義母が「カギ」をかけ忘れないための衝撃の行動2023

歯のクリーニング15,130円は、虫歯や歯周病を防ぐ自己防衛の先行投資!

目次

第1回目の受診(6月6日)と費用:

❶ 初診料:260点 (237点+23点を加算)
初診料237点:
歯科外来診療環境体制加算23点:
緊急時に医療事故の安全対策研修を修了した常勤歯科医師が1名以上配置した施設において点数が加算される。

 

❷ 医学管理等:150点
歯科疾患管理料100点:
う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯の欠損など継続的な管理が必要な患者に、患者と協働で継続的な管理、疾患の再発予防、重症化予防を行った場合に算定できる。

歯周病患者画像活用指導料10点×5回=50点:
歯周病に罹患している患者に対して歯周病検査を実施する場合において、継続的な管理を行うに当たって必要な口腔内写真を撮影し、療養上必要な指導を行った場合に算定できる。2枚目から1枚につき10点を所定点数に加算し、1回につき5枚まで算定できる。

❸ 検査料:400点
歯周精密検査400点:
4点以上の歯周ポケットの深さを測定、測定時に歯肉出血の有無、歯の動揺度、プラークチャートを用いプラークを染め出し付着状況を検査した場合に算定できる。

 

❹ 画像診断料:402点
デジタル歯科パノラマ撮影
を行ったときに算定できる。
上下の顎の全体の状態、歯や歯の根の形と本数、完全に歯が生えていない親知らずの歯、口の開け閉めのための顎関節の形、下の顎にある神経や血管が中を通る下顎管などが映る。顎のなかにできた腫瘍や、見えない袋状の炎症の発見に活用される。

 

❺ 処置料:68点
機械的歯面清掃処置68点:
歯科医師または歯科衛生士が切削回転器具及び研磨用ペーストを用いて歯垢や歯石を除去することで算定できる。

 

❻ その他検査料:3,240円(税込み)
だ液検査(サリバテスト)3,240円:
唾液を検査し虫歯リスクを判定。ミュータンス菌、ラクトバチラス菌、唾液分泌速度、唾液緩衝能を判定するための検査キットを使う。
検査を実施する患者本人が自己負担する検査。

点数小計:1,280点(12,800円)+実費:3,240円
請求金額の計算:12,800円×30%+3,240円
窓口支払い金額:7,080円

 

 

第2回目の受診(6月18日)と費用:

❶ 再診料:51点 (48点+3点加算)
再診料48点:
再診時歯科外来診療環境体制加算3点:
緊急時に医療事故の安全対策研修を修了した常勤歯科医師が1名以上配置した施設において点数が加算される。

 

❷ 医学管理等:80点
歯科衛生実地指導料80点:
主治の歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が15分以上の実地指導を行った場合に算定できる。

 

❸ 処置料:258点
スケーリング68点(3分の1顎につき)
歯周基本治療として、歯周病の炎症性因子の減少又は除去を目的とする処置で、歯周病検査等の結果に基づき必要があると認められる場合に実施。
スケーラーという器具を用い歯面に沈着したプラーク(歯垢)、歯石、歯面沈着物を機械的に除去する。

スケーリング38点×5回=190点:
3分の1顎を増すごとに38点を加算する。

点数小計:389点(3,890円)
請求金額の計算:3,890円×30%
窓口支払い金額:1,170円

 

 

第3回目の受診(6月27日)と費用:

❶ 再診料:51点 
❷ 検査料:100点
歯周基本検査100点:
1点以上の歯周ポケットの深さを測定、ポケット測定時に歯肉出血の有無、歯の動揺度検査を行ったときに算定できる。

 

❸ 処置料:632点
スケーリング・ルート・プレーニング:プラークコントロール(SRP):
歯周治療の基本的処置。

SRP(前 歯)60点×6=360点:1番(中切歯)、2番(側切歯)、3番(犬歯)
SRP(小臼歯)64点×2=128点:4番(第一小臼歯)、5番(第二小臼歯)
SRP(大臼歯)72点×2=144点:6番(第一大臼歯(6歳臼歯)、7番(第二大臼歯(12歳臼歯)、8番(第三大臼歯(親知らず)

点数小計:783点(7,830円)
請求金額の計算:7,830円×30%
窓口支払い金額:2,350円

 

 

第4回目の受診(7月11日)と費用:

❶ 再診料:51点 
❷ 医学管理等:100点
歯科疾患管理料100点:
う蝕、歯肉炎、歯周炎、歯の欠損など継続的な管理が必要な患者に、患者と協働で継続的な管理、疾患の再発予防、重症化予防を行った場合に算定できる。

 

❸ 処置料:544点
SRP(小臼歯)64点×4=256点:
SRP(大臼歯)72点×4=288点:

点数小計:695点(6,950円)
請求金額の計算:6,950円×30%
窓口支払い金額:2,090円

 

 

第5回目の受診(7月18日)と費用:

❶ 再診料:51点 
❷ 医学管理等:130点
歯周病患者画像活用指導料10点×5回=50点:
歯周病に罹患している患者に対して、歯周病検査を実施する場合において、継続的な管理を行うに当たって必要な口腔内写真を撮影し、療養上必要な指導を行った場合に算定できる。2枚目から1枚につき10点を所定点数に加算し1回につき5枚まで算定。

歯科衛生実地指導料80点:
主治の歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が15分以上の実地指導を行った場合に算定できる。

 

❸ 処置料:632点
SRP(前歯)60点×6=360点:
SRP(小臼歯)64点×2=128点:
SRP(大臼歯)72点×2=144点:

点数小計:813点(8,130円)
請求金額の計算:8,130円×30%
窓口支払い金額:2,440円

 

 

今回の受診の集計と総費用:

初診料:260点×1回

再診料:51点×4回=204点

医学管理等:150点×1回
医学管理等:130点×1回
医学管理等:100点×1回
医学管理等:  80点×1回

検査料:400点×1回
検査料:100点×1回

処置料:  68点×1回
処置料:258点×1回
処置料:632点×2回
処置料:544点×1回

保険請求点数:3,960点(39,600円)
(医療機関から国民健康保険団体連合会に診療報酬を請求)

自己負担小計:3,240円
(保険請求できない行為を医療機関が患者に実費で請求)

請求金額の計算:39,600円×30%+3,240円
(保険請求の30%と自己負担金を合計した金額を患者に請求)

個人の支出金額:15,130円

 

歯のクリーニングは虫歯や歯周病予防の先行投資!

「歯のクリーニングは3か月ごとに!」と、
歯医者が言いますが、3か月で付着する歯垢をとることが、
虫歯や歯周病の予防になるからとの理由です。

「予防歯科」を標ぼうしている歯科では、
歯磨き、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方など、
適切な指導の下、日々のホームケアを続けることで、
1年に何回も歯のクリーニングに受診する必要はないと思います。

予防医療を行っている歯科は、
削って、詰めて、抜くだけの歯医者とは違います。

口の中をキレイにして、健康寿命を全うするため、
歯のクリーニングは、必要不可欠な先行投資だと思います。

義母が「カギ」をかけ忘れないために衝撃の行動2023

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