますが、
「残価」の設定価格の精度も高くなってきていることを期待したいものです。

退職前に、今まで乗りたくても乗れなかった車に、
どうせ買うなら憧れの車を! という思いにもなりますね!

しかしながら、最後に車を返却するときまで、内外装の傷や汚れ、
走行距離など、水害にも対応できる万全の車両保険など、
現実は、結構、冷静な対応を迫ってきます。


それでも、スポーツカーやオープンカーが生活にメリハリをつけ、
非日常生活を楽しむ手段としては、最高かも知れません。
そのためには、有効な手段だとも思います。

 

 

残クレ生活の、懐かしい思いで!!

残価設定クレジットを使って、約10年間に3台の車を乗り継ぎました。
トヨタのクラウンロイヤルサルーンV6DOHC、
最高出力256ps最大トルク32.0kg
新車で約500万円の車を所有するには、最適の選択だったと思います。

もっぱら仕事で営業車として使用していましたが、
営業責任者として、距離を走ることがなかったので、
残価設定方式には十分適していたように思います。

また、営業車両転用代として毎月26,000円の補助金が支払われ、
ガソリン代やオイル代も会社経費だったので、
高排気量の車でも十分維持することは可能でした。
そもそも、営業車にクラウンを転用できたのは、後にも先にもこの一台だけでした。何から何まで、いい時代のいい思い出です。

 

 

売却して現金化できない最大のデメリット。

自動車は残価設定クレジットを契約した本人が、
ローンやクレジットを完済するまでは、
自動車の所有権は、自動車販売店や信販会社の持ちものです(所有権留保)。

従って、廃車手続きを行ったり、売却することはできないので、
いざというときに、車を売ってお金にしようと思っても現金化はできません

長期出張や海外転勤、万が一の長期入院、死亡したときに、
契約期間中の月々の支払いの清算や、残価の清算手続きが必要になり、
第三者が精算手続きしなければならないことになります。
この、残価設定クレジットプランの一面です。
想定できる範囲で運用したいものです。

義母が「カギ」をかけ忘れないために衝撃の行動2023

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